自民党過半数割れで日本経済は終わる?
日経平均、11連続陰線が終わったと思いきや、また陰線でしたね。10/25は229円37銭下がり、日経平均は37,913円92銭となりました。連続陰線は強めの弱気サインなんで心配です。
どうしてこんなに下がってるのか?というと、たぶん自民党が負けると思われているからでしょう。
巷では「立憲民主党が与党になるのでは?」という話も出ています。いやあ、勘弁してくれ…。
仮に立憲民主党が与党になると、まずインフレの定着はないでしょうね。物価安定目標を「2%」から「0%超」に変更する、ということですし。
日銀の利上げを推すとすれば、それはポジティブかもしれませんね。景気を下押す材料にはなりますが、ゾンビみたいな中小企業を潰して新陳代謝を良くする効果はあるかもしれません。
とはいえ、インフレの定着がない!ということは、日本の景気は低迷するとも言えます。さらに金融所得課税を累進性にする、とも言ってますから、富裕層のお金が逃げてしまうリスクもあります。
いやー、ないわー。
資産運用、どうしようか?
あなたも選挙には行きましょうね。好きなところに投票すれば良いですが、長い目でみて皆が幸せになりそうな政党、議員に投票したいものです。
さて、もしも自民党が過半数割れとなり、立憲民主党が与党になったら、どうなるでしょうか? 旧民主党政権のときのチャートを見れば想像に難くないでしょう。
8/5みたいなブラックマンデーがまた来るかもしれません。「日本売り」が加速して、資産評価額が下がるのはメンタル的にもキツイですね。
日経新聞で知りましたが、自民が単独で過半数以上の票を得られなかった場合は、経験則として選挙後3カ月かけて指数が5%くらい下がったそうです。
なので、「目先の評価額を増やす」のは、ちょいと厳しい地合いになるかもしれません。
とはいえ、上手い人にとっては「ボラティリティはチャンス」です。
相場が乱高下すれば「あんま下がらなかった高い株を売って、めちゃ下がった株を安く買う」のようにポジションを調整するだけでも利益を伸ばせそうです。
運用資金が多い人や、入金力がない人は、心配ならキャッシュ比率を増やしておいて、相場が下がったときの緩衝材を総資産の2割くらいは持っておいても良い気がします。
運用資金が少ない人や、バチバチ稼いでどんどん株にお金を回せる人は、気にせずフルポジでも良いと思います。下がれば下がっただけ、入金する力がありますからね。
優良企業への王道投資
我が家でも、景気敏感株を大幅にカットして、優良企業への王道投資をしています。安定成長している生活防衛株やニッチトップ株などの投資比率をガツンと引き上げました。
2022年以降の高配当株ブーム以降で高配当株の質がだいぶ落ちてきているので、配当より内部留保をうまく活用しているグロース株の比率も高めました。
いまの投資先をまとめると:
- 食料品
- 物流
- 建設機械
- AI半導体(HBM、GPU、ニッチトップ)
- 指数積立(iDeCo)
という感じですね。適正株価を分析してみて、だいたい適正株価の3分の1くらいと思った株に投資しています。
ほかにも気になっている会社がいくつかあるので、調査が進めば銘柄分散数を増やしていこうと考えています。
経験則からすると、自民が単独で過半数割れとなると、選挙後も3カ月くらいは下げ基調が続きそうです。
であれば、選挙結果が悪かったら後出しでディフェンシブ株を買ってリスク比率を落とすのもアリかもしれません。
KDDI(9433)みたいに中長期で右肩上がりで、景気の影響を受けにくい株とか良さそう🤔
光通信(9435)は「和製バークシャー」と呼ばれることもあるコングロマリットで利回りはビミョーですが、投資信託の代わりには良い気がしますねー。
ドカンと下がった後にはレーザーテック(6920)みたいな指数に敏感な超優良企業が安く買えるかもしれませんね。
いまの株価なら年11〜12%くらいのリターンにはつながると思います。
銘柄選定のキモは「含み損の期間が長く続いても、気持ちよく持っていられるかどうか」でしょうね。
短期間でドカンと上がるとかじゃなくて、2〜3年くらい含み損でも、着実に業績が伸びていって「この会社なら大丈夫」と安心して見ていられるところを選ぶのが良いかなーと思います。
追伸
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