FOMC結果
3/20未明、FOMCの結果が出ました。今回の結果をかいつまんでまとめると:
- 2025年は2回利下げの見通し
- 関税の影響でインフレ見通し引き上げ
- 株式市場は「ハト派」との受け止め
という3点かと思います。
詳しくはニュースを見ていただくとして、今回の結果は「目新しいサプライズはない」と感じました。
パウエル議長もトランプ関税を強く警戒しているようで、不確実性が高まっていると考えているようです。
「不確実性の高まり」は企業価値にネガティブですから、全方位的な戦略をとっている会社や、トランプ関税によるリスクとは無縁そうな会社を選ぶなどが良い気がしますね。
ちなみに中原は食品小売・食品卸に注目しています。輸出企業にとってトランプ関税はネガティブですが、輸入企業にとっては無関係だろうなーと考えているからです。
自動車株もトヨタ自動車(7203)などが気になっています。トランプ関税で短期的に嫌気されていますが、同社なら乗り越えてくれると期待しているからです。どうなるかなあ。
日銀利上げ見送り
日銀は、政策金利の引き上げを見送り、現行の0.5%に維持すると決めました。日銀もトランプ関税を警戒しているようです。
足元の円高がいったん止んで、ふたたび円安トレンドに入るようなら、日経平均など輸出比率の高い指数にはポジティブかと思います。
一方、これが「円安誘導だ」とトランプ大統領が反発する可能性もありますが、どうなるでしょうかね。
大きなインパクトがありそうなのが不動産、銀行、自動車などのセクターでしょうが、今のところ我が家ではこれらのセクターに投資をしていないので、静観しています。
今週のトレード
3/20現在、我が家のポートフォリオは、
- 建設
- 食品加工
- 食品卸
- 中古品小売
- レンタル
- 搬送機械部品
- 搬送機械
- 建設機械
- 包装機械
- 自動車部品
- 自動車用品小売
- レアメタル
- 3PL
- AI半導体
という感じです。
去年から監視していた食品卸をやっと理解できたんで、新規で組み入れました。PERが高い株や、組入比率が高すぎる銘柄を売って、同社株へと乗り換えました。
低PER・高配当株をたっぷり仕込めたので、今年の予想配当収入が1万円くらい増えました。悪くない取引ができたと満足しています。
また、持ち株の1つが謎の株価上昇、もう1つが上方修正を発表したことで資産評価額がふえています。
個人的には「金融所得が右肩上がりに増えていれば評価額は気にしなくてOK!」と考えていますので、株価の動きに一喜一憂することなく、引き続き、面白そうな銘柄を探します👀
【運用成績】
前週比:+437万円
※一部、反映遅れあり
2025年:+587万円(途中)
2024年:-553万円
2023年:+2334万円
2022年:+1217万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円
いま気になる株
バフェットが買った五大商社が気になります。というのも、五大商社に先行して上がる銅価格がかなり強いからです:

先日、投資の神様バフェットが五大商社の株を買い増ししました。バフェットは「米国株を売り、日本株を買う」という取引をしています。
この流れで「日本株、安いのでは?」となり、米国株を売った投資家の受け皿になるんじゃないかと期待しています。
ちなみに、バフェットがこれまで日本株を買ったのは以下の4回です:
- 2020年8月
- 2022年11月
- 2023年6月
- 2025年3月
サンプル数は少ないものの、2020年8月、2022年11月、2023年6月の後は、けっこう日本株が上がったと思うんですよね。
銅の値上がりで恩恵がありそうな別の銘柄としては、住友金属鉱山(5713)も注目です。
トランプ大統領が「銅にも関税」と示唆しているようで、足元の値上がりが一過性という可能性もあります。しばらく監視します👀
追伸
メルマガ登録よろしくね。 これからも有益な情報をお届けします。
コメント