確信度とポジションサイズは比例しているか?
ここ数ヶ月ほど、ポートフォリオを見直しています。
7月にメモリ株が急落したことでしんどい思いをしたのと、「本当に自分自身が納得するポートフォリオになっているか?」を点検したかったからです。
筆者は株式投資がうまくありません。1年で2倍!みたいな仰々しい成績を出せるほどではなく、ショボいミスを繰り返し、でもまあ悪くはないかな、くらいの成績です。
何年も投資をやっていると「調子が良い時期」と「調子が悪い時期」の波が出てきます。それで、調子が良い時期と悪い時期の「直前」にはどんなことがあったかなあ?と振り返ると、だいたい調子が良くなる直前って、「調子が悪い」んですよ。
調子が悪い時期には「何が悪かったのか?」「本当に良いポートフォリオを組めているのか?」「弱気に傾きすぎて萎縮していないか?」「強気に傾きすぎて基本が疎かになっていないか?」みたいなことを1つ1つチェックするんですね。
それでやっと調子が整ってきて、それでもしばらく低迷する時期があって、相場の調子が良くなったり、決算シーズンで仮説通りの結果が出たりして、ドカンと儲かる時期が来るんですよね。
ふと振り返ってみて思うのが、調子が良い時って、惰性で運用しちゃうんですよね。儲かってるので何も買えなくていっかな、みたいな。
めっちゃ株価上がってんな〜。まあ、放ったらかしにしておけばいっか〜、で、割高な株を放置してズドン、含み益さようなら〜みたいな感じです。
それで足元を掬われて、あ〜またやっちまったな〜、まあこれくらいが底だといいな〜、なんて思っていると、下がるわ下がるわで想像以上にドローダウンが膨らんで「えっ。やばくない?」って心配になってくるんですね。
まあ、バリュー投資を始めてからはこんな不安も軽減されたんですが、どんな投資法だろうと「もしかしたら自分の判断が間違えているのでは?」という気持ちは、当庵を続けている限り一生無くならないです。
「たぶん、自分の判断は合っている」「だからポジションを貫く」「でもやっぱ含み損だと不安だな〜」「いちおうニュースだけでも追っかけておくか〜」みたいな感じで、不安を抱えつつも、なるべく見えている情報をつなぎ合わせて捏ねくり回してそれっぽい決断をするわけですね。
なお、「調子が悪くなる直前」にも共通することがあって、筆者の場合は「確信度とポジションサイズ」がだんだん比例しなくなってきます。
なんかポートフォリオが気持ち悪いことになってんな〜。でもこれ以上が思い浮かばないんだよな〜。どうしようかな〜。思いつかないし時間もないからとりあえずこれで良いかな〜。みたいな時ですね。
つまりは「確信度とポジションサイズ」が比例してないんですね。本来、ベッティングの理論では「有利な時、確実な時に大きく張る」「不利なとき、不確実なときは張らない」のが基本です。
だから、勝負すべきは「これが負けるわけがない!」と確信できる時なんですね。そうじゃないなら小さく張りましょうと。
でも、「気持ち悪いポートフォリオ」というのは、このセオリーから逸脱していることが多くて、「なんとなく不利な気がする」とか「なんとなく不確実なこと、見落としている大事なことがある気がするんだけれど言語化が追いついていない」みたいな状況なんですね。
つまり自分自身も「本当にこれでうまくいくのか?」と心配している時で、そういう時の悪い予感って結構当たるんですよね。最近はチャッピーなどと壁打ちしていれば言語化できて、抜け漏れも相当防げるようになっていますが、それでもやっぱり100%は拾いきれません。
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