後出しジャンケンの有効性

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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後出しジャンケンの有効性

YouTubeのメンバーシップに、ちょっとマニアックなポストをしました。

読者の皆様には、ちょっとだけ「チラ見せ」ということで、後出しジャンケンの有効性についてちょっと考えていきます。

数学的にはJensenの不等式が絡んでいることなのですが、後出しジャンケンが有効な時って、状況が相当限られているんですよね。

投資判断を下す状況を以下の4つに分類します:

  1. 未来の不確実性が高い、柔軟な軌道修正が可能
  2. 未来が不確実性が低く、柔軟な軌道修正が可能
  3. 未来の不確実性が高い、柔軟な軌道修正が不可能
  4. 未来が不確実性が低く、柔軟な軌道修正が不可能

この時、「柔軟性の高さ」の価値は状況によって異なり、不確実性が高いときほど価値が高い一方で、不確実性が低い場合は、たいした価値を持ちません。

たとえば、株を買うタイミングについて考えてみましょうか。

「これから需給が逼迫して、業績が伸びて、株価がドカンと上がる」のがほぼ確定しているような「勝ち確」のチャンスがある場合、別に後出しする必要なんてなく、先出しで株を買って、ガチホすれば良いんですね。

むしろ「後にしよう」と先送りすることの方が不利で、状況が明らかになればなるほど株価は上がっていってしまいますから、「先出しガチホ」が上手くいくんですね。

一方で、未来の不確実性が高い場合は、「後出しジャンケン」が上手くいくケースが多いですね。

徳川家康の「泣かぬなら泣くまで待とうホトトギス」じゃないですが、戦乱の世の中で誰が勝つか見えない状況で「我こそ将軍になる!」と声を上げるんじゃなくて、機が熟すまではジーッとしていて、ここぞというタイミングで名乗りを上げるのが正解なわけです。

僕はAI開発競争に関しては「今後も続くだろうなー」と感じているんですが、最終的な勝者が誰になるかはいまいちわかっていません。強いて上げるならバフェットも投資したGoogleが強い気がしていますが、変化の激しい産業ですからまだ分かりません。

こういう「チャブ台返し」が起きる可能性が高い局面では「様子を見る」「ちまちまウェートを変える」というのも1つの選択だと思っていて、あるいは有望株をいくつか拾って分散投資するというのも手なのかもしれませんが、えてして競争は価値を毀損するものでもあるので、どうしたものかと判断を保留しています。

当面、足りないのはソフトというよりハードなので、しばらく韓国、台湾、日本の先端品メーカーな気がしていて、とりあえずこのボトルネックが解消されるまではメガテックの株よりも半導体メーカーや半導体製造装置、素材メーカーあたりをオーバーウェイトしたいなーと考えています👀

追伸

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