日経平均が1857円安!大損中(T_T)

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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日経平均が1857円安⚠️

3/23、日経平均が1857円安となりました⚠️

引け後には先物も下がっていました:

こんだけ下がると「大丈夫か?」と心配な方も多いと思います。

そこで今回は、足元で起きていることを整理しつつ、下げ余地はどれだけあるのか、注視すべきことは何か、我が家でどんなトレードをするのか、といったことをまとめていきます。

重なる危険シグナル

いくつか注意すべきシグナルが点灯しています。

まず、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落トレンドになりました:

同指数が下落トレンドに入ると、日本株も道連れに下がったことが多いので注意が必要です。

個人的には「AIブームによる半導体不足はイランの件とは無関係だから大丈夫じゃないか?」と感じていますが、たびたびSOXが崩れて日本株が暴落、みたいなことがあったので一応みています。

日経平均株価も、過去のレンジから見るとまだまだ浮かれているように見えますね。

AIブームの恩恵を受けているので多少の水準訂正はありそうですが、そうはいっても無限に上がるわけにもいきません。

これまでも相場が大きく上がった後には1年くらいの休憩期間がありましたから、今年がそのタイミングなのかも知れませんね。だいぶ、成長を先取りしている気がします。

Subu Tradeによれば、3/4には7回目のヒンデンブルグ・オーメンも点灯しています。

これだけ点灯回数が増えたのは久しぶりですが、過去に同じ回数点灯したのは2018年のVIXショック直前、クリスマスショック直前、2019年半ばの3回です。

ヒンデンブルグオーメンは「暴落の予兆」と呼ばれていて、ざっくり言えば「株式市場が歪みすぎている時」に点灯するサインです。

AIブームで歪み切った相場が、しばらく逆回転して、平準化するようなタイミングなのかもしれないですね。

ナフサショックの懸念

前にもチラッと書きましたが、個人的に不安視しているのがナフサショックです。

ナフサというのは石油化学製品の「入口」にあたる物質なのですが、これの輸入が滞ると化学メーカーにとっては打撃です。(画像は経済産業省資料より引用

利上げショック再来?

債券版の恐怖指数と呼ばれるMOVE指数も上がってきました。まだ警戒するような水準ではないと思いますが、過去のショックはMOVEが160辺りで来ました。

なぜMOVEが上がったのか?というと、原油高によるインフレ再燃が警戒されているからです。

原油価格の高騰自体は、2022年のウクライナ侵攻でも経験しています。あの時もガソリン代が上がって大変でしたね。

あの時に何が起きたか?というと、天然ガスや石炭、原油の価格が高騰して、物流費が嵩み、インフレが加速しました。

世界中でインフレになったこともあって、ECBもFRBも利上げに乗り出し、急激に金融環境が引き締められて、株価もズルズル下がったんですね。

これと同じことが今年も起きるかもしれないので、一応、腹を決めておくのが良いと思います。

足元の相場環境

「じゃあ、いつが底なんだ?」ってのが気になるところですが、個人的には「下り坂をバウンドするように下がるかもな」と感じています。

騰落レシオを見た感じだと、別に足元の下げが行きすぎている感じはしません。むしろ2月までの上げがやりすぎだったと思うので、単なる「行ってこい」なのだろうな、という感じです。

経験上、相場がドカンと下がる時には6〜10騰落レシオが50を割り込むので、そのあたりが短期的には買い場だと思います。

とはいえ、さっきも見たように日経平均はかなり高い水準ですし、SOXも崩れてきています。

となると、まだ下げ余地は広いと感じていて、また5万円を割って4万円台前半くらいまでもどるかもしれません。

一方、イラン情勢が落ち着けば再び投資資金も逆回転するでしょうから、どっちにも転びそうだな、と感じます。

戦争は水物なので、「とりあえず不確実なところからは手を引いて、足元の相場下落に巻き込まれているだけの、確実に割安な優良企業」へと資金を移動するのも一手だと思います。

まあ、SOXが下がっている理由は「リスク」というよりは「ベータ」な気がしていて、単にボラがでかいから、相場が荒れると売られやすいだけなんじゃないか、とも感じています。

どこまで下がるか?

で、どこまで下がるでしょうか?

単純に過去のパターンを当てはめるのであれば、日経平均の予想PER(加重)が13倍のラインが下値メドです。3万6000円くらいでしょうか。

一方、日本株全体で水準訂正が起きていて「ここまでは下がらない」という場合も、トランプショックのPER15倍くらいはありそうです。この場合は、4万円くらいでしょうか。

何にせよ、トランプショック以降の日本株上昇が「早すぎる」感が否めないので、その逆回転、ないし、長期的な停滞期間が訪れるリスクはあります。

どれだけ守りを固めるかは、人それぞれの好み次第じゃないかなーと思います。

いま注目している株

こんな状況なので、足元の業績予想が当てにならなくなってきました。

となると正念場は5月の決算シーズンで、ここで強い決算を出せる会社は今年は強そうですが、逆に、弱い決算になってしまう会社は厳しくなりそうです。

先ほども書いたように「戦争は水物」ですから、これからどう転ぶかは誰にもわかりません。当人ですら分かりません。

投資家は不確実性を何より嫌いますから、不確実性が抑えられる方向にポートフォリオを強化したいところです。

個人的には「金利上昇の悪影響を受けやすい会社」や「ナフサショックをまともにくらいそうな会社」は不確実性が高いと思うので、あまり大きなウェートは持ちたくないですね。

そもそもここまで株式市場が楽観的だったので、イラン情勢もまだ織り込みきれていないんじゃないか?という気がしています。

金利に敏感なセクターとしては「ローンを借りて買うもの」とかでしょうか。不動産とか。自動車とか。原油価格が高騰すると物流費が嵩む企業も短期的には逆風です。

価格が高騰することで需要が冷え込みそうなものもキツいですね。

逆に、追い風となりそうなセクターとしては、「イラン情勢が悪化したことで、足りなくなる物資を抑えられている会社・供給できる会社」でしょうか。

個人的に気になっているのは肥料とかですね。昔持っていた、OATアグリオ(4979)とか気になります。

まだ底打ちしたとは考えていないので、クッションになりそうな低ベータ株も気になりますね。

バリュー投資が得意な光通信(9435)などは、相場が崩れれば崩れるほど株を安く買うチャンスになるので、これはこれでチャンスだと思います。

他にも、M&Aが上手な会社も気になりますね。ハマキョウレックス(9037)はガソリン高が逆風になりそうですが、長い目で見ればM&Aで事業を強くしてくれる気がします👀

我が家の方針

昨日も書きましたが、リバランスを検討中です。

これは我が家のポートフォリオです。

正直、理想とするウェートからは相当歪んでいて、SKハイニックスが上がりすぎたんですよね。

これをどう修正しようか?というと、去年末の時点で「これで行こう」と固めたものがベースになると思います。

やることとしては、急騰してウェートの上がっているSKハイニックスの株を売って、下がっているコーティング剤の株を買う、というのが基本線ですね。

ただし、このリバランスは「年初に組んだポートフォリオの方が、現在のポートフォリオよりも優れている」という前提があります。

年初の時点ではイラン情勢はこんな状態ではなかったので、イランのことを加味せずに決めました。

今はイラン情勢が揺らいだので「ベストなポートフォリオも変わっているはずだろう」と感じます。

ただ、我が家で持っている株の多くは「そんなにイラン動向が関係ないよな」とも思うので、であれば、無視して年初のポートフォリオにリバランスしても良い気がします。

正直なところ「このまま放置でも良いよなー」とも感じていて、特にSKハイニックスはまだ予想PERも1ケタですし、まだまだDRAMは足りていないしで、たぶん伸びると思うんですよね。

他にもっと伸びそうな株があるんだったらそっちに乗り換えることも検討しますが、まだ株式市場が半導体不足を過小評価していると思うので、しばらく放ったらかしかな。

追伸

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