投資家に向いてる人の2つの特徴

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この記事を書いた人

個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

この記事では、
「投資家に向いてる人」が備える
2つの特徴について特集します。

投資家に向いてる人の2つの特徴

投資家に向いてる人には、
2つの特徴があります。

それは

「危機意識が高い」ことと
「コスト意識が高い」ことです。

これらの点に気をつけることで、
成功確率が格段に上がります。

詳しい説明は以下の通りです:

危機意識が高い

危機察知力が高い投資家は詐欺や不正に巻き込まれにくく、失敗しそうなビジネスへの投資も避けられる。

投資家に向いてる人の1つ目の特徴は
「危機意識が高い」ことです。

リスクに敏感であることは、
投資では大きな武器となります。

なぜかというと、
投資にリスクがつきものだからです。

たとえば、

投資にまつわる詐欺や不正は、
いつの時代もなくなりません。

それに、

詐欺や不正などがなかった場合でも、
ビジネスでも失敗がつきものです。

危機意識が低い人は
近くに危険があっても気付けません。

詐欺に遭ったり、
不安定なビジネスに投資したりして、
失敗する可能性が高いです。

詐欺や不正。ビジネスの失敗。

これらのリスクを察知し、
回避することができれば、
資産を守ることができます。

危機意識が高い投資家は、
ちょっとした変化にも敏感です。

例えば、

詐欺師がよく使っている手口と、
投資先が似通ってないか調べたり

投資先の業績が悪化しそうな
「前触れ」を常に探しています。

同業他社の調子が悪かったり、
コストが利益を圧迫していたり、

詐欺の手口や業績悪化の原因は、
決まったパターンがあるので、
これらを上手に避けるのです。

コスト意識が高い


コスト意識が高い投資家は、手数料や管理費、税金などのコストを抑えることで、高い利回りを実現できる

投資家に向いてる人の2つ目の特徴は
「コスト意識が高い」ことです。

投資家は投資先が稼ぐお金よりも、
多くのお金を稼ぐことはできません。

たとえば、

年1億円しか稼げない会社を買収して、
自分が年2億円を稼ぐのは無理です。

成長性のある会社は沢山ありますが、
そうだとしても安く買うべきです。

コストを軽視する投資家は、
不要なお金を払
ってしまうので、
利回りが下がる傾向があります。

例えば、投資信託を選ぶとき

インデックスファンドと
アクティブファンドを比較する際、

アクティブファンドのほうが
手数料が高くつきやすいため、
利回りが低い傾向があります。

一方、

コスト意識が高い投資家は、
手数料や管理費、税金など、
コストをしっかり抑えます。

人気で割高な投資商品を避けて
高値づかみする心配もありません。

また、コスト意識が高い投資家は、
判断のミスも減らそうとします。

感情的な理由などでミスがすると、
ミスした分だけ損をするからです。

投資では「ミスもコストのうち」なので
判断ミスを避けようと努力
することも、
コスパ意識が高いことの表れです。

まとめ

経営学者のジム・コリンズ先生も、
「失敗を恐れる人ほど成功する」と
何度も著書で示唆していますし、

割安株投資の始祖とも呼べる、
ベンジャミン・グレアム先生も

「劣悪な証券を避ける」ことと
「割高な証券を避ける」ことが、
成功への近道だと言っています。

投資家に向いてる人と言えば、

「勇敢にリスクを取る」とか
「チャンスに敏感」といった
イメージがあります。

しかし、現実は違っていて、
むしろ「危機意識が高い」ことと
「コスト意識が高い」ことの方が、
よっぽど大事なんだと思います。

中原も投資を15年やってますが、

イマイチ投資が上手くいかないときは、
だいたいリスクを軽視してるときか
コスト意識が薄らいでるときです。

スランプに陥ったときには、
この2点を思い出したいですねー💦

– 中原良太

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