日経平均、売り信号点灯中⚠️
4/21、日経平均は前日比-450円でした:

相変わらず、日本株やアメリカ株には売り信号が点灯しています。いま点灯している売り信号を列挙すると:
- SOX下落
- 円高
- ゴールド急騰
- インフレ再燃懸念
- 米国株の高PER
- モメンタム減速
という6つがあります。それぞれ、関係あるチャートを並べていきます:






SOX、円高、モメンタム減速は、チャートが右肩下がりになると売り信号です。一方、ゴールド、インフレ、米国株のPERは高すぎる位置にいくと売り信号です。
売り信号のオンパレードですね。我が家はしばらく守り重視の予定です👀
トランプvsパウエル
トランプ大統領が「パウエル議長をやめさせるぞ!」と騒いでいるようです。アメリカ大丈夫か?と心配になります。
トランプ大統領はFRBに利下げをして欲しいのでしょうが、パウエル議長も大変ですね。あんだけ朝令暮改を繰り返していたらFRBだって簡単には動けないでしょう。
単なるアピールであって、本当にやめさせることはできないと思います。最後の砦にも見えるベッセント財務長官もホワイトハウスに警告しています。
二番底リスク
ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。
また、EPSは時間と共に少しずつ上がっていて、過去10年間ではCAGR 8.5%です。
(1)PERのレンジと(2)EPSの成長ペースが今後も維持されるとすると、今後の株価は次のグラフのように推移すると期待できます。

2025年4月時点の筆者の想定レンジは32500〜42500円です。
4/21時点、日経平均株価の終値は34279円です。だいぶ戻ってきましたが、まだ安いですね。トランプ関税が金融危機につながらず、「よくある景気後退」程度で収まるなら良い買い時だと思います。
もしも、ドカンと暴落して二番底!となるリスクがあるとしたら、トランプ大統領が暴走してベッセント財務長官とパウエル議長を二人ともクビにした時でしょう。その場合は、相当荒れるんじゃないかと思います。
株式市場の反応はまだら模様です。
外需株は厳しそうですが、内需株はかなり底が固い。漠然としたイメージではありますが、2020年のコロナショックで底が固かった株が、今も底固い気がします。
いま買うならディフェンシブな割安株、もしくは関税の影響を受けない、のぼり調子のシクリカルな割安株が良い気がしています👀
株は売るべき?
週末にまた「持ち株を売った人が良いですか?」という問い合わせが届きました。株を売った方が良いか?と悩んでいる方も多いと思うので、今一度触れておきます。
以下のグラフをご覧ください:

これは、我が家が目指している株式投資のゴールです。このグラフのように金融所得を右肩あがりに増やすことを目指しています。
このグラフのように、金融所得が右肩上がりになる未来が見えてるなら株を売る必要はないと思います。逆に、ガラガラッと崩れてしまいそうならば、株価が下がる前に売ってしまうか、別の株に乗り換えたいところです。
参考になるかは分かりませんが、筆者の3〜4月の大きな取引は以下のとおりです:
【一部売却】
- 建設機械(景気後退懸念)
- 3PL(益回りが低いため)
【購入】
- 解体工事
- 食品卸
- 自動車部品
- 食品スーパー
トランプ関税の影響で業績が悪くなりそうな建設機械株はロットを落とし、もっと低いリスクで、高い利回りになりそうな株へと乗り換えました。
同じように、益回りの低い3PL株を売って、もっと利回りの高く、リスクの低そうな株へと乗り換えています。
結果として、トランプ関税の前後で金融所得が増えたんで、「トランプ大統領ありがとう!」という感じですね。年初と比べても、配当収入は20万円くらい増えています。
困るとすればリーマン危機みたいなのが起きるリスクですが、その場合は、さすがに日経インバースを買うなどしてリスクヘッジしようと思います。
しかし、よくある景気後退で済むなら、粛々と投資していれば問題なく乗り切れると思います。
引き続き、売り信号はウォッチしています。
なぜなら、「配当再投資を先送りにしよう」とか「シクリカル株のウェートを落として、ディフェンシブ株の比率を高めよう」とか、ポートフォリオを点検に便利だからです💡
新型コロナの起源
ホワイトハウスが「新型コロナは武漢研究所発祥だった!」という資料を開示しました。
真偽は分かりませんが、研究所せよ食べ物市場にせよ、どちらにしても中国がきっかけであり、嫌中の動きがアメリカで広がっていますね。
中国は当然反発していて、貿易戦争の一環に見えます。全面対決になりそうです。
アメリカと中国がケンカしていますが、これが日本企業にとって追い風になる可能性があります。
例えば、100円ショップのキャンドゥの城戸一弥社長は、「中国の工場に対する米国向けの注文が減り、日本向けの注文を安価で受けるようになるだろう」と考えているようです。
アメリカと中国の貿易戦争が激化すれば、アメリカに売れなくなった商品が日本に流れてきます。日本にとっては「デフレ圧力」であり、これを活かして儲ける会社にとってはチャンスだと思います。
いま注目している株
トランプ関税なんて関係ない!むしろ、ちゃっかり儲けそう!という会社を見つけたのでメモ。
それがノジマ(7419)です。

チャートを見ればわかるように、配当込みリターンは10年で10倍です。すごいですね。
ノジマは神奈川が地盤の家電量販店です。
こないだVAIOを買収していましたね。売上構成比としては半分弱がキャリアショップ。3分の1がデジタル家電専門店。残りがその他、と言う感じです。
去年は天気の影響もあってエアコンが売れたそうです。今年はその反動でちょっと落ち込むかもですが、代わりにWindows 10の切り替え需要でパソコンは売れるかもですね。
短期では普通かもですが、長期では伸びるんじゃないかと期待しています。
4/21時点の予想PERは9.1倍、予想ROEは13%です。指数よりも安く、儲け上手、と言うことで「安くて良い株だなあ」と思います。
配当利回りは低いですが、その代わりに自社株買いをガンガンやっています。今後も伸びていくんじゃないかなあ👀
トランプ関税の影響で相場が揺れていますね。荒れ相場だからこそ本質をしっかり見極めたいところです。
相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。
今後も新しいニュースがたくさん出てくると思います。また気づいたリスクやチャンスがあったら共有しますねー。
追伸
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