スタグフレーションに強い資産、ここが違う

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この記事を書いた人

個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

この記事では、
「スタグフレーションに強い資産は何か?」
について、中原の考えをまとめました。

スタグフレーションに強い資産の共通点

本題へ移る前に、
そもそもスタグフレーションとは何か?
について、おさらいします。

スタグフレーションとは?

スタグフレーションとは
「経済が停滞する中で物価が上昇する」
状態を指します。

つまり、

景気が悪いにもかかわらず、
インフレが進行している状況です。

過去の事例として、
日本でスタグフレーションが起きたのは、
オイルショックがきっかけでした。

さいきんでもロシアのウクライナ侵攻で、
原油が高騰したのが記憶に新しいです。

生活費がみるみる上がるのに、
仕事がなかなか見つからない。
厳しい環境と言えます。

スタグフレーションに強い資産・弱い資産

「物価が上がるが景気が悪い」
スタグフレーションを言い換えると、

「モノ不足」
「カネ余り」
「ヒト余り」

が同時に起きる現象とも言えます。

経済では
「足りないものの価値が高く」
「余っているものの価値は低い」
というのが原則ですから、

スタグフレーションでは、
希少モノを沢山持つと得をして」
「余ったカネやヒトを抱えると損をする」

という構図になりそうです。

またオイルショックが起きるとしたら、
原油や石炭の権益を持つ会社の株が、
恩恵を受けそうですね。

逆に、

キャッシュばかりを抱えている会社は、
インフレで資産価値が目減りするし、

余ったヒトを抱えるような会社は、
めちゃくちゃな損を被るでしょう。

人材派遣会社とかに投資してると、
スタグフレーションで死にそう…💦

スタグフレーションに強い資産を見分けるチェックリスト

スタグフレーションに強い資産を
見分けるチェックリストを作りました。

よろしければご利用ください^^@

1. 供給ショックに対応できるか?

資源を供給する企業や
エネルギー関連企業など、

供給ショック時に
需要が高まる企業は強いです。

2. 供給過多の資産がないか?

インフレで希薄化する現金や、
生産能力が過剰な設備や労働力を、
多く持ってないか確認しましょう。

3. 負債を抱えすぎていないか?

高い負債を持つ企業は、
インフレで金利が上がることで、
利息が増えて潰れる恐れがあります。

まとめ

スタグフレーションでは、
景気が悪いにもかかわらず、
インフレが進行します。

モノ不足、カネ余り、ヒト余りの中では、

希少性の高い資源を持つ会社に投資したり、
余っている現金を持ちすぎないことや、
自分が余り物にならないことが大切です。

これらのポイントを押さえて、
上手にスタグフレーションに備え、
資産を守りたいですね🤔

– 中原良太

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