業績予想を下方修正・・・
決算シーズンが終わり、持ち株の点検があらかた終わりました。「特需ありき」の近視眼的な業績予想が目立ったので、いま一度モデルを作り直して、業績予想を下方修正しました。
今回の決算シーズンでよくなかった(というか、何回も繰り返してきた悪癖)のが、「特需を当てにした金融所得の向上」を目指してしまった点です。
例えば、今年は卵の価格が上がっていますね。特需の恩恵がある会社は儲かりそうです。
ほかにも、米の価格も高止まりしています。特需の恩恵がある会社は儲かりそうです。
こういう特需は確かに「ボーナス収入」なんですが、だからこそ、「ボーナスありき」で考えてポートフォリオを組むと、ボーナスがなかった時にずっこけるリスクが高まっちゃいます。
だから、特需とか関係なしに、「実力だけでどんだけ儲かるのさ?」ってのをちゃんとモデル化しておく必要があるんですが、ここのところが甘かったんですよね💦
結局、企業価値の大部分はターミナルバリューで、遠い未来で受け取る価値からくるんで、「終わり良ければ全てよし」なんですよ。
裏を返せば、終わりがダメなら全部ダメ、ということにもなってしまいますから、目先の利益に浮かれすぎると、足元を掬われで「ちゃぶ台返し」を喰らってしまう訳ですね。
だから、競争の激しい業界とかでは「今買っているか?」も大事ですが「最後に勝っているか?」の方がもっと大事な訳です。
改めてポートフォリオを見直してみると、「もっと買った方が良いな」と思う株もあるし、逆に「これは売った方が良いな」と思う株もポツポツ出てきました。
ポートフォリオは僕ら投資家にとっての「作品」みたいなもんですからね。どんどん磨きをかけていって、自信作に仕上げていきたいですね〜。
追伸
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