円高・株安、もう勘弁して・・・。
また円高。そして株安。僕の持ち株が際限なく下がっています。ファンダメンタルズは良いはずなんですが、どんどん下がる。もう勘弁してくれ・・・。
株安の原因は円高なので、日本株は来週に控えている日銀会合までは上がらなさそうですね。
ひとまずドル円は円高に傾き過ぎている気がするんで、FOMCで25bp、日銀が利上げなし、となったらまた円安・株高じゃないかなあ?
一方、ガンガン利上げする!ということになれば、円高はすすんでインフレは緩和されますが、僕の持ち株は大変なことになりそう。うーむ・・・。
円高メリット株を買えば良いじゃないか!とも思うものの、なんというか安く買えそうなものは「冴えない株」ばっかりな気がしていて、食指が伸びません。
「その株を買うなら今の株を持って円高に耐えたほうが良いな」と感じちゃうんですよね…。しんどいけど、我慢の時だなあ…。
新登場のopenAI o1、大逆転のチャンス?
さて、運用成績はダメダメですが嬉しいニュースがありました。
9/13未明、chatGPTの開発元であるOpenAIが、新しい生成AI「chatGPT o1-preview」を発表しました。
新しいchatGPTは「推論」に強く、荒っぽく言えば「考える力」に特化しています。
いままでのchatGPTは「幻覚(ハルシネーション)」と呼ばれる弱点がありました。事実に基づかない情報を生成して、「もっともらしい嘘」をでっちあげてしまうんです。
しかし、chatGPT o1は推論能力が飛躍的に高まったことで、この幻覚が減ったそう。
ためしに僕も使ってみましたが、「人間だったら当たり前に答えられることにAIが答えられない」ことが減っていて、かなり賢くなったと感じます。
たとえば「strawberryという単語にはrが何個ある?」とか、「綿菓子の上にレンガを乗せるとどんな高さになる?」とか、人間なら常識として答えられるけれど、頭でっかちな人工知能には答えられなかった意地悪な質問にもけっこう答えられるようになっていました。
じゃあ、どうやって賢くなったのか?という話なのですが、従来よりも推論にかかる計算量を増やしました。
新しい生成AIには「推論スケーリング」という技術が使われています。人間でも難しいパズルを解くためには何時間、何日とかかりますが、AIも「時間さえかければ難しい問題を解ける」レベルになってきたということですね。
NVIDIA、SOX、日経平均の転機か?
GPT o1はテスト版にも関わらず東大受験の難問に答えたり、数学オリンピックの難問に答えたりしているので、「遂に人工知能は人類を超えてきたなー」と驚いています。
いままで生成AIの進化に必要なのは「学習に必要な計算能力と時間」でした。どでかいサーバーを作り、そこにデータを放り込み、長い時間トレーニングして学習させれば凄いAIができる!というのが、いままでのスケーリング則です。
そして、この「学習のスケーリング」に必要なのがエヌビディアのチップ(GPU)であり、だからこそ株価も青天井に上がっていました。
一方、今回のAIで明らかになったのは、「学習が終わったAIにも計算能力と時間を与えれば、与えただけ良い答えがかえってくる」という、推論にもスケーリングが効くという事実でした。
ここからは僕の妄想ですが、「いままでのスケーリングで大盛りあがりになったエヌビディアの株は、推論でもスケーリングが必要になることでさらに盛り上がるんじゃないか?」と感じました。
推論スケーリングではCUDAのような開発環境による堀がないですが、少なくとも計算能力を引き上げるためのハードウェアを作っている会社には「ものすごく儲かる話」なんじゃないかなー。
いままでの株価に「推論スケーリング」は織り込まれていないでしょうから、これからどう動くかが楽しみです。僕はSKハイニックスの株を持っていますが、どうなっちゃうんでしょうね。
NVIDIAが復活すれば日本の半導体界隈も盛り上がるでしょうから、日経平均にもプラスになるはずです。ワクワクしますねー。
iPhone16の予約開始
9/13の21時からiPhone16の予約が始まります。売れ行きしだいで関連株の動きも変わってくると思うんで、売れ行きがどんな感じが経過観察したいですね。
Google Pixel 9 はRedditでも「買えない!」みたいな意見もあるくらいですから、ちゃんと売れてるはず。中華スマホも前年比3割売上増!みたいなニュースもありますし。期待が膨らみますねー。
追伸
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