【速報】日経先物が下落⚠️ 原因は配当落ち+トランプ新関税?

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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日経平均が急失速⚠️

9/26、日経平均が急失速しました⚠️

ちょうど9/22のブログ

金融会合は特に問題なかったですが、ビットコインが急落しているのが不気味です⚠️

と書いていましたが、偶然かもしれませんが、ビットコインが下がっている時って「きな臭さ」を感じるんですよね💦

ちょうどガラガラとビットコイン価格が下がってきていて、「なんやなんや?」と不気味な雰囲気であります。

何が下がったのか?を見てみると・・・

半導体関連銘柄が弱かったですね。特に、指数への寄与度の大きなアドバンテストとソフトバンクグループが足を引っ張りました。

レーザーテックとディスコもすごい下げですね…。

他方、上昇銘柄の中に「味の素」が入っています。お馴染み「旨み成分」の味の素を作っている会社ですが、ABF(Ajinomoto Build-up Film)という半導体材料も作っているので、これは半導体関連なのに売られないんですね。謎だ…。

じゃあ、どうして半導体関連株がこんなに売られたのか?というと、多分、トランプ大統領が新たな半導体関税を検討してるという記事が出たからでしょうね。

Jukanさんのポストを邦訳すると:

トランプ政権半導体輸入削減計画を検討中

  • 米国の計画では、企業は輸入する半導体と同量の国内生産半導体を確保する必要があります。
  • トランプ、半導体製造企業を対象に新たな輸入制限計画を推進。
  • 輸入と国内生産の比率を一致させられなかった企業は関税を課されます。

とのことです。ドヒャー。

半導体に関しては台湾のTSMCとか、韓国のSamsungやSK Hynixとか、ここらあたりにクラスターがありますが、これをアメリカでもやろう!ということで、参加しないと制裁されるそうな。厳しいですね💦

ただ、これって「アメリカでも工場つくろうぜ!」という話なんだと思うんですよね。

確かに、投資をしなきゃいけない半導体メーカー(SamsungとかSK HynixとかKioxiaとか)にとってはマイナスかもしれません。

しかし、装置を作っているメーカーにとってはプラスなはずなんですよね。工場が増えれば装置も売れるはずなんで。

そう考えると、9/26の下げは、足元の相場がバブルというのでもない限り「良い押し目」な気がします。

今週のチャレンジ

前にも書きましたが、我が家では「1日1つ、なんでも良いから、どんなに些細なことでも良いから、新しいことにチャレンジ(挑戦する」という取り組みを行っています。

もうすぐ僕は35歳になるんですが、この歳になると、意識して時間を過ごさないと、1週間、1ヶ月、1年があっという間に過ぎちゃうんですよね。

ジジイになってから「もっと色々なことに挑戦すればよかった!」と後悔するのは嫌なんで、今のうちから、どんなに些細なことでも良いので、新しいことを試してみて、楽しく過ごしています。

メルマガ読者やYouTube動画リスナーから

私も1日1チャレンジ習慣やってみました!

というお声をいただいていて、嬉しいですね。めっちゃ楽しいのでオススメです笑

今週もいくつか新しい挑戦をしたので、いくつか共有していきますね。

まずはお酒。BUSKERというウイスキーを買ってみました。

前に「Kavalan」という台湾ウイスキーを紹介したのですが、トロピカルな香りでとても美味しくて感動して、でもちょっと値段が高くて、習慣的には飲めないなーと思っていたんですよね。

じゃあ、似てそうなウイスキーということでBUSKERが人気そうだったので試しに飲んでみました。確かに甘い香りがして良い!のですが、さすがにKavalanの濃さには敵わなかったですね。

とはいえ、コスパはめちゃくちゃ良いなーと思いました。甘めの香りのウイスキーが好きな人は、気に入ると思います。オススメ。

次にお菓子。森永製菓のザ・クレープを食べました。

クレープで包まれたアイスなんですが、中のチョコがパリパリだし、アイスは濃厚だし、クレープはもちもちだし、「うまっ!」となりました。

クレープ屋さんとかでクレープを買うと、それこそ1つあたり安くても500円とかだと思うんですよ。それと比べても半額以下で食べられるなんて!感動です。

あとは、銀だこ味のベビースターラーメンは娘が気に入ってボリボリ食べていました😂

大学生くらいの頃から、筆者は「銀だこ」が大好きなんですよね。たこ焼きって、こんなにうまいのか!とビビりました。

おやつカンパニーは上場していないんですが、銀だこは「ホットランド」という会社のフランチャイズですね。

個人的には「こんなに美味しいんだから、良い会社なんじゃないか?」なんて思っていたんですが、業績はめちゃくちゃ不安定なんですよねー。

見ればわかるように、2012年、2016年、2018年、2020年が最終赤字になっていて、業績がガタガタですね。

個人的には、こういう会社は「消費者としては良いかもしれんが、投資家にはなりたくないなー」と感じますね。

業績がガタガタになると、どうしても株価もガタガタになるし、そうなると投資家も高いリターンを求めるようになって、それこそ「配当利回りが高くないと買わん!」みたいな感じになるんですよね。

当たり前の話として、「高いリターンを求めるなら高い利回り、つまり安い価格で買わなきゃいけない」んで、ハイリスクになるほどハイリターンが求められて、適正株価は下がります。

その点、森永製菓のROEは2015年以降、高いし安定していますよねー。

競争戦略論のマイケル・ポーター先生は

「価値」とは、顧客のニーズ(もしくはニーズ以上のもの)を効率的に満たす能力のこと

述べていますが、ROEの高さと安定性を見れば、大きな価値を創り出しているのは森永なんだなーと実感します。

株主総会レポ②

今日は持ち株の株主総会へ参加してきました。昨日のYouTubeライブでも結構「どんな感じだったー?」と聞かれたので、ちょっとだけ補足します。

足元の決算はコケていて、でも将来性があって、10年後、20年後にはきっと大きく化けているだろうし、同社にしかできない、みたいな技術力を持っている会社なんですよね。

同社は「世界初」の技術を次々に開発している会社なんですが、この「世界初」を作れる会社、特にニッチトップ企業は本当に強いなと思っています。

これには2つの理由があって、1つは「人まねをしない=自ら競争に飛び込まない」こと、もう1つは「顧客の心に寄り添うからこそ、世の中に存在しない商品を思いつく」という2点で優位だと思います。

これは単純に「早いから有利=先行者利益」という話ではなくて、「そんなこと、誰もやらんやろ!」みたいなニッチ分野でこれをやると、相乗効果でめちゃくちゃ儲かるんですよね。

ニッチだから誰も真似しないし、だから先行者利益がずーっと長く続くわけです。1つの金脈を見つけたら、20年も30年も儲かり続けるし、実際にそうなっている、という会社なんですよね。

足元では業績が悪いんで、「どうしたん?」と思ってたんですが、トランプ関税に相当振り回されていたようで、まあ、仕方ないよなあと思いました。

トランプ関税なんかで価値がなくなる会社じゃないんで、今後も頑張ってくれると期待しています。短期的にはドカンと上がる材料はないですが、長期的には化けると思うので、のんびり、細く長く持ちます。

モメンタムの分析

日本株は「勢いがつくと強い」傾向があります。

目安としては、25日平均から「+2%〜7%」が適温相場で、そこから崩れて「-3%〜+2%」となると急に弱くなる傾向があります。

日経平均株価とTOPIXのチャートを見てみると、AIブームに乗っている半導体株が好調で、この恩恵がある日経は強く、恩恵が薄いTOPIXは停滞していました。

一方、ちょうど足元で半導体株が崩れたので、日経平均はやや腰折れ。内需中心のTOPIXの方はやっと上昇トレンド入り、という感じになりましたね。

ここからセクターローテーションが始まるのか、それとも「全体的にアゲアゲになるのか」、どっちかなーと思って眺めています。

価格としては高すぎる気がしていて、機関投資家の現金比率が下がってきている、みたいな話も見かけるので、上がるとしても上昇余地は限定的な気がするんですが💦

需給の分析

投資家主体別売買動向を見てみると、海外投資家が大きく売り越しています。

先週に引き続き、海外投資家が売り越していますね。いよいよメインの買い手はいないんじゃないかなーと思うんですが、足元の株高を維持できているのは自社株買いが旺盛だからかなーと思っています。

日経平均ETF(1321)とTOPIX ETF(1306)の価格帯別出来高を見てみます:

日経平均ETFの需給は「ちょっと崩れてきたかな?」というふうに見えます。9/26の下げを受けて、結構分厚い出来高の層が上側にできましたね。

ここを再度上回れれば良いですが、そうならないようだと「一旦、天井かな」と感じます。

一方、TOPIXの方はアゲアゲで、AIブーム中心の半導体株から内需株にもお金が回ってきているのかなー?と感じます。

11月以降は年末ラリーが起きやすく、上昇相場で差らに上がることも多いんで、当面は1〜2ヶ月休んで、年末にもうひと頑張り、という感じを想定しています。

想定レンジ

足元では上限を突破していますが、ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

日経平均株価の長期チャートを見てみると、まだ高値圏にありますね。

2025年9月時点の筆者の想定レンジは34000〜43000円です。9/26時点、日経終値は45354円です。「だいぶ高いな〜」と思います。

資金余力も少ないでしょうから、「なんでも上がります!」みたいなイージーな相場を期待するのは楽観的すぎると思うので、当面はセクターローテーション中心のボックス相場になると想定しています。

いま注目している株

さいきん、同じ銘柄ばっかり紹介しているんで、今日はちょっと変わり種を紹介しましょう。

今日は日精エー・エス・ビー機械(6284)を取り上げます。

PETボトルなどの食品、飲料容器成形機の世界大手ですね。いわゆるグローバルニッチトップの会社で、安定着実に成長してきています。

今年8月に上方修正を発表していて株価はあげあげですね。ずーっと前から注目している会社だったんですが、詳しく調べるのが遅れて、すっかり乗り遅れてしまいました。

決算資料にもありますが、機械メーカーといえば業績が不安定、というイメージがあるんですが、容器需要自体は安定しているので、そういう意味では、同社の業績は機械メーカーの割には安定している気がします。

まだ調べきれていないのですが、足元の業績だったらまだまだ高値は更新できるんじゃないかなーと思ってみています👀

2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。

相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。

今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。

追伸

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