日経平均は横ばい
11/28、日経平均は前日比+86円となりました:

アメリカは感謝祭なので、落ち着いていますね。
何か目立ったこととしては、ザラ場中にCMEがダウンしたことでしょうか。(ちょっとビックリしました)

例年、年末ラリーは11月から始まることが多いですが、これまで結構下がってきたので、そろそろ反動高が始まる気がしています。
持ち株を総点検中
前に「PERの呪いから抜け出せそう!」って話をブログに書いたんですが、これを機会に持ち株を総点検しています。
繰り返し書いてきた事ですが、僕は「PERの呪い」にかかっています。
これは「PERが高い株は怖くて買えない」という呪いなんですが、やっとこの呪いから解放されそうです。
きっかけはマッキンゼーの「企業価値評価」を読んだ事なんですが、ここにある「バリュードライバー式」を使えば、近視眼的なPERに束縛されずに済むと気がつきました。
バリュードライバー式の公式は以下:
企業価値 = NOPLAT * (1 – 再投資率) / WACC – ROIC * 再投資率
この式を変形すると、
WACC – ROIC * 再投資率 = NOPLAT * (1 – 再投資率)/ 企業価値
WACC = NOPLAT * (1 – 再投資率)/ 企業価値 + ROIC * 再投資率
となります。
この時、株主資本コストとWACCの関係は
WACC = Re × 1/(1 + D/E) + Rd × (1 – t) × (D/E)/(1 + D/E)
なので、これを代入して左辺のRe(株主資本コスト)に変形すると
Re = WACC × (1 + D/E) – Rd × (1 – t) × (D/E)
となります。企業価値=時価総額と仮定すると、WACCは先述した式で計算できるので、これで時価ベースの株主資本コスト(=想定益回り)が決定されるわけですね。
いままで僕はPERとか配当利回りを超重視してきたわけですが、「平凡な会社がPER10倍」なのと「超絶優良な会社がPER15倍」なのでは後者の方が好成績なイメージがあります。

こんな感じで監視対象の銘柄について1つ1つ調べているんですが、しっかり調べようと思うとかなり時間がかかるので、苦戦しております💦
一通り点検した後には、分析したことのない銘柄についても調べていく予定ですが、まだまだしばらく時間がかかりそう。
今年中に点検を終わらせて、2026年までにポートフォリオをキレイスッキリにまとめて行く予定です。
日経平均は高過ぎ?
ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

当ブログでは「日経平均株価の想定レンジは34000〜43000円だ!」と言っていますが、このレンジを突き抜けて青天井に上がっています。
11/28時点、日経終値は50253円です。

需給面でみると、日経平均は48000円〜50500円のレンジで出来高が集中しています。
基本的にはこのレンジで「行ったり来たり」する気がしていますが、レンジの中でもだいぶ高いところまで上がってきました。上抜ければ強そうなので、感謝祭明けの動向に注目ですね。
いま注目している株
設備投資が旺盛だ!ということで、やはりホーチキ(6745)には注目しています。

チャートは2024年11月に撮ったものです。当ブログでは去年11月から取り上げている銘柄ですが、それからぐんぐん株価も上がっていますね。
ホーチキといえば火災報知器を販売している会社です。防災関連銘柄として、注目しています。
ついさっき、筆者が適正株価を試算しなおしてみたんですが、10000円くらいになりました。予想PERは14.7倍で、まだまだお買い得な感じがします。
東テク(9960)を取り上げます。


同社は1955年創業の空調機器および関連機器の専門商社であり、空調業界の草分け的存在として業界をリードしてきました。
空調分野では業務用空調国内シェアトップのダイキン工業のNo.1代理店であり、計装分野ではアズビル(空調自動制御国内トップ)の特約店として、多様なメーカーの製品を幅広く扱っています。
これも筆者が適正株価を試算しなおしてみたんですが、12000円くらいになりました。まだ予想PERは12.5倍で、日経平均株価と比べてまだまだ安いと思います。引き続き注目していきます!
両方とも、放っておけば5年で2倍くらいは行くんじゃないかなーと期待しております👀
2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。
相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。
今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
追伸
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