配当金「月2万」、いくら必要?

資産配分
この記事を書いた人

個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

中原 良太をフォローする

From: 中原良太
自宅の書斎より、、、

この記事では、
配当金「月2万円」にいくら必要か?
について中原の試算結果を公開します。

配当金「月2万円」、いくら必要?

配当金を月2万円以上、
継続的に受け取るには、
いくら必要でしょうか?

詳しい計算へと移る前に、
前提となる条件について、
共有しておきましょう。

この記事では以下を満たしつつ、
配当金を受け取ることを目指します:

  • 配当金を2万円(年24万円)以上受け取る
  • 月2万円の基準は「手取り(税引き後)」
  • 為替リスクを抑えるため、投資対象は日本株のみ
  • 継続的に配当収入を受け取るのが目標

詳しくは以下のとおりです:

配当金「月2万円」の基準は手取り(税引き後)

この記事では配当金「月2万円」とは、
手取り(税引き後)のことを指します。

日本株で配当金を受け取ると、
約20%の税負担があります。

これを税引前に直すと
「月2万5000円」の配当金
受け取る必要があります。

1年間の収入に換算すると、
「年30万円」となります。

配当金「月2万円」は日本株で稼ぐ

さいごの条件は、
配当金「月2万円」は日本株で稼ぎます。

その理由は、

外国株だとどうしても為替リスクが伴い、
配当収入が不安定になりやすいからです。

配当金「月2万円」は継続性が高いこと

また、言うまでもないことですが、
受け取る配当金「月2万円」は、
継続性が高いことを目指します。

「今年は配当金2万円だったけど、
 来年からは受け取れなさそう」

というのでは旨みに欠けます。

累進配当などの会社に投資して、
安定的な配当収入を受け取りつつ、
あわよくば増配も目指していきます。

ちなみに、

さいきんの日本株は高配当株が多く、
累進的な増配を発表している会社でも、
配当利回り5%のものがあります。

こういう高配当株をいくつか見つけて、
5〜10銘柄に分散投資することで、

配当金「月2万円」に必要な投資資金

仮に配当利回りが5%で、
累進的な増配が期待できる株を買う場合、

税引前に配当金を
「年間30万円」受け取るには、
600万円の投資資金が必要です。

仮に配当利回りが4%の場合であれば、
750万円の投資資金が必要です。

まとめ

ここまでの試算結果を見ると、
配当金「月2万円」を受け取るは、
600〜750万円必要と分かりました。

なお、この試算結果は、
いますぐ配当金「月2万円」が欲しい
というケースで考えています。

「いまの配当金が月2万円でなくても、
 10年後までに月2万円まで増えれば良い」

ということなら、

もっと少ない資金を用意するだけでも、
投資先が少しずつ成長するのに合わせて、
配当金「月2万円」を確保できそうです。

TOPIX連動ETF(1306)の分配金の推移を比較したチャート。TOPIX連動型ETFでは分配金が2014年比で2.5倍に増えた。いますぐ配当金「月2万円」を受け取るには多くの投資資金が必要だが、10年後に受け取るのなら、早く投資を始めれば少ない資金で済みそうだ(グラフ:筆者作成)

成長性のことを考えると、
早くから投資を始めた人のほうが、
少資金でたくさん稼げるでしょう。

さいきんは高配当株が増えていて、
累進配当でも高配当な株が多くて、
どれを買おうか悩んじゃいますね😂

– 中原良太

コメント

タイトルとURLをコピーしました