日経平均は小幅高📈 でもまだ天井サイン点灯中⚠️

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この記事を書いた人

個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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日経平均は小幅高

8/27、日経平均は小幅高となりました:

日本株、しぶといですね。ずーっと高値圏です。海外投資家の買いや、事業法人の買い(自社株買い)が根強いんだと思います。

ただ、EPSが上がっているわけでもないので、やはり金融相場ですよね。

エヌビディア決算

もうすぐエヌビディアの決算ですね。

足元2年ほど、エヌビディアの決算翌日は、日本株が上がったことが多いんだそうです。

まあ、サンプルが少ないのでなんともですが、サプライズ決算が出てくればアドバンテストなどの関連株も盛り上がるかもなので、要注目ですね👀

想定レンジ

たびたび指摘してきましたが、ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

2025年8月時点の筆者の想定レンジは33000〜42000円です。8/27時点、日経終値は42520円です。

想定レンジは33000〜42000円なので、現在の水準は「上限を突破」していて天井サインです⚠️

「別に日本株の評価が変わるようなイベントは何も起きていない」と考えるのであれば、今の株価は高すぎる水準です。

8/27は引け後に先物もやや下落しています。まだまだ過熱感は抜けきっていないと思います。

アメリカ株もまだ高いと思います。

J.P.Morganが公開したレポート(Guide to the Market)によると、S&P500指数は、12ヵ月先EPSによる予想PERが23倍を超えると、それから10年間の期待リターンが悪かったことが示されています。

WSJをチェックしてみると、8/22時点のS&P500指数の予想PERは23.71倍でした。もう上限突破していますね。

金融相場で相場全体にお金が入ってくる、というのもありそうですが、だいぶ高くなっているのでそれを当てにするのは怖さを感じます。

日本株も米国株もちょっと上がりすぎていると思うので「なんでも株高」を期待するのはちょっと楽観的すぎる気がします。

アノマリー的には、これから1〜2ヶ月くらいお休み期間を挟んで、年末ラリー・・・みたいな流れになるかなーと想定しています。

参考までに、日本株のEquity Clockを乗っけておきますね:

いま注目している株

さいきんサボっていたので、中原指数の動向をアップデートします。

組入銘柄の成績が以下の通り:

ほぼ全部が上がってますね。

夏枯れ相場みたいなのを警戒して作ったので、景気が悪くなった時にも手堅そうな株(G-7とか)や、国策が噛んでそうな株(明豊FWとか)が中心です。

まだまだ割安な銘柄ばかりだと思うんで、引き続き、TOPIXより上がってくれると期待しています。

セクターローテーションで注目している筆頭は明豊ファシリティワークス(1717)です。

当ブログでは2月から同社株を取り上げていますが、絶好調ですね。

同社は事務所や工場、学校などを建てたり、移動したりするのを支援するコンストラクションマネジメント会社です。

工場を稼働させながら移転する!みたいな、めちゃくちゃ複雑な引越しなどもがっつりサポートしてくれる会社です。

建設業界は人手不足が深刻で、予算以内に建物を建てられなかったり、スケジュール通りの終わらなかったり、大変です。

そんな中、工場を稼働させながら移転する!みたいな、めちゃくちゃ複雑な引越しなどもがっつりサポートしてくれる会社です。今まさに必要な会社なので、まだまだ伸びると期待しています。

あとはホーチキ(6745)です。

6745

チャートはちょっと古いものです。

ホーチキといえば火災報知器を販売している会社です。防災関連銘柄として、注目しています。うちでも別の防災関連株は持っていますね。

火災報知器を販売した後には保守点検でサブスクにつながるんじゃないか!ということで、「プリンターを売って、トナーで儲ける」という昔のプリンター事業みたいな感じがしてチャリンチャリン儲かる気がしています。

当ブログでは去年11月から取り上げている銘柄ですが、それからぐんぐん株価も上がっていますね。

火災報知器のハードのシェアが高いので、同社は営業立地的には同業他社よりは良い位置にあるんじゃないかと思います。

予想PERは12.2倍で、まだまだお買い得な感じがします。

あとは東テク(9960)です。当ブログでは3月から取り上げています。

これまで業績は堅調に伸びてきていて、株価は10年で10倍になっています。すごいですね。

同社は1955年創業の空調機器および関連機器の専門商社であり、空調業界の草分け的存在として業界をリードしてきました。

空調分野では業務用空調国内シェアトップのダイキン工業のNo.1代理店であり、計装分野ではアズビル(空調自動制御国内トップ)の特約店として、多様なメーカーの製品を幅広く扱っています。

地球温暖化で年々夏が暑くなっていますから、エアコンの重要性が高まっていると思います。そして、足元ではエアコンの技術者も足りていないようで、特に北海道とかはそうらしいですね。

東テクも8/8に決算を発表しており、絶好調でした。まだ予想PERは12倍で、日経平均株価と比べてまだまだ安いと思います。

あと、指数には組み入れていないんですが、荏原実業(6328)が気になっています。

過去10年で好調な業績を維持していて、たぶん、良い会社だろうなーと。

また深掘りはできていないんですが、社会課題の解決など、目の付け所の良い会社な気がしているのと、水道関連銘柄でもあるんですよね。

お金があったら買うんだけどなあ〜。

2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。

相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。

今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。

追伸

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