決算シーズンが難しい!
今回の決算シーズン、難しいですね〜。
どデカい上方修正とか増収増益を発表しているのに、「この決算でも下がるのか!」って銘柄がたくさんあります。
8月の決算なんて、ちょっと数字がよければなんでも上がったんですけどね💦
今回はその逆で、日経平均が5万円を超えていて、相当に期待が高まっていたようで、めちゃくちゃ良い決算でも下がってる気がします。
まあ、好決算で下がる株があれば、それは安く買うチャンスでもあるので、注目どころだと思いますが笑
決算での失敗、トップ3
決算シーズンが来るたびに、「ああ、失敗したなあ」とか「ワキが甘かったなあ」とか後悔しますよね。
そろそろ決算シーズンもピークにさしかかりますんで、こういう後悔を繰り返さないためにも、決算シーズンでよくある失敗トップ3を特集します。
あくまで中原の「独断と偏見」でまとめていますので、ツッコミどころ満載でもご容赦ください笑
トップ1:ポジションサイズ
一番よくある失敗が、「自信がある株を買い過ぎた!」という失敗です。
ポジションサイズって、小さいうちはどうとでも対応できるんですが、大きくなりすぎると、失敗したときに首が回らなくなっちゃうんですよね。
個人的によくある失敗が「大きなポジションでバリュートラップに引っかかる」ことで、決算がカタリストになると思ったのにそういかず、どでかいポジションを何ヶ月も塩漬けして、休眠させてしまうことがよくあります汗
「自信のあるポジションは大きく」は間違っていないんですが、自信のあるポジションほど「失敗したときにどうするか?」というプランBがおざなりになりがちなんですよね。
自信のないポジションなら、慎重に小さいポジションにして、失敗したらこうしよう、成功したらああしよう、と、あれこれ思索するんですが、自信があるがゆえに慢心して、ニの矢、三の矢を準備していないんですよね。
これがとても危なくて、本来、大きなポジションほど、失敗した時の出口を念入りに考えておくべきなんですよね。
でも「自信があるからたくさん買う」「自信があるから失敗するケースを考えない」となりがちで、これ、みんなよくやる失敗だと思うんですよねー。
トップ2:掲示板の雰囲気
他によくあるのが、掲示板とか、SNSとかで、「なんとなく雰囲気がよい」せいで、それで特に根拠もないのに自信が湧いてしまうケースです。
ちゃんと根拠があるならまだ良いんですが、SNSとかでは根拠もないのに「上方修正だ!」「まだまだ上がりますよ!」みたいなコメントがたくさんあるんで、なんとなくいけそうな気がしてきちゃうんですよね笑
この間違いを防ぐには「最低でも1回は対立意見をぶつける」のが大事で、自分が株を売る側の立場だったとして、どういう理由で株を売るかな〜?と、逆の立場で銘柄を分析するのが大事だと思います。
最近は生成AIとかも便利になってきたんで、「私の持ち株についてダメ出しして」といえば欠点を突いてくれんで、そうやって自分が見逃していた落とし穴を1つずつ潰していくのが良いかと思いますー。
トップ3:直前の損得
こないだオフ会で話したときに「ああ分かる!」となったのが、直前の損得が投資判断に影響を与えてしまうパターンです。
直前に損をしたときに「自信がなくなって良い株を買い損ねてしまう」とか、「損を取り戻そうとして悪い株を買ってしまう」とか、そういう経験ありませんか?(ありますよね〜)
あるいは、直前に儲けたり、利食いが早過ぎたときに「気が大きくなって割高な株を買ってしまう」とか、「儲け損ねた失敗が悔しくて利益確定のタイミングを逃してしまう」とか、そういう失敗もありませんか?(ありますよね〜)
ただ、投資判断というのは「直前の損得」と「つぎの損得」はほぼ関係ないものなので、ここのところをきっちり分けて投資判断を下さないと、損得で判断がブレブレになって、なかなか成績が安定しなくなっちゃうんですよね。
あとすこし、さいごまで乗り切ろう!
あと1週間で、決算シーズンも終わりです。残り1週間でいかにミスを防ぐかが、2025年のリターンを大きく左右するでしょう。
もう念入りにチェックしている方が大半でしょうが、うちでもまだ決算を迎えていない銘柄を持っています。
念の為、いま一度、最近の開示資料やニュースを点検して、このままのポジションサイズで問題ないか、コケたらどうするか、プランを練っておきます〜。


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