トランプショックで大勝ちした投資家の手法
SNSをサーフィンしていたところ、トランプショックで大勝ちしたという投資家さんを見かけました。
投資に運はつきものなので、こういう話を見ると「どうせ運が良かっただけでしょ」と感じてしまうことが多いです。
しかし、この方は長年、成功し続けている方で、その上での大勝ちだったので「すごい」と納得してしまいました。
ここで気になるのが「どうやって4月に勝ち越したのか?」ですが、その方は「ディフェンシブな大型株」を大量保有していたのだそうです。
前に当ブログでは「トランプ関税は大企業には大打撃で、中小企業にとってはインパクトが小さい」といった話をしたことがあります。
以下、引用:
ライブでも話しましたが、個人的には「短期的には小型株が来るんじゃないかなー」と思っています。
トランプ関税が悪化すると、アメリカ以外の企業はアメリカの顧客にリーチしづらくなります。
こうなったとき、困るのはアメリカでの売上比率が大きい大企業です。
利益を維持するにはたくさん売らなきゃいけない。しかし、アメリカに代わる大きなマーケットが他にない。
だから、大企業は生産能力が過剰になっちゃうリスクが高いと思うんですよね。
一方で、小さい会社であれば、仮にアメリカで売れなくても、代わりの人に買ってもらえます。規模を追う必要がないからです。
こういう理由で僕は「小型株が買いだ!」思っていて、ポートフォリオも小型株が多めでした。
しかし、同氏の考えは違ったようで「大型株に打撃があるんだったら、ディフェンシブな大型株へと資金移動があるだろう」と読んだみたいです。
この読みが的中して、シクリカルな大型株が売られ、ディフェンシブな大型株が買われ、ポートフォリオ全体で10%近くのリターンを出したんだそうな。すげえや。
新エピソード
ポッドキャストを更新しました。今日は明豊ファシリティワークス(1717)について特集です。
トランプ関税の影響で、これからアメリカに売れなくなった中国製品は日本へ流れてきそうです。これはデフレ圧力です。
デフレ圧力が働く、ということは、「モノが余っている」ということなので、特に中国と競合しているメーカーは厳しいかもです。
逆に、「モノは余っていてもヒトが足りない」状況は続く気もします。資本集約的な会社よりも労働集約的な会社の方が伸びやすい環境になってくるのかも。
景気が良いなら人材派遣とか良さそうですが、悪いなら「リーマンでも業績が伸びたサービス業」とか狙い目かもですね。
特に建設業は追い風かも。円高で材料費が安くなればラッキーだし、そうでなくても2024年問題でタダでさえ人手が足りていません。足りないものは高く売れるのが世の常ですから、まだまだ稼げると思います。
そこで注目したのが同社(明豊ファシリティワークス)です。
同社は事務所や工場、学校などを建てたり、移動したりするのを支援するコンストラクションマネジメント会社です。
漠然と参入障壁が低いんじゃないかなー?と感じていて手が出なかったんですけれど、資金効率も良いですし、長期的に安定成長している会社ですね。
今の予想PERは11.9倍、予想配当利回りは4.66%、予想ROEは16.3%です。ザ・優良企業!という感じですねー。
追伸
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