From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
この記事では、
「週明けの株価には、どんな傾向があるか」
について検証します。
週明けの株価には、どんな傾向がある?
この記事では、
21年分の日経ETFの
日足データを集計して、
週明けの株価には、
どんな傾向があるか調べます。
具体的には以下の方法で、
週明けの株価の傾向を調べました。
- 月曜日の9時に買う→火曜日の9時に売る
- 火曜日の9時に買う→水曜日の9時に売る
- 水曜日の9時に買う→木曜日の9時に売る
- 木曜日の9時に買う→金曜日の9時に売る
- 金曜日の9時に買う→翌月曜日の9時に売る
以上の方法でデータを集計した結果、
週明けの株価の傾向は次の通りでした:
グラフを見れば分かるとおり、
週明け直後は日経ETFの株価が
停滞する傾向がありました。
あくまで「停滞」でしたが、
他の曜日より下がる傾向があるかと。
30年ほど前の研究では、
「週明けは株価が下がる傾向がある!」
ことで知られていました。
これはマンデーエフェクトと呼ばれ、
アメリカ株などでも確認されています。
ちなみに、週明けに限らず、
- GW(ゴールデンウィーク)明けは下がる!
- 年末年始明けは下がる!
みたいな話もよく聞きます。
はっきりした原因は分かりませんが、
休み明けは株価が天井を打つ傾向があり、
高値づかみしやすいので要注意です。
あくまで「微差」なので、
「休み明け」という理由だけでは
株を売るのはオススメしませんが、
高く株を売りたい場合には、
週明けなど「休み明け」が狙い目かも。
– 中原良太
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