円高で上がる株の特徴と見つけ方

銘柄選び
この記事を書いた人

個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

この記事では、
「円高で上がる株の特徴」と、
見つけ方について特集します。

円高で上がる株の特徴と見つけ方

円高で業績が改善する株は、
業績改善で企業価値が高まって、
円高で上がる株だと考えられます。

では、円高で業績が改善する株には、
どのような特徴があるのでしょうか?

ざっと要因をリストアップすると、
以下の2点が重要だと考えています:

外貨建てのコスト比率が高い

輸入品を多く使用する企業は、
円高によって輸入コストが下がります。

コストが下がれば利益が増えるので、
株価も上がると期待できます。

具体的なセクターとしては、

海外に工場を持つ製造業や、
輸入販売を行う小売業などです。

円建ての売上比率が高い

売上が外貨建てだと、
円高になると売上も減少するため、
円高でも業績が改善しません。

以上をまとめると、

改善するのは、
円高で外貨コストを抑えつつ、
円建てで売上を維持できる会社

に限られます。

円高で上がる株の見つけ方(例)

円高で上がる株を見つけたい場合、
中原なら以下の方法を検討します:

本業が輸入業

円高で業績が改善するのは、
「外貨で買って」「円で売る」
というビジネスに限られます。

原材料を外貨で仕入れる、
外貨で資金調達し利息を払うなど、
外貨コストが多いほど円高が有利です。

具体的にはニトリHD(9843)が好例で、
同社は円高で株価が上がる傾向があります。

原材料費が円高で抑えられる

輸入業という名目ではないものの、
原材料費が円安で値上がりする場合、
円高がコスト圧縮になることがあります。

たとえば、電力会社などは、
円高で燃料の輸入コストが下がるので、
円高が有利に働くと期待できます。

他にも、原材料に石化製品を使う会社は、
たとえばサンゲツ(8130)がそうですが、
円高で原材料費が下がり有利だと思います。

業績予想前提の為替レート

業績予想前提の為替レートが、
現状よりも円高となっている場合は、

円高メリット企業が業績予想を
上方修正しやすいと期待できます。

逆に、

円高メリット企業だとしても、
予想前提がかなり円高であれば、
下方修正を出すリスクがあるので、
避けたほうが無難な気がします。

為替ヘッジの有無

輸入企業の中には、
為替変動をヘッジするために、
対策をしている会社もあります。

ヘッジがあると円安になっても、
業績が悪化しにくいですが、

逆に円高になったときには、
業績が伸びなくなります。

有価証券報告書の中などに、
為替ヘッジに関する注記が、
書かれている場合があります。

円高による業績改善を狙う場合は、
為替ヘッジがない会社が狙い目かも。

まとめ

日本には輸出企業が多いので、
「円安で上がる株」は多いです。

その一方で、輸入企業は少なく、
なかなか「円高で上がる株」は
見つけづらいと思います。

筆者が知っている範囲だと、
ニトリ(9843)や電力会社、
サンゲツ(8130)あたりかと。

過去の円高で上がった株を探したり、
収益モデルを分析したりすることで、
円高で上がる株は見つかると思います。

業績予想前提と比べて、
円高が進んできたときには、

これらの点に注目してみることで、
ひと稼ぎできるかもしれないですね😀

– 中原良太

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