日経先物が暴落!ブラックマンデー不可避か?
総裁選、石破さんに決まりましたね。
石破さんに決まってから、日経先物が暴落しました。一時は日経先物が2000円以上も下がりました。Xでは石破ショックと呼ばれ、日経先物はサーキットブレーカーが発動しました。
高市さんが当選したとしても足元の株式市場は上げすぎだったと思いますが、市場の反応を見る限り、株式市場は石破氏を歓迎していないように見えますね💦
岸田首相も言っていたように、選挙結果が出たら「ノーサイド」です。文句を言っても別に何も変わらないですから、結果は結果と割り切って、どう動くかを考えたいところ。
まず気になるのが、足元での日経先物の暴落です。ブラックマンデーは不可避かもですね。
これは「終わりの始まり」なのか、それともトランプショックのような「一時的なショック安」に過ぎないのか、どちらなのでしょうか。
個人的に「ここだよなー」と思うのが、「利上げ推進派かどうか」「財政緊縮派かどうか」という2点と考えています。
石破さんは利上げ推進、財政緊縮派ということで、行き着く先は「円高」と「景気刺激の縮小」な気がしています。株高とは無縁ですね。リーマン後の民主党政権時代を思い出します。
中国も米国も利下げに入ったところで日本は利上げ!とかってなると、足並みが揃っていないのが気持ち悪いです。いずれ利上げすべきと思いますが、タイミングには気を付けてほしい。
国民の総意が「経済拡大は後回しにして格差是正(社会保障)しましょう」という感じなんでしょうね。地方創生とか最たる例ですよね。岸田政権で日経平均が上がっても支持率は下がってますし。賃上げも実現したのに。
「終わりの始まり」とまで言うのは言い過ぎだと思いますが、めっちゃ景気が良くなる姿はイメージできないですね。
短期的に影響がありそうなセクターとしては
- 金融業には追い風⤴️
- 外需株には向かい風⤵️
とかでしょうか。
短期トレードするとしたら、高市さん路線を織り込んで下がっていた銀行株を買うのが面白そうです。円高メリットを重視するならニトリとか。株安に耐えてディフェンシブにいきたいならNTT(9432)とかも気になりますね。
円高はどこまで行くか?
利上げ推進・財政緊縮路線が現実となるなら、ドル円は円高へ進むと思います。参考までに、ドル円のレート、日米の金利差(2年)とチャートを重ねて対応を見てみました。
金利差3%で1ドル=136円
金利差2.5%で1ドル=130円
金利差2%で1ドル=124円
米国の中立金利が3%弱、日本の中立金利は1%くらいと考えると、日米の金利差が2%くらいまで縮む可能性はあると考えています。これなら1ドル=125円くらいは行く気がします。
外需株は終わるのか?
「短期的には円高が逆風でも、長期的には成長性の高い外需を取り込む会社が強いんじゃないか?」という気もしていますが…。
まあ、ここはポジショントークかなあ。僕の持ち株は外需株ばかりなんですよね。ほぼ確実に月曜日にめっちゃ損します。嫌だなあ…。
国策としては地方創生などがありますが、ここは僕は手を出したくない。いかんせん効率悪いと思うんですよね。部分最適路線なので。
緊縮財政・格差是正を目指す感じだと、付加価値つけてバリバリ値上げしまっせ!という会社はやりにくくて、在庫ガンガン回転させて儲けるスタイルが良いのかなー。少なくとも内需はそんな気がします。
内需株を買うなら、コストリーダーシップ戦略が主戦場の会社は良い気がします。経済が成長しなくても、成熟産業でバリバリの全体最適をかけて拡大してるビジネスなら伸びる気がします。神戸物産とか。ヤオコーとか。パルグループホールディングスとか。
逆に、インバウンドは円高で死にそうですね。百貨店とか大丈夫かなあ💦
追伸
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