メリークリスマス!
メリークリスマス!
もうすぐ2024年も終わりですね。1年が過ぎるのはあっという間です。
こないだ実家に帰った時に「1年があっという間だね」という話をしたら「年をとると、もっと短くなるよw」と言われました。1日1日、大切に生きないとなあ。
さて、来たる2025年、どんな相場になるかなー?と妄想が膨らみますw
未来は不確実なので1円も違わず「ピタリ!」と当てるのはムリですが、「大体これくらいのレンジだろうなー」というのは予想できます。
なので、ここでは2025年の日経平均が「どれくらいのレンジになりそうか?」を試算してみました。良い意味でヤバイ!と思った発見をまとめていきます。
日経平均の想定レンジ
計算に移る前に、1つ前提を共有します。
ここ10年の経験上では、日経平均は予想PERが13〜17倍のレンジで推移しています。
このレンジからはみ出したのは、2015年のチャイナショック、2020年のコロナショック、2022年の利上げ不況などです。
裏を返すと、これだけの悪材料があってPER13倍で反発しています。よほどの経済的逆風がない限りは、このレンジは続くと仮定します。
前置きはこれくらいにして、そろそろ計算に移ります。
2024年11月末の日経平均の予想EPSは2465円です。
株価はPER × EPSですので、
PERが13倍なら日経平均は 13 × 2465 ≒ 32000円。
PERが17倍なら日経平均は 17 × 2465 ≒ 42000円。
くらいになりそうです。
「数字だ〜!!計算だ〜〜!!難しい〜〜!!」という方もいるでしょう。
なので、パッとみてわかるようにグラフを作ってみました。
(チャート:TradingView)
ちなみに、2014年11月以降、日経平均のEPSは年8〜9%のペースで伸びています。
過去と同じペースで2025年もEPSが伸びるとすれば、時間と共に日経平均のレンジも上にスライドしていくでしょう。
半年以上、「鳴かず飛ばず」が続く日経平均ですが、こうやって試算してグラフにしてみると「悪くないやんけ!」と思いますね。
日経平均の想定レンジ(長期ver)
ちなみに、このレンジをそのまま長期で当てはめると、夢が広がりますw
2030年にはEPSが4080円となり、日経平均の想定レンジは53000〜69000円に。
2040年にはEPSが9454円となり、日経平均の想定レンジは123000〜160000円に。
2050年にはEPSが21902円となり、日経平均の想定レンジは285000〜372000円に。
チャートに表すと、こんな感じです:
(チャート:TradingView)
なお、ここまでの計算は加重平均PERを下に行っています。計算の前提がおかしい!などありましたら、各自で計算し直していただけたらとw
かくいう中原自身、iDeCoでTOPIXに連動する投資信託を毎月、積立購入しています。
2024年から新しいNISAが始まり、積立投資枠もありますから、日本株の指数に連動する投信も組み入れたいですねw
S&P500との比較
ちなみに、僕が「バブルじゃないか?」と疑っている米国株は、どれほどの成長性があるんでしょうか。
gurufocusでS&P500のeps推移を調べてみると、以下のチャートが見つかりました:
2015年には100くらいだったEPSが、2025年末には250くらいまで伸びる見込みです。11年で2.5倍ですね。これを年率換算するとCAGR 8.6%です。
日経平均は円安ブーストがかかっていますが、日本株も「成長速度がアメリカ企業並みってヤバくないか?」と思いました。やるじゃないか、日本企業。
相変わらず、2000社近くがROE 8%割れの日本企業ですが、少しずつまともな会社も増えてきていますから、中長期投資先としても魅力的になってきたと思います。
気になる個別株
投資対象として魅力が増している日本企業ですが、中でも伸びそうだなーと思っている会社の1つが大東建託(1878)です。
大東建託といえば賃貸住宅管理戸数が全国1位の会社です。
日経平均との比較チャートからもわかるように、惚れ惚れするような右肩上がりで成長している会社ですね。
目下3年のROEは18%前後で推移していて、しっかり効率経営されているなーと思います。
同社は賃貸住宅管理戸数は27年連続で業界1位。賃貸仲介件数は14年連続1位。住宅供給戸数は3年連続1位。賃貸住宅入居率は98%を誇ります。
ニッチな業界とはいえないので競争は激しく、心配材料があるとすればそこでしょうか。
予想PERも14倍と指数より低く、配当利回りも3%以上と高いのでNISAなどで投資するのに面白そうな銘柄だと思います。
追伸
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