中東情勢緊迫で日経急落
中東情勢の悪化を受けて、日経平均が大きく下がりました。前日比は-843円で、2%以上も下がっています。
原油価格が高騰したことを受けて、INPEX(1605)や石油資源開発(1662)といったエネルギー株にも資金が流入しています。
エネルギー資源はこれから足りなくなるんじゃないか?という話も出ているんで、中長期投資とかで狙うのはアリな気がしますね。
これからどうなるかは正直分からないものの、インフレのリスクが高まっている気がします。
個別株の反応はまちまちで、三菱重工業(7011)などの防衛関連株は上がる局面も見られました。
ただ、防衛関連株にはイマイチ食指が伸びないんですよね。
古い知識なのですが、三菱重工業の株価でバックテストしたとき、同銘柄はそんなグイグイ上がる感じの株じゃなくて、すぐ上値が重くなることが多かったんですよね。
あとはドル円。円高になるとキツイ気がします…💦
今回の下げはあくまで「ビックリして下がった」だけで、経済への影響はいまの段階だとそんなに大きくない気がしています。
Nvidiaの株価が急落
それよりも気になるのがアメリカの半導体株安ですね。
アメリカ株がくしゃみをすると日本株も風邪を引きます。特にSOXの元気がなくなると日本株は全体的にボロボロになることが多いです。
そこに畳み掛けるようにミンチークオ氏が、エヌビディアに関する手厳しいレポートを出していて、これもまた嫌な感じ。
iPhone16の売れ行き、ビミョーと話題
きのうiPhone16売れてるかも!という話をした直後に、バークレイズが「やっぱ売れてないんじゃない?」と言い出して、アップル株が大きく下がっていました。
日本でもアップル関連株が下がっていました。僕の持ち株もけっこう下がっていてキツイなあ…。勘弁してくれー💦
BBレシオ(受注/売上レシオ)が1倍を超えているあいだは「作れば作っただけ売れるウハウハタイム」なんで良いですが、この水準をまた割り込むようなら電子部品株もコケそうで心配です。
7-9月期はたぶん平気だと思いますが、10-12月期にどこまで踏ん張れるかが気になりますねー💦
中国株が青天井に🔥
エネルギー株、防衛株のほかにも、同じくらい、いや、それ以上に盛り上がっているのが中国株です。上海総合指数の日足チャートが次のとおり:
9月後半に入ってからの上がり方がエグいです。
2700pointから3300pointまで、半月と立たないうちに20%近く上がりました。新たなセクターで生産過剰につながる気もしていて恐ろしいですが。
主な景気刺激策は金融緩和、株価対策、不動産対策だそう。以下の日経新聞の記事が詳しいので、参考になれば。
恩恵を受けそうな日本企業があれば気になるけれど、どこだろう。
いつもなら安川電機とかファナックとかを考えるんですが、そこまで復活するか?
それよりは、少なくとも足元で銅価格も高騰しているし、住友金属鉱山(5713)とかのほうが気になるなあ。
すでに大分上がってしまったので、押し目が来たら狙う感じかなあ。
とはいえ、期待感だけで動いている感も否めないので、それなら住友林業とか、アメリカの住宅支援対策関連とかのほうが気になるかなー。
追伸
メルマガ登録よろしくね。これからも有益な情報をお届けします。
コメント