日経平均が反落
8/14、日経平均株価が反落しました。

当ブログでは「日経平均株価の天井メドは42000円!」と繰り返しお伝えしてきました。
1週間ほど天井を突っ切って上がってきましたが、そろそろ勢いがなくなってきましたね。
今後の展望としては「なんでも上がる上昇相場」から「良い株が上がり、悪い株が下がるセクターローテーションを伴ったボックス相場」へと移行すると考えています。
何か嫌なニュースがあるとすれば、日銀の利上げ+アメリカの雇用統計の急悪化、とかですかね。
日銀の利上げ
ベッセントさんが日本の金利についてイチャモンをつけてきましたね。
同氏は日銀の対応について「私の見解だが、彼らは後手に回っている。したがって利上げを実施するだろう。彼らはインフレ問題を制御する必要がある」と述べました。
確かに、消費者物価指数が年率3%近くも上がっているのに、まだ金利は0.5%ですからね。そりゃインフレが止まるわけがないですよね。
借金嫌いの日本だからこそできる技だと思います。アメリカで同じことをすれば、多分インフレ率が8%とか9%とかとんでもない水準になるでしょうねー。
アメリカ発ショックのリスク
思い返してみると、雇用統計ショックって、なんだったんでしょうね。あれで一瞬、相場が下がりましたが、けろっと反発しています。
8/2のブログでは
「景気が悪くなると歯止めが掛からなくなるんじゃないか?」と不安な方がいると思います。現時点では、僕はそこまでの心配するフェーズではないと感じています。これは「サーム・ルール」が点灯していないからです。
と書きました。
この時は楽観していたんですが、ちょっと考えを下方修正しています。というのも、景気の冷え込みに対して「実態以上に失業率が低いリスク」が怖いからです。
足元では、トランプ大統領が移民抑制を始めたので、それによる人手不足が起きています。
もともとサーム・ルールは移民が豊かな時に作られているので、今の状況だと景気が悪いのに失業率が低い、みたいな状況にもなりかねない気がするんですよね。
たしか、去年の日銀ショックの時にもアメリカの雇用統計がひどくて、その時はサーム・ルールが点灯していました。
その時は移民が失業率を押し上げていたので、「大丈夫なんじゃない?」という話になったのですが、今回は逆のことが起きているので「逆に危ないんじゃないか?」と感じます。
またアメリカが雇用統計でズッコけると、日本株も道連れになるかもしれませんね。
相変わらず株式市場は浮かれ気味ですし、「おっかない相場だなあ」と思って眺めています。
今週のトレード
8/14現在、我が家のポートフォリオは、
- 建設
- 防災用品
- 食品加工
- 食品卸
- IT
- レンタル
- 搬送機械部品
- ポンプ
- 搬送機械
- 建設機械
- 包装機械
- 自動車部品
- 食品スーパー
- レアメタル
- バイク用品
- 3PL
- AI半導体
です。
今週はノートレードでした。
持ち株の決算が出揃いました。1つ大コケしたものの、全体的にみれば「悪くない決算シーズンだったな」と感じます。
先週は期待していた会社でズッコケましたが、思ったよりも下がらなかったのと、今週、別の銘柄で好決算が出てマイナスを取り返すことができました。
株価が上がっているのは「浮かれているから」もあるので楽観は禁物です。
一方、3ヶ月前(前回の決算シーズン)と比べて金融所得が増えているので、ポートフォリオの価値も増大していて、成功と言って良いと思っています。
おかげさまで、7月以降アゲアゲな指数に(ちょっと負けているものの)食らいつくことができています。
これまでの経験上、上昇相場で取り残されたことが多いので、そんなに出遅れることなくついていけているのは有り難いです。
しばらく株式市場は低調だと思いますが、セクターローテーションなどで持ち株がまだまだ上がってくれると期待しています。
【運用成績】
前週比:+373万円
※一部、反映遅れあり
2025年:+2221万円(途中)
2024年:-553万円
2023年:+2334万円
2022年:+1217万円
2021年:+340万円
2020年:+36万円
2019年:+433万円
2018年:+68万円
追伸
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