【速報】日経平均が続落⚠️夏枯れ最悪期、あなたは大丈夫?

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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日経平均は続落⚠️

7/29、日経平均は続落しました⚠️

今日も、インテルショックが続いた感じでしたね。アメリカではエヌビディアが絶好調で上がっているのに、日本ではインテルに引っ張られて株価が下がった印象です。

「インテルは優良企業」みたいなイメージがあるかもしれませんが、インテルは3年くらい前から業績がボロボロなんですよね。

Zacks.comで調べてみたところ、同社のEPSはずーっと右肩下がりです。インテルといえば昔は「超優良企業」というイメージでしたが、今では見る影もないですね💦

「昔は良かったけど今はダメな会社」の他の例としては、ウォルト・ディズニーなんかも良い例だと思います。

いちおう業績は伸びていますが、ROEの水準は実績ベースで10%にすぎません。アメリカにはもっと良い会社はたくさんありますんで、この数字をみても「別に…」という感じです。

Wokeを意識しすぎて世界観がズタボロにされた人魚姫とか白雪姫とか、ダメダメなのをみていれば、まあ分かりますよね💦

かつては素晴らしかった会社でも、時代の流れとともに衰退していってしまう会社もたくさんあります。昔調べたことも、しっかりアップデートしていかないと悪い株を高値づかみしちゃうんで、気をつけないといかんですね。

レーザーテック急落

日経平均株価の下げを牽引した銘柄の1つが、レーザーテック(6920)でした。

7月に入ってからだいぶ下がっていますが、7/29は8%以上も下がりました。

チャートを見た感じでも「だいぶ需給が悪くなってきたな」と感じます。高値で買った人たちはみんな含み損で、しばらく2万円は超えなさそうな形です。

今のところ1万4850円で踏みとどまっていますが、8/7の決算で下に割れるようなことがあれば、また厳しい時期に入りそうです。

今日、株価が下がった原因は、昨日のアドバンテストと同じようにレーティングが悪かったからです。外資系証券会社が弱気な投資判断を出したことで、それが嫌気されて売られています。

このレポートによればレーザーテックの主力商品である、マスク用装置市場は踊り場を迎えたんじゃないか、という話です。

7/28のブログでも、

レーザーテックの方は決算は微妙そうだけれど、下がったら欲しいなーと思って眺めています👀

と書きましたが、僕も決算は微妙だと思うんですよね。それでも「下がったら欲しい」と書いているのは、別に決算が悪くても、次で取り返せるなら問題ないとも考えているからです。

僕は「サイクル的に商品が売れない」なら別に株を売るほどの理由ではないと思っていて、本当に怖いのはの「高精度マスク検査装置」という高度な技術領域がKLAなどに取られて再起不能、という方が怖いです。

だから「ライバルに客を取られないか」を強く心配していて、PERも20倍近くあり、持ち株のPER(8倍前後)と比べてもかなり高いんで、ここのところをはっきりさせないことには正直買いにくいな〜と思います。

ですが、サイクル的な話だけなら、結局は売れることになるんで「下がったら買い」のスタンスで良いと思います。

良い会社だと思うんで一時的に不調があっても立て直せると楽観していますが、当面、株価が上がるようなワクワクする材料は出てこない気がしているので、まだ買わずに「安くなったら買いたいな〜」と眺めています👀

アドバンテスト上方修正

7/29の引け後、アドバンテストが上方修正を発表しました。こちらは「決算は良いと思う」と書きましたが、思った以上に業績が良くてビビっております。

ちょうど昨日、UBS証券が投資判断を「ニュートラル」から「セル」に引き下げたようで、それで売りが殺到したみたいです。

昨日のブログでは

レーティングが発表された後に株価が動くのはよくあることですが、「弱気になるほどかなあ?」と感じます。

と書きましたが、レーティングを引き下げられて株価が急落した直後に上方修正となりました。株を売った人は、かなり悔しいでしょうね。

昨日も書きましたが、足元ではAI半導体を作れるメーカーや、その設備を作っている会社はイケイケで伸びています。(AI以外の半導体株はダメですが💦)

半導体株を買うときには①AI需要を取り込めていること、②他を寄せ付けない技術力(参入障壁)があること、という2点がめちゃくちゃ大事だと思います〜。

日経平均の想定レンジ

日経平均株価が結構下がってきたことに加えて、アドバンテストの超絶決算でAIブームが再燃するんじゃないかと期待しています。

ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

また、EPSは時間と共に少しずつ上がっていて、過去10年間ではCAGR 8.5%です。

(1)PERのレンジと(2)EPSの成長ペースが今後も維持されるとすると、今後の株価は次のグラフのように推移すると期待できます。

2025年7月時点の筆者の想定レンジは33000〜42000円です。

7/28時点、日経終値は40674円です。ちょうど想定レンジの「だいぶ上」くらいです。

昨日も書きましたが、これから2週間は1年で最も株価が下がりやすい時期だと思います。夏枯れ相場の「ピーク」ですね。

これは、1年間52週間のうち、第31週初〜33週初にTOPIXを買った場合のバックテスト結果です。大体7月末〜8月半ばに当たります。

もちろん、上がった年もありますが、一貫して下落しているので、「攻めるより守りたい時期だなー」と感じます。

足元の決算を見る限り、思ったよりも決算は悪くないな、と感じます。だからガラガラ崩れて暴落!みたいな展開は考えにくいですが、夏枯れ相場には警戒中です。

日経平均株価は生成AI関連株にだいぶ歪められていますので、AIブームが再燃すればもうちょい高いところまではいけると思います。

ただ、AI以外はどうかというとまだちょっと高いと思うので、引き続き、「AIは買い、AI以外は様子見」というスタンスです。

いま気になる株

今日取り上げるのは東テク(9960)です。

これまで業績は堅調に伸びてきていて、株価は10年で10倍になっています。すごいですね。

同社は1955年創業の空調機器および関連機器の専門商社であり、空調業界の草分け的存在として業界をリードしてきました。

空調分野では業務用空調国内シェアトップのダイキン工業のNo.1代理店であり、計装分野ではアズビル(空調自動制御国内トップ)の特約店として、多様なメーカーの製品を幅広く扱っています。

地球温暖化で年々夏が暑くなっていますから、エアコンの重要性が高まっていると思います。そして、足元ではエアコンの技術者も足りていないようで、特に北海道とかはそうらしいですね。

予想PERは10.8倍、今期の予想ROEは17.48%です。2016年以降のPERは6〜12倍くらいで推移してきました。長いこと過小評価されてきた会社なので、それと比べると足元の予想PERはちょっと高く感じますね。

次の決算は8/8です。事業基盤はしっかりしていると思うので、これから見直しが進んできて、まだまだ上がる余地はあるんじゃないかなーと期待しています👀

2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。

相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。

今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。

追伸

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