日経914円安⚠️売り信号に注意

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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日経平均914円安⚠️

11/4、日経平均が前日比914円安となりました⚠️

ちょうど先週末のブログで「売り信号が点灯したぞ!」という話をしたばかりだったので、早速きましたね💦

寄与度ランキングを見てみると、これまで日経平均を押し上げてきたソフトバンクグループやアドバンテストの下げが目立ちました。

株式トレンドマップを見てみると、個別株は日経平均と比べると強かったですね。決算シーズンもピークが近いですし、いよいよセクターローテーションが始まりそうです。

売り信号とセクターローテーション

先週末のブログでは

10/29、ふたたびヒンデンブルグ・オーメンという「売り信号」が点灯したそうです。

直近30回のケースにおいて、ヒンデンブルグ・オーメンが点灯してから2ヶ月後には株価が平均6%下落し、その的中確率は83%だったそうです。

と書きました。早速、株が下がっています。

この売り信号が点灯するには3つの条件があって、それが:

  1. NYSE指数が50日前よりも高い(上昇トレンド)
  2. NYSE銘柄のうち52週間高値と52週間安値の両方が2.8%以上ある(両極端)
  3. マクレラン・オシレーターが0以下(になってから30日以内?)

なんですよね。

つまり、指数が上がっているけれど、内訳を見てみると全部が上がっているわけじゃない。

ごく一部の銘柄が相場上昇を牽引しているが、大体は調子が悪くて、めちゃくちゃ調子の悪い銘柄もたくさんある。

そんな「不気味な上がり方」は長続きしない、というのがこのシグナルなんですよね。

最近だと、クリスマスショックの直前(2018年)、コロナショックの直前(2020年)に繰り返し点灯したんですが、この時は25〜30%くらい下がりましたね。

ふと考えてみたんですが、ヒンデンブルグ・オーメンは「セクターローテーションの開始サインなんじゃないか?」と感じました。

ヒンデンブルグ・オーメンはごく一部だけ上がっている「歪んだ相場上昇」で点灯します。

そして、点灯した後には指数を牽引してきた株が売られ、それから他の銘柄へと資金シフトが起きて「歪みが戻る」ということで、まさにセクターローテーションなんですよね。

そう考えると、いまから株を買うのであれば、AI関連株など相場上昇のど真ん中というよりは、ちょっとずらしたり、出遅れたりしている銘柄をピックする方がうまくいくだろうと感じます👀

次に上がるセクター

ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

当ブログでは「日経平均株価の想定レンジは34000〜43000円だ!」と言っていますが、このレンジを突き抜けて青天井に上がっています。

11/4時点、日経終値は51,497円です。かなり高いですね。

価格帯別出来高のチャートをみると、「そろそろ天井かな」と感じる一方、そこまで分厚い売りに押された感じもしないので、まだなんとも言えないですね。

このまま連日、売りに押されて、48000円を割り込むようなことになれば、本格的に「ああ、もう天井は過ぎたな」と感じます。

足元3ヶ月の業種別リターンをみると、ソフトバンクグループが牽引した通信、フジクラやJX金属が牽引した非鉄金属、AI半導体関連銘柄が豊富な電気機器セクターが強かったです。

先行株から出遅れ株へと資金シフトが起きるとすると、これらのセクターをいまから買うのは「ちょっと危ないかな」と感じます💦

いま注目している株

今日は東テク(9960)をあらためて取り上げます。

当ブログでは3月から取り上げています。

これまで業績は堅調に伸びてきていて、株価は10年で10倍になっています。すごいですね。

同社は1955年創業の空調機器および関連機器の専門商社であり、空調業界の草分け的存在として業界をリードしてきました。

空調分野では業務用空調国内シェアトップのダイキン工業のNo.1代理店であり、計装分野ではアズビル(空調自動制御国内トップ)の特約店として、多様なメーカーの製品を幅広く扱っています。

9月末には空調工事業者(テクノ菱和)が上方修正を発表していたり、「景気の良いセクターだな」とも感じます。

さらに11/4には日本電技も上方修正を出しました。やはりサブコン(空調・電気)が強いので、空調周りは総じて強いと思います。

まだ予想PERは12.3倍で、日経平均株価と比べてまだまだ安いと思います。次の決算は11月ですが、そのタイミングか、ちょっと早いところで上に跳ねるんじゃないかと期待しています。

上方修正を発表した日本電技(1723)についても良い会社だなーと感じています。

ビル空調計装大手です。計装というのは「計」測器を「装」備することですね。

計測器というのは温度センサーや湿度センサー、圧力センサー、風量計、流量計などがありますね。

空調は奥が深く、建物は同じものがないので、基本的には1つ1つの建物に柔軟に対応する必要があるんですよね。だから多くの現場をこなしたエンジニア力のある会社が強いと言われています。

前にリスナーさんに「給料が高い会社だから伸びると思う!」と言っていた方がいたんですが、本当にその通りになりましたね。

ダイダン(1980)も良さそうですよね。

空調、電気、水道衛生工事に強い会社さんです。

予想PERは16.9倍ですが、足元の業績進捗が絶好調なんですよね。11/7の決算で上ぶれるようなら、また高値を更新しにくるんじゃないかな〜と期待しています。

2025年に入ってから、株式市場が乱高下していて心配ですね。

相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。

今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。

追伸

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