日経平均、258円高🔥
8/5、日経平均は258円高となりました🔥

日経先物が900円も下がっていたときはヒヤヒヤしましたが、結局、荒れたのはアメリカ株だけでしたね💦
まあ、雇用統計ショックの原因はアメリカの雇用であって、日本企業があそこまで影響を受けるのも、わけ分からん話でした。
株をやっていると、わけ分からん(というか短絡的過ぎる理由で)株価が上がったり下がったりするのを見る。
こういうのを見ると、自分も含めて「所詮、人間なんてサルに毛が生えた程度の生き物なんだな」と思います。
まあ、そうはいってもあれこれ考えるのも楽しいし、それが「人間らしさ」でもあるんで、楽しみながら思索に耽りたいものです。
ドル建ての日経平均はもはや無風でした。

結局、「円高になった分、指数が下がった」くらいで、株価が下がったというよりは「ドルが嫌われて、円が強くなっただけ」という印象です。
円建てで見ると印象が悪いですが、僕ら日本人の資産の大部分は「円」ですから、そう考えれば好ましいと思います。輸入品の物価も下がりそうですし。
また、先週末のブログで紹介したハマキョウレックス(9037)も好調です。

この時は
今回の「雇用統計ショック」も多分追い風になると思います。なぜかというと、この下げで原油価格が急落しているからです。
と書きましたが、トラック運送業者は、円高メリットなんですよね。市場も似たような受け止め方をしているようです。
雇用統計ショックの振り返り
8/2のブログでは
「景気が悪くなると歯止めが掛からなくなるんじゃないか?」と不安な方がいると思います。現時点では、僕はそこまでの心配するフェーズではないと感じています。これは「サーム・ルール」が点灯していないからです。
「リーマン危機みたいな大暴落が来るのか?」と不安な方がいると思います。これについても、現時点では、僕はそこまでの心配はしていません。リーマン級の危機が起きる時には、会社が連鎖倒産していきます。この時には流動性危機が起きるんですが、それに連動して債券市場がめちゃくちゃ荒れます。債券市場のボラティリティを表すMOVE指数というのがあるんですが、今のところここは落ち着いていて、「システミックリスク」を心配するのはまだ先かと思います。
と書きました。
また、「現実的な最悪」については、
現時点では、僕は「最悪、32000円くらいまで崩れるかもな」と考えています。
と書きました。
一方、市場の反応は週末時点でも落ち着いていたため、8/3のブログでは、
今の所「株価は確かに割高だと思うけれど、ケロッと反発しそうな下げ方だなー」とも感じていてですね。というのも、そんなにリスクオフの円高も進んでないんですよね。ドル円はまだ25日平均よりも円安水準ですし。「円安は買い信号」なので、ここが崩れないことには、そこまで警戒する必要もないかなーと思います。ガチで雇用統計がやばくて、アメリカ経済に不信感が募っていたら、もっと円高になると思うんですよね。
とも書きました。
8/4・8/5の動きをみる限り、やはり今のところ、大きな問題には見えません。「びっくりしたし注目しているけれど、まだ慌てる状況ではない」と認識しています。
我が家のポートフォリオも「ほぼ現状維持」だけしていて、取引は小規模なものが1つだけでした。
取引の内容としては「機械部品を売る会社の株をPER 15倍で売って、ほかの機械を売る会社の株をPER 9倍で買う」という取引でした。
100万円分くらい取引したんですが、この取引のおかげで配当収入が年1万円増えました。
ここで、お馴染みのグラフを見てみましょう:

これは、僕が目指している株式投資のゴールです。このグラフのように金融所得を右肩あがりに増やすことを目指しています。
このグラフのように、金融所得が右肩上がりになる未来が見えてるなら株を売る必要はないと思います。
ダメな株を売って、良い株を買って、もっとポートフォリオを強くしていきたいですね👀
夏枯れ相場も終盤
あと少しで夏枯れ相場も終わりです。

これは、1年間52週間のうち、第31週初〜33週初にTOPIXを買った場合のバックテスト結果です。大体7月末〜8月半ばに当たります。
個人的には「そろそろ夏枯れ相場も終しまいかな」と感じています。決算発表シーズンはあと10日ほどあるので油断は禁物ですが、そこさえ通過すれば平常の相場に戻ると考えます。
日経平均、どこまで下がる?
ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。
また、EPSは時間と共に少しずつ上がっていて、過去10年間ではCAGR 8.5%です。
(1)PERのレンジと(2)EPSの成長ペースが今後も維持されるとすると、今後の株価は次のグラフのように推移すると期待できます。

ここ10年ほど、日経平均株価は3〜4年サイクルで総悲観〜総楽観の間を行ったり来たりしていました。
ピークの時期としては
- 2015年2月
- 2018年2月
- 2021年2月
- 2024年2月
と3年周期くらい。
ボトムの時期としては、
- 2016年8月
- 2019年8月+コロナショック
- 2022年8月
となっているんで、このサイクルだけ見ると「おや?」となりますね。こわ〜。
2025年8月時点の筆者の想定レンジは33000〜42000円です。8/5時点、日経終値は40549円です。
想定レンジは33000〜42000円なので、現在の4万円近い水準は「やや高い」位置です。
先週末の動画でも話したように、7月までの相場上昇は「ちょっと先走りすぎている」気もするので、このままズルズル下がって二番底、という線もある気がしています。
今のところは「ギリギリ持ち堪えそうなグレーゾーン」と捉えていて、売っても良いし、売らなくても良いなーと。
個人的には「売る方がテクニカルだなー」と思っていて、乱高下に振り回されて判断ミスをしそうなので、ガチホしておきます笑
株を売るときには「いつ戻ってくるか?」も明確に決めておいた方が良いと思っていて、そうしないと、トランプショックみたいにリバウンド撮り損ねてそれはそれで大ダメージなんですよね〜。
下げの余地は8000円くらいで広いと思うので、損切りするとか、守りを固めるとかやるんだったら、下がる前のうちに、早い方が良いと思います。
いま注目している株
相変わらず、今年の夏はあついですね〜💦
ということで、猛暑に強そうな銘柄を3つ取り上げます。
1つ目がコシダカ(2157)です。


毎度、お馴染みの銘柄ですが、同社はカラオケ「まねきねこ」を全国展開している会社ですが、業績も好調です。
前に作った、「中原指数」の組み入れ銘柄で、足元は絶好調です。
今年の夏は暑いので、外で遊ぶ人が減り、インドアでのアミューズメントが伸びると思います。カラオケ、映画館、ボーリングとかですね。
足元3年間のROEも20〜30%くらいで資金効率はピカイチです。予想PERは15.1倍と悪くない水準だと思います。
けっこう前に適正株価を試算してみたんですが、その時は1株価値=2098円くらいじゃないかなーと考えています。8/5の株価が1374円なんで、まだ割安だと思います。
2つ目が森永製菓(2201)です。


森永といえばミルクキャラメル!ですが、他にも、ハイチュウとか、小枝とか、おっとっととかが有名ですね。
ROEの推移も素晴らしく、同社が「資金効率」を重視しているのは明らかで、株主向けの資料でもROIC経営を明示してますね。
森永はアイスが強いです。夏といえばアイスですよね。うちの家族はみんな同社のチョコモナカジャンボが大好きです。夏も暑いし、また買いたいです。
通常、アイスは繁忙期の2〜3ヶ月前から大量生産して保存しておくのだそうですが、チョコモナカジャンボは「製造から5日以内の工場出荷」を目標にしているんだそうです。
出来立ての方が美味しいから、リードタイムを短縮することで鮮度の高いアイスを提供してくれるってことですね。実際、パリパリサクサクで美味しいです。

特別利益が出ているようなので、調整後のPERは見た目より高いでしょうが、それでも割安だと思います。
先日、試しに同社の1株価値を計算したところ、「1株価値=4233円」でした。今の株価が2442円なので、それと比べたらお買い得だと思いますw
次の決算は8/7ですが、好決算が出るとしても上期決算(7〜9月期を含む)以降じゃないかなーと思っています。
9月に優待の権利確定があるんで、それまで株価が底堅くなる気がしています👀
先日のYouTubeライブでも、「チョコモナカジャンボ買ってみたよ〜!」と報告してくれた方がたくさんいました。嬉しい😂
ちなみに、チョコモナカジャンボを買うときには、スーパーマーケットで買うよりもコンビニで買った方が美味しかったです。在庫の回転が早いからだと思います〜。
3つ目が東テク(9960)です。


これまで業績は堅調に伸びてきていて、株価は10年で10倍になっています。すごいですね。
同社は1955年創業の空調機器および関連機器の専門商社であり、空調業界の草分け的存在として業界をリードしてきました。
空調分野では業務用空調国内シェアトップのダイキン工業のNo.1代理店であり、計装分野ではアズビル(空調自動制御国内トップ)の特約店として、多様なメーカーの製品を幅広く扱っています。
前に、トヨタ向けにシステム開発をしている「システムリサーチ」という会社を取り上げたことがあります。
その時に
「あのトヨタが使っている会社なら間違いない」というブランドにもなるはずだと思います。
「コバンザメ商法」みたいなやり方ですが、結構、取引先や顧客が成功していると、それに便乗して成長してく会社が結構あるんですよ。
僕の投資先のトラック運送業者もそうで、取引先に成功しているドラッグストアがあって、そこが伸びるから、運送業者も一緒に伸びる、みたいな。
と書きました。これ、東テクも当てはまると思うんですよね。ダイキンは「エアコンのトヨタ」みたいな会社ですからね。
地球温暖化で年々夏が暑くなっていますから、エアコンの重要性が高まっていると思います。そして、足元ではエアコンの技術者も足りていないようで、特に北海道とかはそうらしいですね。

予想PERは11.5倍、今期の予想ROEは17.48%です。2016年以降のPERは6〜12倍くらいで推移してきました。長いこと過小評価されてきた会社なので、それと比べると足元の予想PERはちょっと高く感じますね。
次の決算は8/8です。事業基盤はしっかりしていると思うので、これから見直しが進んできて、まだまだ上がる余地はあるんじゃないかなーと期待しています👀
2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。
相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。
今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
追伸
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