日経先物が急落⚠️
日経平均が急落していました。
「おいおい、３連休くらいゆっくり休ませてくれよ」と思った方も多いかと思います。どうしてこんなに下がったんでしょう？
まず、2月の製造業・サービス業を合わせた総合PMI速報値が50.4と前月の52.7から低下し、約1年5か月ぶりの低水準に落ち込みました。
2月のミシガン大学消費者信頼感指数（確報値）も予想外に悪化し15か月ぶりの低水準となったほか、1月の中古住宅販売件数も年率408万戸（前月比▲4.9%）と4か月ぶりに減少し、市場予想以上の落ち込みとなりました。
先日、小売大手のウォルマートのガイダンスが弱買ったことで米国株が下がっていましたが、追い打ちをかけるようなデータが出てきていますね👀
リスク回避のために米国債が買われ、米10年金利は4.43%まで下がりました。これによりドル円は円高に傾いていて、これも日本株を押し下げる一要因ですね。
日経平均先物が大きく下がったことで、チャートも崩れてきました。
日経平均は26週平均を下回ると停滞しがちです。ケロッと反発してくれれば良いですが、SOXのトレンドが崩れてくるなどしたら厳しい地合いになりそうなので、要経過観察ですね👀
NVIDIAとTSLAが急落
ハイテク株もさえません。AI半導体のエヌビディアは4%超下落しています。
アドバンテスト（6857）やディスコ（6146）など、エヌビディアが下がると連れ安しやすいですから、下げを覚悟しておく必要がありそうです。
EV大手テスラも約4.7%下落しています。
エヌビディアもテスラも、いわば「時流に乗っている会社」なので長期的には上がると思います。まだ週足や月足で見たトレンドは崩れていませんし「それほど怖がるような状況でもないかな」と思います。
ただ、テスラの下落については、米運輸省道路交通安全局（NHTSA）は21日までに、米電気自動車（EV）大手テスラが約38万台をリコール（無償修理）すると発表したことを受けてのものかと思います。
ここの点については精査が必要なので、心配なら調べておくのが良いかと思います👀
２つの対策
こんな感じて、日経平均先物が下がり、NVIDIAやTSLAが下がり、週明けの日本株市場は「嫌な幕開け」になりそうです。
筆者は「できることは２つある」と考えています。
１つは「市況をものともしないくらい、業績に勢いがある会社」を短期で買うこと。
もう１つは「暴落なんて知るか！」と振り切って、株価が下がることはあっても、長期で伸びそうな会社を買うことです。
DeNA爆上げ🔥
例えば、ディーエヌエー（2432）みたいな株は短期で見ると面白いと思います。
ディーエヌエーといえば、いま日本で一番取引されている株です。どうしてこんなに注目されているのか？というと、「ポケポケ」というスマホアプリがブームになっていて、業績がめちゃくちゃ伸びているからです。
同社の時価総額は約5000億円。10-12月期の純利益は127億円でした。単純に４倍すればPER10倍くらいになりますし、さらにポケポケのDL数が伸びれば一桁代にも乗りますね。
スマホアプリ系の株は「熱しやすく冷めやすい」傾向があって、大きなヒット作としてはパズドラのガンホー、モンストのミクシィ、ポケモンGOの任天堂あたりが思い浮かびます。
長期投資には不向きだと思うし、ボラも大きいので「大きく買うのはなー」と思います。とはいえ、短期では面白そうなので「宝くじがわりにちょっと買う」くらいのことはしても良いかもしれませんね👀
暴落したら買いたい４銘柄
もう１つの方法としては「暴落なんて知るか！」と割り切ってしまう方法です。
この手の「相場全体の下げ」は、ファンダメンタルズが良い優良企業の株も下がるので、良い買い時になるかと思います。
ざっと思いつく銘柄をいくつか挙げていきましょう。
１つ目が、みんな大好きレーザーテック（6920）です。
マスクブランクスとフォトマスクの欠陥検査装置が主力で、世界シェアもダントツですね。
2022年以降、株価は低迷していますが、業績は伸び伸びなので、中長期では「良い買い場だな〜」と思って眺めています👀
今はボロボロですが、株価が上がった後に「あんとき買っときゃよかった」と言われる気がしています笑
２つ目が、SHOEI（7839）です。
ヘルメットのメーカーですね。めっちゃ資金効率が高い会社なんですが、PERもだいぶ低くなってきました。
うちの父がもともとバイクの修理工で、実家にはSHOEIのヘルメットがいくつかありました。ヘルメット被ってチャンバラして遊んでたけれど、まさかこんなに高級だったとは…笑
３つ目が、タムロン（7740）です。
レンズ専業の大手。防犯カメラがテーマとして賑わっていますが、同社のレンズの需要も伸びるんじゃないかと気になっています。
レンズ開発・製造には光学設計から生産技術まで幅広い専門知識が必要であり、簡単には模倣できないんじゃないかなー👀
４つ目が、日本電子（6951）です。
電子顕微鏡の世界最大手で、いわゆるグローバルニッチですね。
日本国内のシェアは７割、世界シェアは３割くらいで、グローバルニッチトップ企業100社にも選ばれています。
経営方針としてニッチトップ狙いを明示していて、個人的には「ええやないか」と期待しています。
電子顕微鏡や分析装置の製造には、物理学的知見から超精密加工技術まで幅広い専門性が要求されますし、世界的にもプレイヤーは限られています。
後発が大きく入り込む余地は少ない気がするので、美味しそうだなーと思って眺めております👀
先物が下がると心配になっちゃいますが、立ち振る舞い方しさいでピンチもチャンスに変わります。週明け以降も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
追伸
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