PERは高い方がいい?10年分の株価データを調べた結論

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この記事を書いた人

個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

この記事では、
「PERは高い方がいいか」について
10年分のデータで調べた結論を特集します。

「PERは高い方がいい」データは、ほぼなし

まず全体的な話として、

「どんな株もPERが高いほうが
株価が上がりやすいのか?」

について調べました。

しかし、

何百回とデータ分析しましたが、
「PERは高い方がいい」という
明らかな傾向はなかったです。

東証グロース指数が良い例で、

東証グロースにはPERが高い株が
ひしめきあっているんですが、

同指数は10年近く横ばいで、
ほとんど上がっていません。

「PERは高いほうがいい」というのは、
かなり怪しい暴論と言えるでしょう。

どんな会社の株にも、
「適正株価」がありますから、

PERが高いせいで
適正株価より高けりゃダメだし、

PERが高かったとしても、
適正株価が安けりゃ良いかと。

「PERが高いほうが良い」特殊な状況

あれやこれやと調べてみたところ、

ごく一部の特殊な状況に限っては、
PERが高い方がいい場合がありました。

具体的には、

  • 時価総額が小さい
  • 業績が急激に伸びている
  • 利益率が小さい(投資フェーズ)

という3点を満たす会社は、

PERが高い方がいい場合が多かったです。

これら3点を満たす会社は、
業績拡大とともに収益性が改善し、
一気に利益が出るようになるので、
PERが高くても良いんだと思います。

いままで赤字だったグロース企業が、
「黒字転換して一気に低PERになる」
ことがありますけど、

その前段階を狙う感じですね。

PERは「期待」と「人気」の表れ

中原も長いこと投資してますが、

「PERが高い方がいい」というのは、
若くて面白いからなのだと思います。

新興企業は若い社長が率いていて、
イケイケでガツガツしています。

宝くじの「サマージャンボ」みたいな、
夢が詰まった会社がたくさんあるんで、

だからこそ、
「PERは高い方がいい」
と言われるんだと思います。

とはいえ、
「人気な株が上がるか?」
「期待されてる株が上がるか?」
というと、そうとは限りません。

PERが高い企業は、
かなり期待されているので、

期待を裏切る決算が出ると、
際限なく株価が下がります。

期待を超えれば逆も然りですが、
ただでさえ高かったハードルを、
越えられる会社は多くないです。

PERが低い会社は、
期待されてない会社ですが、

低いハードルを超える数字が出れば、
株価が化ける可能性もあります。

「PERが高い方がいい」とか
「PERが低いのはダメ」とか、

期待や人気で判断するんじゃなくて、
「世間の人気を越えられるかどうか?」
を見極めるのが大事でしょう。

結論

中原は、何度も繰り返し、
10年分のデータを集計しましたが、

「PERは高い方がいい」という
単純な結論にはなりませんでした。

あくまでPERは投資家の期待の表れであり、
期待を裏切るか超えるかで株価が動きます。

それでもあえてPERが高い株を買うなら、
時価総額が小さく、業績が伸びていて、
利益率が低い所を見ると、

良い意味で期待を裏切られやすいので、
当てはまる株を探すと良いかもです✨

– 中原良太

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