From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
この記事では、
金投資が「やめとけ」と言われる理由
について、筆者の考えを特集します。
金投資が「やめとけ」と言われる、最大の理由
筆者の認識では、
金投資が「やめとけ」と言われるのは、
「収入にならないし成長投資もされない」
というのが一番の理由です。
株を買えば配当金を受け取れるし、
配当されないお金は成長投資されます。
しかし、金投資をしても、
金がただそこにあるだけなので、
収入につながることはありません。
ただ物価に連動するだけで、
利回りも低くなりやすいです。
過去のリターン比較
1988年以降のリターンを調べると、
米国株式指数のトータルリターンが
純金を大きく上回っています。
S&P500指数は約35年で、
+4345.51%も上がりましたが、
純金の上昇率は、
+412.64%にとどまります。
このことからも、
「純金は現金より遥かにマシだが、
株式と比べると利回りがイマイチ」
と分かります。
もちろん、比較対象や期間によっては、
純金が勝っていることもあります。
とはいえ、
「収入にならないし成長投資もされない」
という純金の性質が変わらないかぎりは、
いずれ株式にリターンが抜かれるでしょう。
それでも金投資するケース
とはいえ、ここまでの話は、
「あくまで総括的な話」で、
金投資が合理的な場合もあります。
たとえば中原自身も、
2022年には米国株を売却して、
金投資をしていました。
金投資を決めた理由は、
- 株価指数が割高
- インフレがひどい
という2つが揃っていたからです。
当時の米国株式指数が割高で、
インフレよりも益回りが低かったです。
※当時のインフレは8%近くありました。
つまり、
「株で受け取れる配当や成長投資より、
物価が上がるペースのほうが早い」
という状況だったので、
株を買うよりも、インフレに備えて、
純金を持つほうが利回りが魅力的でした。
株が割高なときには債券を買うのが普通ですが、
当時は債券も割高でインフレに負けていたので、
消去法的に純金を買うしかなかったんですよね💦
その後、
「米国株は割高だからダメだけれど、
日本株は割安だから純金より良い」
と考えて、
2023年には日本株に移しました。
このように、
株や債券に投資するよりも、
金の方が魅力的に映るケースもあります。
このような状況は限られていますが、
選択肢の1つとして知っておくと、
いざというときに頼れますね😁
まとめ
改めてまとめると、
金投資が「やめとけ」と言われるのは、
「収入を生まず、成長投資もないから」
だと中原は認識しています。
特殊な環境を除けば、
金投資より株の方が利回りが高いです。
なので、
「基本的には株を買って放ったらかし」
「特殊な状況では金投資で守りを固める」
というのが良い気がします〜✨
– 中原良太
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