株式分割と株価の関係
持ち株が株式分割を発表し、株価が上がっています。良い機会なので、株式分割と株価の関係について考えてみます。
結果だけを見れば「株価は上がった」のですが、株式分割と企業価値には直接的な関係はありません。
本来、株式分割は企業価値とは無関係で、株価が上がったのも「小口の買いが入りやすくなる」「流動性が向上しそう」なことを狙った需給的なものだと思います。
投資の神様バフェットは株式分割は「企業価値にネガティブに働く」と考えているようで、同氏はバークシャーの株式分割を長いこと渋ってきました。
事実、バークシャーのA株は73万ドル(約1億円)になっており、億プレイヤーでもないと購入できないほど高額になってしまいました。
なぜ否定的なのかというと、質の低い株主を招く可能性を嫌っているのだと思います。
NTTなどのように、株式分割のせいで株主提案の敷居が下がり、500万円を投資したひとが「私を社外取締役に」と提案されたりすると、それによって質の低い株主提案がコストになって企業価値が毀損される恐れもあるからです。
バークシャーの株主総会は「来る人が毎回ほぼ同じ」だそうで、バフェット自身も株主が入れ替わらないことを誇りにしています。
よく考えてみれば、自分の会社のオーナーがコロコロと入れ替わる(=流動性が高まる)ことを歓迎するプライベートカンパニーなんてありません。
流動性の高さは頻繁に売買したい人にとっては有利かもしれませんが、ずっと持っているつもりの人にとっては「むしろ害悪」とさえ言えるのかもしれません。
こうした事情を考えると、「持ち株が株式分割を発表して値上がりしているけれど、素直には喜べない」自分がいます💦
久々に見つけた
久々に、お買い得っぽい株を見つけて興奮しています。昨日の夕方ごろに見つけたのですが、興奮して夜になかなか寝つけませんでした。
chatGPTと壁打ちしながら企業価値を推定しているところですが、「100万円を25万円で買う」ような投資ができそうでワクワクしています。
ちょうど持ち株がTOBされそうなので、乗り換え先としてピッタリな気がしています。
誰でも知っているものを作っている会社なんですが、なんでずっと素通りしてきたんだろう…💦
国策にも乗っていて、ディフェンシブで、益回りも高く、いうことなしです。次に買う株は、ここで決まりかな☺️
追伸
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