From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
この記事では
「株が上がっているとき買い増しする」
ことが正しいのかどうか特集します。
株が上がっているとき買い増しするのは間違い?
一般論としては、
株が上がっているとき
「買い増しするのは間違い」
ということが多いです。
以前、中原は、
日経平均株価の月足を
過去75年分集計しました。
この集計結果を見ると、
日経平均株価は、
「前月比+15%以上上がる」
と、反落しやすかったです。
これは個別株も大体同じで、
1カ月で+15%上がった株は、
下がりやすかったです。
一般論としては、
「株が上がっているときには、
買い増しではなく売るのが基本」
と覚えておくと良いでしょう。
株が上がっているときに買い増しすべき2つのケース
とはいえ、ここまでの話は
あくまで一般論に留まります。
個別で見れば
「株が上がっているときでも
買い増した方が正解なケース」
があります。
中原の経験上、
買い増しが正解なケースには
2つのパターンがあります。
1つ目は
「株が上がっているときでも
それ以上に割安感が増した」
というパターンです。
たとえば、
株価が2倍に上がっているときでも、
業績や配当が伸びて配当利回り10%なら
株価が上がった後でも、かなり割安です。
「上がっているから買わない」と、
割安な株を買い損ねてしまうので、
ここは買い増しが正解でしょう。
2つ目は
「株が上がったことで需給が改善する」
というパターンです。
これは上級者向けの話なのですが、
たとえば、年末は節税がらみで
「下がった株は損切りされやすい」
「上がった株は踏み上げられやすい」
という需給が生じやすいです。
だから、
年末にかぎっては
「株価が上がっているときは、
需給が良くなるから買い増し」
というのも正解になり得ます。
まとめ
以上をまとめると
株が上がっているときは
- 買い増しは基本的にNG
- 買い増しが正解なのは
「まだ割安な場合」と
「需給が改善した場合」
の2パターンが多い
と言えます。
ケースバイケースなので、
中原も未だに悩みます笑
とはいえ、
買い増しに成功した場合は、
利益を伸ばすことができます。
良いチャンスが見つけたら、
株が上がっているときにでも、
果敢に買い増したいですね✨
– 中原良太
コメント