From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
この記事では、
「株の勉強は意味ないのか?」について、
15年勉強して分かったことを特集します。
上がる株の勉強は意味がない
経営学者の楠木建先生は
「商売ごとには法則がない」
と述べています。
成功の多くは特殊解なので、
真似しても意味ないです。
また、再現できる自然法則と違い、
人間社会には競争がつきものです。
人と人とが競争することによって、
かつては成功していたものでも、
成功しなくなるも多いです。
これは株でも同じです。
上がる株に関する勉強は、
効果があるように見えますが、
実際は意味ないことが多いです。
中原の偏見も多いに含みますが、
株の勉強で意味ないものとしては、
- 知識の詰め込み
(成功例を暗記するだけで、
成功できるとは考えにくいです) - 有名投資家の模倣
(「人まね」は楽しいものですが、
効果があるかどうかは疑問です。
有名投資家が買った株が人気化し、
高値づかみするおそれもあります) - 経験則への過度な執着
(過去に繰り返されたパターンも、
認知が広まることでパターンが崩れ、
経験則が消滅することもあります)
などが挙げられます。
中原も株の勉強を15年やってますが、
「上がる株」は毎年違うので、
ホットなセクターなど調べても、
意味ないことが多いですね💦
上がらない株の勉強には意味がある
楠木先生は
「すべての成功は特殊解」
と言いましたが、
逆に多くの失敗は一般解です。
上がらない株の多くは、
- 株価が異常なほど割高
- 業績が悪化または停滞している
- 株主還元が不十分
など、似たパターンの繰り返しです。
また、
成功を妨げる競争とは異なり、
失敗を邪魔する障害は少ないです。
だから、ぼくら投資家は、
自滅する失敗パターンを学び
予防すれば成績アップできます。
中原の偏見も多いに含みますが、
株の勉強で意味あるものとしては、
- 失敗談を聞く
(投資家心理に起因する失敗は、
人間みなに共通するものなので、
再現性が高いです) - バブルの歴史を学ぶ
(割高な証券は値下がりすることが多く、
バブルの歴史から学ぶことが重要です) - 企業が衰退する事例やパターンを学ぶ
(業績が悪化する理由も似通っており、
学ぶことで下がる株を避けられます)
などが挙げられます。
中原も株の勉強を15年やってますが、
「買うと儲かりそうな株」を探す技術より、
「買うとヤバそうな株」を探す技術の方が、
投資成績に直結してる気がします✨
まとめ
上がる株を見つけるための勉強は、
特殊ゆえに意味ないことが多いです。
それよりも、
下がる株のパターンを学んで、
失敗を避けるほうがはるかに有効です。
株式投資でよくある失敗から学び、
賢く投資できるようになりたいですね✨
– 中原良太
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