From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
この記事では、
「インフレに強い資産を見分けて、
うまく対策する方法」について
特集します。
インフレに強い資産を見分け、対策する方法
インフレに強い資産を見分けるために
インフレのメカニズムをおさらいします。
インフレの原因:カネ余りとモノ不足
インフレとはつまり、
物価が上がることを指します。
インフレが起きる原因は2つです。
1つ目の原因は「カネ余り」です。
お金の価値が下がることで、
相対的に物価が上がります。
例えば、
政府が大量の紙幣を発行すると、
希少価値が薄れて物価が上がります。
2つ目の原因は「モノ不足」です。
モノの希少価値が上がることで、
相対的に物価が上がります。
たとえば、
自然災害で農産物の供給が減ると、
価格が上昇することがあります。
インフレに強い資産:供給が増えないもの
ここまでの視点を持つと、
「足りないものは価格が上がる」
ということが分かります。
よって、
インフレに強い資産を見分けるなら、
「簡単には供給が増えない」ことが、
大事な判断材料になります。
たとえば、不動産が好例です。
地球の大きさには限りがあり、
国土は自由に増やせませんため、
供給には限りがありますからね…。
インフレに弱い資産:供給過剰になりやすいもの
一方、インフレに弱い資産もあります。
希少性が維持される資産ほど、
インフレに強い資産なのに対して、
簡単に供給過剰になる資産は、
インフレに弱い資産となります。
たとえば、
最近では中国による鉄鋼や、
リチウムイオン電池の過剰生産が
問題となっています。
これらの製品は大量生産が可能で、
価格競争で値下がりしやすいです。
インフレどころか値下がりするので、
インフレに弱い資産と言えますね💦
インフレに強い株式を見分ける方法
株式投資においても、
「希少価値の高いものを売っていて、
その希少性が今後も薄れない会社」
に注目することが重要です。
たとえば、
高品質なブランド品や
特許技術を持つ企業は、
その希少価値のおかげで、
好業績を維持しやすいです。
一方で、
真似されやすい製品を
大量生産する企業は、
生産能力が過剰になりやすく、
価格競争に巻き込まれてしまい
不良資産になりやすいです。
最高のインフレ対策とは
以上のことを踏まえると、
筆者は
「希少価値の高い資産」を持つのが、
最高のインフレ対策だと考えます。
具体的には、
需要が根強い希少な不動産、
ブランド力のある企業の株式などが
良い投資先だと思います。
これらの資産はインフレ時でも
価値を保ちやすいと思います😁
まとめ
インフレに強い資産を見分けるには、
- 供給の増えにくさ
- 希少価値の高さ
という2点に注目しましょう。
希少価値の高い資産はインフレに強く、
インフレ対策にうってつけだと思います。
現金は今も大量に印刷されてるんで、
できれば希少価値の高い現物資産か、
それに匹敵する株を買いたいですねー🤔
– 中原良太
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