From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
この記事は、
「買ってはいけない高配当株の共通点」
について特集します。
買ってはいけない高配当株、たった1つの共通点
時価総額1000億円の日本株を対象に、
予想配当利回り別の成績を調べました。
その結果、
予想配当利回りが4%以上の
高配当株は株価が上がりやすく、
予想配当利回りが4%未満の
高配当株以外は停滞しがちでした。
つまり、
高配当株は配当をたっぷり貰えて、
株価も上がりやすく一挙両得できた!
高配当株でない株はインカムが少なく、
しかも株価も上がりにくくダメだった!
ということです。
この結果をみるかぎり、
「高配当株は買い!」
と言えるでしょう。
しかし、
買ってはいけない高配当株もあります。
それは減配しそうな高配当株です。
減配しそうな高配当株は買ってはいけない
なぜ、減配しそうな高配当株は、
買ってはいけないのでしょうか?
その理由はシンプルです。
「いまは高配当株だけれど、
今後、高配当でなくなる株」は
今後、配当が減ってしまううえ、
値上がり益も期待できないのです
むしろ、配当が減ると分かったら、
株価が売られ下がる恐れがあります。
だから、
減配リスクが高い高配当株は、
買ってはいけないのです。
買ってはいけない高配当株のパターン集
買ってはいけない高配当株の、
4つのパターンを紹介します:
買ってはいけない高配当株のパターン1:特別配当・記念配当
分かりやすい例が
特別配当や記念配当です。
これらの配当は
あくまで「特別」なもので、
一過性に過ぎない場合があります。
特別配当や記念配当をきっかけに、
高配当を維持できるなら良いですが、
すぐに特別配当や記念配当が剥落して、
高配当株でなくなってしまう場合は、
買ってはいけないと言えるでしょう。
買ってはいけない高配当株のパターン2:配当性向100%超
ほかにも、配当性向が100%を超え、
配当を維持できない高配当株も危険です。
業績が急拡大するなどして、
減配せずに乗り切れるなら、
買っても良いでしょうが、
そのうち高配当株でなくなるなら、
減配で株価が下がる恐れがあります。
買ってはいけないと思います。
買ってはいけない高配当株のパターン3:業績悪化
業績悪化で減配しそうな株も
買ってはいけない高配当株です。
「シクリカル株」と呼ばれる
景気で循環する株などは別として、
多くの株はいちど業績が悪化すると、
とことん悪くなっていきます。
いちど業績が悪くなると、
立て直すのが大変ですから、
買ってはいけません。
買ってはいけない高配当株のパターン4:ビッグマウス
業績予想が背伸びし過ぎていて、
未達になりそうな高配当株も、
買ってはいけないです。
とある研究によると、
ビッグマウスな業績予想ほど、
未達になることが多いそうです。
それもそのはずで、高い目標は、
達成がむずかしくなるからです。
投資家の期待を煽るだけ煽って、
「配当できませんでした、てへぺろ」
という高配当株もたまにあります。
こういう高配当株も、
買ってはいけません。
まとめ
高配当株を買うと配当と値上がり益を、
一挙両得できるポテンシャルがあります。
しかし、
一見、魅力的に見えても、
減配リスクが高配当株は、
株価が下がるリスクが高く、
買ってはいけないです。
中原がよく見かけるパターンとしては、
- 特別配当・記念配当
- 配当性向100%超
- 業績悪化
- ビッグマウス
に当てはまる高配当株は、
減配リスクが高く危険です。
高配当株もピンキリですから、
減配リスクなものを避けて、
むしろ増配しそうなものを買って、
手堅く一挙両得を狙いたいですね✨
– 中原良太
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