【速報】日経が反発🔥/雇用統計どうなる/テスラ暴落/ispaceストップ安/買わない2銘柄/想定レンジ/いま注目している株

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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日経が反発🔥

6/6、日経平均は反発しました:

トランプ大統領と習近平国家主席が電話協議したそうで、それが好感して株高になったみたいです。

当のアメリカ市場はトランプ大統領とイーロン・マスクが喧嘩して、それで株価が下がってしましたけどね💦

6/5のブロードコムの決算は好調だと思うので、AIブームは継続すると予想しています。だから相場がガラガラと崩れるリスクは低いと思います。

とはいえ、トランプ大統領は相場をびっくりさせるのが大好きですから、浮かれすぎも禁物ですね⚠️

雇用統計どうなる

6/6夜には雇用統計が出ます。

市場予想は失業率4.2%、平均時給の前月比が0.3%だそう。

雇用統計に関してはindeedのデータを参照すれば高精度で予想できるそうです。今の感じだと、特にサプライズもなく、無難に通過するだろうなーと考えています。

マーケットはすでに利下げ期待を織り込んでいるようにも思うので、大きく上がるような材料もなく、どちらかといえば「材料出尽くし」になる気がしています👀

テスラ暴落

トランプ大統領とイーロン・マスクが喧嘩しています。

テスラの株価も暴落していますね:

アメリカではプロレス観戦気分で「ポップコーン🍿」の絵文字が飛び交っているそうですが、割とガチめなトーンみたい。

イーロン・マスクはトランプ大統領の弾劾を呼びかけたり、次の中間選挙で「米国民を裏切った政治家を落選させる」とまで言っているので、かなり嫌な雰囲気です。

AIブームはまだまだ続くと思いますが、それ以外のシクリカル株はやっぱり触りにくいですよね💦

ispaceストップ安

ライブ配信でも話題に挙がっていた、月面開発事業を手掛けるispaceがストップ安になりました。

ispaceといえば度々ロケットを発射していて、IPOした直後の2023年4月にも月面着陸に挑戦していました。

残念ながら月面着陸は失敗で、株価も暴落しました。

筆者も子供の頃から宇宙が大好きで、「NASAとかJAXAで働きたい!」と夢みる時期もありました。東京大学に入って宇宙について研究したいなーみたいな。

「将来、どうなるか分からない」夢のある会社でもあるので、ザ・グロース!という感じで、ずーっと赤字だけれど、個人投資家の夢を背負っている会社ですね👀

ispaceを見ると、「株式投資って、やっぱこうだよね!」という、株式の原点に立ち返らされますよね。

そもそも株式投資が生まれたのは15〜17世紀の大航海時代だと言われています。

当時、後悔は危険だらけで、成功すれば莫大な利益が得られた一方で、船が遭難したりすると莫大な損になりました。

そこで「リスクをみんなで分散しようぜ」と広まったのが「株式」という制度で、特にオランダの東インド会社は「有限責任」を取り入れたことで大成功しました。

ispaceを見ると、「現代版の大航海時代の一角を担う会社だなー」なんて思いますね。

もちろん、宇宙開発は「ハイリスク」そのものなんで、成功するかどうかは分かりません。

イーロン・マスクやジェフ・ベゾスのように「金を腐るほど持っている人」や、宝くじみたいな「ワクワク感が最重視な人」には魅力的です。

一方、「手堅くリターンを出したい」という僕みたいなバリュー投資家にとっては、「応援はしているけれど、投資対象にはならないなー」と感じています。

買わない2銘柄

今回は、「絶対買わない」というほどでもなく、むしろ良い企業だなと思うのだけれど、株を買うまでは至らなかった2銘柄を紹介します。

1つが「ガリレイ(6420)」です。

業務用冷蔵庫や冷凍冷蔵ショーケースなどを製造販売する企業です。

国内で初めて業務用冷蔵庫を規格化して販売したメーカーだそうで、モーターを規格化して成長したマブチモーターを彷彿とさせますねw

規格化というのは「オーダーメイドじゃない、カスタマイズしない」といことで、規格を決めることで部品の共通化ができ、大量生産できるし、メンテナンスもしやすくなります。

2011年以降、株価が右肩上がりに成長していて、文句なしの「テンバガー」です。

もともと同社は、創業者の福島信夫氏が木工の技術を生かして業務用冷蔵庫を作ったのが始まりです。

現社長の福島豪氏は1977年生まれ。2022年5月に社長に就任しましたが、45歳という若さでの抜擢となりました。

これまで業績はめっちゃ良いし、多分、株価も右肩上がりに伸びていくんだろうなーと思います。

ただ、「同社の冷蔵庫って、そこまで効率的かな?」と疑問を覚えたので、ひとまず購入を見送っています。

少し前に神戸物産(3038)のことを研究していたんですが、同社の冷蔵庫がめちゃくちゃ効率的なんですよね。

あえて底の深い冷蔵庫を作っていて、エネルギー効率がめちゃくちゃ良いそうなんです。

家の冷蔵庫なんかもそうですが、開けたり閉めたりすると中の空気が温まっちゃうじゃないですか。あれがすごく効率が悪いんだそうです。

神戸物産の冷蔵庫と比べると、ガリレイの冷蔵庫は霞んでしまったんですよね💦

冷蔵庫の規格を作って大量生産できる容易になったのは同社の強みだと思う一方で、「エネルギー効率が低そうなのはちょっとなあ」と感じたので、また納得できるまで調べなおします💦

もう1つは「日本アクア(1429)」です。これはライブ配信で少しだけ話しましたね。

同社は断熱材を扱っていて、施工と販売をしています。アクアフォームが有名ですね。

僕は大学時代に「マイクロバブル」というのを研究していたんですが、泡を使ってどれだけ断熱効果が得られるのか?ということも研究していました。

だから断熱材といえば泡!みたいなイメージがあるんですが、同社のアクアフォームも水を使って発泡させた断熱材で、たくさんの気泡で断熱効果を引き上げているんだと思います。業績も伸びています。

特に住宅がそうだと思うんですが、日本の家って断熱性能が低すぎるんですよね。うちのマンションとかもすぐに寒くなる。耐震構造は良いのに残念です。

アメリカに留学していた時は冬も全然寒くなくて驚きました。同社の断熱材はエコにも役立つので、とても期待しています。

親会社はヒノキヤグループという元上場企業で、ヒノキヤグループはヤマハ電機に買収されてますから、「孫上場」みたいな感じになってますね。

親子上場!という視点では、日本アクアは「長期でも儲かりそうだなー」と思うのと同時に、「これ、親子上場だし、ヤマダ電機がTOBするという出口もありそうだなー」とも思いました。

よっしゃ!買おうかな!と思って詳しく調べ始めたんですが、同社の従業員の定着率がめちゃくちゃ低かったんですよね。平均勤続年数が4年くらいでした。

これ、めっちゃ短いんですよね。

足元では採用に力を入れているみたいなんで、それが原因というのなら問題なんですが、離職率が高いのが原因だったら「それはちょっと困るなあ」ということで、まだ判断を保留しています。

想定レンジ

ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

また、EPSは時間と共に少しずつ上がっていて、過去10年間ではCAGR 8.5%です。

(1)PERのレンジと(2)EPSの成長ペースが今後も維持されるとすると、今後の株価は次のグラフのように推移すると期待できます。

2025年6月時点の筆者の想定レンジは32500〜42500円です。

6/6時点、日経終値は37741円です。ちょうど想定レンジの「真ん中」くらいです。

レンジのちょうど真ん中くらいなので、ディフェンシブな割安株や、シクリカルな割安株を、バランスよくホールドするのが良いかと思います👀

AI関連株は強くなってきているので、シクリカル株だったら「AIブームで漁夫の利がありそうな株」とかを狙いたいです。

いま注目している株

業績よし!割安感よし!チャートよし!の銘柄を改めて紹介します。

今日、取り上げるのはG-7ホールディングス(7508)です。

「オートバックス」や「業務スーパー」のフランチャイズが中核の会社です。

オートバックスについては微妙じゃないかと思っていたんですが、売上構成比を見ると半分が業務スーパーなんですね。

さっきも書きましたが、業務スーパーといえば神戸物産で、冷蔵庫1つさえめちゃくちゃこだわる会社なんで、ここのフランチャイジーなら手堅く成長するだろうなと思います。

予想PERは10.3倍で、指数と比べても安い。予想ROEは17%と効率が良いです。

ディフェンシブな株は適正株価も高いんで、手堅いビジネスをやっている割には、お買い得じゃないかと思います。

2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。

相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。

今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。

追伸

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