三菱重工業が人気な理由
三菱重工業の株価が絶好調ですね。

2020年以降、株価は5年で10倍になりました。テンバガーですね。
どうしてこんなに株価が上がったのか?というと、いろんな要因が重なっていたかと思います。
1つ目の要因が「もともと割安だった」という点で、同社株は2020年3月期までPBRが0.75倍でした。PBRが1倍割れていて、今のJPXから言わせれば「問題児」だったわけですね。
2つ目の要因は「業績が伸びた」点で、ロシアがウクライナを侵攻したことで、防衛産業の需要が伸びました。
とはいえ、同社の営業利益は2020年3月期には1261億年、2025年3月期には3700億円となる見通しで、「3倍」程度にとどまります。
つまり、「業績アップ」による株価の上昇は半分くらいしか説明がつかず、残りの半分は「人気投票の結果」だと捉えています。
3つ目の要因が同社が人気になった理由の1つで、「国策が絡んでいるから」です。
ロシアがウクライナを侵攻しても、日本政府が防衛に力を入れていなければこんなに上がらなかったでしょう。「国策に売りなし」という相場格言もあるくらいで、国策が絡むだけでも人気化しやすいと期待できます。
4つ目の要因は「ナンバーワンだから」で、二番手、三番手の川崎重工業やIHIと比べてもPERが倍近く高いです。
スポーツなんかでもそうですが、ナンバーワンとナンバーツーで賞金が2倍くらい差がつくことはよくあります。株もこれと同じで、1番手は2番手の2倍くらい人気になりやすいということなんでしょうね。
「だから三菱重工業が買い!」という話ではなく、僕としてはこういう特徴を備えた「次の三菱重工業」を探して、安いうちに仕込んでおきたいなーと考えております👀
お買い得な優待株
先日、ヤマハ発動機(7272)が実は優待銘柄だったと知りました。
予想PERが7倍台、配当利回りが4%で優待もついて、流動性も資金効率も高い。もろもろ考えて「なんでこんなに安いの?」って思います。
ヤマハ発動機は去年末にも「NISAで買うと良いかも!」と紹介したことがありますね。
ちなみに、株主優待に関しては面白いデータがあって、株主優待が実施されている会社の株は、そうでない株と比べてボラティリティが低いそうです。つまり、株価が乱高下しにくいと。
なんでかな?と考えてみると、優待目的の投資家は長期投資家が多いみたいで、頻繁に株を買ったり売ったりしないので、株価が動きにくくなるみたいです。
株価の動きが穏やかになると企業価値にとってもプラスです。それだけリスクが低い株ってことになるので、びびって売る人が減るからです。
そうは言ってもヤマハ発動機の株は結構ボラティリティも大きく、だから安いまま放置されているのかなーとも思いますね👀
ずーっと監視していてまだ買ってないんですが、単元株x家族人数分を保有してみようかなあ👀
どう考えても足りない!
相場が荒れている中、我が家でも「うちの持ち株は、このまま持ち続けていても大丈夫かなー」と点検しています。
うちで持っている株は、「どう考えても足りない」ものを解消する会社が多いです。
例えば、建設業やトラック運送業の人手不足です。これらを解消するために効率化を担っている会社があれば、良い投資先だと思います。
他にも、レアメタル関連株についても「今後、圧倒的に足りなくなるだろう」という見込みがあります。
AI半導体のSKハイニックスにも投資をしていますが、同社が作るAI半導体(HBM)は今年分はすでに売り切れていて、どんどん高性能化・高価格化が進んでいると思います。
週末は持ち株を点検することが多いのですが、やはり、我が家の持ち株は良い株ばかりですね。
株価が下がると心配になっちゃうものですが、1つ1つ不安材料を点検して行って、「それでもこれは買いだ!」となった銘柄を自信を持ってホールドしていきます。
追伸
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