日経平均が急失速⚠️
10/7、日経平均が急失速しました⚠️

ちょうど昨日のブログで、「日経平均は25平均乖離が7%を超えるとピークになりやすい」と書きましたが、その通りになりました。

バックテストした結果も悪いですね。10/7時点でも、まだ25日平均乖離率は7%を超えたままです:

自分がスイングトレードをやっていた時なら「そろそろ利益確定かな」となるタイミングです。上げを取るより、下げに備えたい局面。
ちなみに、昨日のブログでは
株式指数は「個別株の先行指標」として動く傾向があります。(1)まず指数が上がり、(2)次に個別株が上がる、ということですね。
期待が先行して、指数よりも早くドカンと上がった株は少しくらい利益確定しても良い気がしますが、出遅れている個別株が上がるのはこれからで、今売ってしまうのは勿体無い気がします。
とも書きました。
出遅れているうちの持ち株は上がってくれるんじゃないかと期待していましたが、まだセクターローテーションは始まっていません💦

筆者としては「そもそも割高な株を喜んで買う必要もないから、安くて良い株に分散投資をしてのんびり稼ごう」と考えています。
売った方が良いのか?
日経平均は相当高いし、勢いもなくなってきたし、「そろそろ売った方が良いのかな?」と心配な方も増えてそうですね。
過去のデータを見る限り、筆者は「慌てて株を売らなくても良いかな」と考えていて、売るつもりもありません。理由は2つ。
第一に、昨日も書いたように「出遅れ株はこれから資金流入が期待できる」からです。
あくまで経験則ですが、「上昇相場では出遅れた株はゆっくり上がる」傾向があります。
相場がガラガラ崩れたら流石に心配ですが、足元の相場は強い上昇トレンドなので、そんなに心配してません。
おおまかな目安としては、個別株はTOPIXが25日平均を割れると失速する傾向があります。まだTOPIXは上昇トレンドですから、のんびり「出遅れ上昇」を待とうかと考えています。
もう1つは、需給が良いからです。

TOPIX ETFのチャートを見ればわかるように、足元の指数は最高値水準です。こういうとき、買いポジの人は「みんな含み益」で、慌てて売る必要がありません。
急いで売る理由がないなら、下がる理由もありません。それに、指数が崩れたとしても、「安くて良い銘柄」を目利きしていれば、それも損を抑えるクッションになってくれます。
トレンドが崩れてくるとしたらチャートが崩れてからで、目安としては8〜9月に揉み合っていたレンジを下に抜けてくると一気に雰囲気が悪くなりそうですね。

筆者の私見ですが、「天井を見極めて売ろうかどうか考える」ことより、「トレンドが崩れた時に含み益が戻ることを期待せずに潔く撤退する」ことの方が短期トレードでは重要だと感じます。
天井の見極めはミスっても傷が浅いです。トレンドが崩れていないし、ガラガラ崩れることも少ないからです。「早売りして儲け損ねるか、天井で売り損ねるか」の違いに過ぎないからです。
一方、上昇相場は、強ければ強いほど「崩れた後が怖い」んですよね。需給も悪くなるし「早く売らないと死ぬ」信用取引組が出てくるからです。サクッと逃げないと傷も深くなりがちです。
なので「上昇が止んだ」くらいで怖がる必要はなく、「チャートが崩れてから」怖がるのでも遅くはないと感じています。
どうしても怖い場合は、割高な先行株を少し利益確定して、出遅れている割安株に少し避難させておくと良い気がしています。(うちもやろうか検討中です)
日経平均株価は過熱ぎみ
足元では上限を突破していますが、ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。
日経平均株価の長期チャートを見てみると、まだ高値圏にありますね。

2025年10月時点の筆者の想定レンジは34000〜43000円です。10/7時点、日経終値は47950円です。「だいぶ高いな〜」と思います。
とはいえ、今の上昇ペースはさすがに維持できないと思いますから、「なんでも上がります!」みたいなイージーな相場を期待するのは楽観的すぎる気がします。
だから、当面はセクターローテーション中心のボックス相場になると想定し、「何が売られ、何が買われるか?」を強く意識する必要がある気がします。
日経平均は5万円が天井?
Xで気になる記事を見かけました。
「野村ハイベータ日本株」という投信に関する記事なんですが、これ、基準価格が12500円を超えると償還する仕組みがあるそうなんですよね。
つまり、「儲かったら機械的に利益確定する」仕組みがある投信だと思うんですが、日経平均が5万円ちょいを超えてきたタイミングで売りが入るかもなんで、「簡単には上げさせてもらえないだろうなあ」と警戒しています。
これからどう守る?
じゃあ、これからどうすれば良いのか?という話ですが、僕は「守りを固める時期」だと考えています。
守りを固めるには「割安なディフェンシブ株」にお金を移動するのが無難かと思います。
先述した投信はハイベータ、つまり、値動きの激しい日本株を中心とした投信のようですが、そこが売られるとするなら、逆に「値動きがほとんどない地味な株」が狙い目だと思います笑
わかりやすいところとしては、ドラッグストアとか、食品スーパーとかですかね。
いま注目している株
リスクに強い会社はどこだ?ということで、注目している銘柄としてJMホールディングス(
3539)を紹介します。
JMは「ジャパンミート」の略で、肉に強い食品スーパーのお店ですね。
2月からブログで取り上げているのですが、絶好調ですね🔥

同社は「肉のハナマサ」という業務スーパーを運営しています。元々赤字だったところを買収して建て直した、腕利きの会社です。
予想PERは11.0倍と低く、お買い得だと思います。
食品スーパーって、身近すぎて、「先が読めてしまう」から、ワクワク感はないんですよね。そのかわり、地域に密着して、なすべきことを淡々とこなしていくから盤石だと思います。
前に1株価値をラフに計算した結果は「1株価値=9079円」でした。今の株価が3025円なので、それと比べたらかなり割安だと思います。
大事なのは「株価より裏付け」
最後に、暴落相場で一番大事なことをお伝えします。
それは「株価より裏付け」です。
放っておけば配当収入が右肩あがりに増えていく会社に投資している限り、株価が下がっても恐れる必要はないです👀

裏を返すと、どんなに株価が上がっても、裏付けがないんだったら、それは「中身のない値上がり」に過ぎません。
足元の株高は「中身のない値上がりが多いな」とも感じますんで、怖がるべきはそっちだと思いますね。悪い成功体験で浮かれて傲慢になると、その傲慢さが後で悪さをしてきますから。
企業価値が毀損されそうな株から撤退し、代わりにより良い収入源へと資金を移す。こういう「投資の基本」を粛々と積み重ねていくことが、バブルっぽい相場を乗り切る秘訣なんだと思います👀
2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。
相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。
今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
追伸
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