日経、寄り付き天井に😭
1/21、日経平均は見事に寄り天となりました。

1/20夜、トランプ大統領の就任式がありました。この就任式で関税についての話が出てこず、「思ったよりマイルド」と受け止められ、安心感から買い戻しが入りました。
一方、10時ごろに「2/1からカナダやメキシコに25%関税を課すことを検討している」という話が出てきて、冷や水を浴びせられました。
マツダなど、関税懸念が薄れて寄り天になっていた株が売られていました。早速、トランプ砲が出ましたね😅
昨日も書いた通り、トランプ大統領は「関税」を交渉のカードとして使ってくるかと思います。今日みたいに「大丈夫かも?」と浮かれて株を買うと痛い目を見そうですね。
半導体株指数は上昇トレンド継続
1/20は休場でしたが、アメリカの半導体株指数は上昇トレンドが続いています。

とはいえ、「ボックス相場の中でセンチメントが楽観的になっている」くらいに感じますね。
半導体は「産業のコメ」と呼ばれていて、電気機器に欠かせない材料です。この材料が売れる、ということは、半導体を使っている会社も遅れて業績が良くなると考えられます。
だから、日経平均株価はSOXが上がると「連れ高」することが多いです。SOXの上昇は日本株が上がる前ぶれ。「福音」ということですね。
AI需要はまだまだ強いので「また上がるんじゃないかな〜」と思いますが、SOXが上がらないことには、日本株も「しばらくお休みかな」と思いますね。
ボックス相場を抜けてグイグイ上がってきたら、日本株もそれに追従する形で高値を更新してくる気がします。
今のところはそんな感じはしないので、しばらく「崩れもしないが上がりもしない」つまらない相場が続きそうだなーと思いますね。
騰落レシオはほぼ元通り
1/20、21と2日連続で相場が反発したので、騰落レシオはかなり戻ってきました。ですので、超短期的には上がるか下がるか「五分五分」という感じかと思います。

日経平均の想定レンジ
ここ10年の経験上では、日経平均は予想PERが13〜17倍のレンジで推移しています。
グラフにすると、こんな感じになります:
(チャート:TradingView)
足元の想定レンジは32000〜42000円くらいで、EPSの伸びとともに年末には34500円〜45500円くらいになると予想します。
まとめると、
- 騰落レシオで見れば反発は一巡
- 想定レンジ的には「下げ余地はある」
- 日本株に先行する半導体株指数は強い、ただ高値は撮ってないので「ボックス継続」か
- トランプ砲は健在、市場のボラティリティは上がりそう
- 次は日銀の利上げに注意
という感じですね。
マクロなトレンドに乗って「なんでも上がる相場」というより、ミクロな材料(割安感、イベント、需給)を探して、チャンスを探っていく感じかと思います。
いま気になる銘柄①
利上げのことは度外視として、REIT指数に連動するインデックス投信(1343)が面白そうだなーと思っています👀
J-REIT.jpで調べてみたところ、J-REITの平均予想分配金利回りが5%を超えていました。
分配金利回り自体はどうでも良いんですが、注目したのが長期金利と平均予想分配金利回りのスプレッドです。直近10年の経験則として、このスプレッドが4%を超えるとREIT指数は底が固くなる傾向があるんですよね。
「10年金利がこれ以上上がらない」という前提に立つのであれば、J-REITはそろそろ底打ちかなーと思います。
日銀会合で「思ったよりもハトっぽいなー」という姿勢が見えてきたら、一気に反転しそうな気がしますね👀
いま気になる株②
2023年に買って儲かったIDOM(7599)のチャートが良くなってきました。

元々は2023年に「ビッグモーター問題」が広がったとき、「不祥事を起こしていない会社にお客さんが流れてくるんじゃないか?」「商機なんじゃないか?」ということで注目しました。
それから株価が上がっていたんですが、2024年の10月に「金融庁が立ち入り検査」という話が出て腰が折れてたんですよね。
それでチャートが崩れて重たい動きが続きました。続報も特になく「大丈夫かいな?」と心配なところですが、「人の噂も七十五日」といいますし、株価も戻ってきて値動きも軽くなってきたんじゃないかと注目してます👀
予想PERは8.7倍、予想ROEは18%、予想配当利回りは3.47%とそこそこ高く、今のところ事業環境的も悪くないんじゃないかと思います👀
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