アップデート:中原指数
金曜日のブログで更新を忘れていたので、遅ればせながら中原指数の動向をアップデートします。
組入銘柄の成績が以下の通り:


TradingViewのチャートがなぜかベンチマークと軸が揃わないことがあって、ちょっと結果がずれています。エクセルのテーブルの方が厳密なので、そちらをみていただけたらと思います。
G-7以外は、いい感じに上がってますね。
ちなみに、AI銘柄の組み入れ比率が高い日経平均株価ETF(1321)と比べても勝っています。

中原指数には生成AI関連銘柄は1つも組み入れていません。レーザーテックも入ってないし、ディスコも、アドバンテストも、NVDAもAVGOもありません。
でもちゃんと利益は出ているんで、ビジネスの基本に忠実にさえやっていれば、別にAIに拘らずとも、安くて良い株を買っていれば、自ずと利益につながるはずなので、それで問題ないよなーと感じています。
足元のAIブームには「バブルっぽさ」もあるので、AIに全ツ(全ツッパ、全身全霊で突っ張る)せずとも、程よく分散しながら、指数を上回れそうなところを探せば良いだろうと、のんびり構えています。
仮にAIが「デジタルゴッド」を作って価値が無限大に成長するのであれば、ちょっとでも株を持っているだけでも相当な恩恵が得られると思うんで、「純金でリスクヘッジする暇があるならAI関連株をちょっとでも持っておいた方が良いんじゃね?」とは思っています笑
なんでも株高 vs セクターローテーション
ちょくちょく動画でもお話しししていますが、「なんでも株高(指数が上がる局面)」と「セクターローテ(指数は横ばいorやや下げでセクター・銘柄間で資金移動が起きる局面)」は全然違うよなーと感じます。
筆者は経験上、株式市場は「とりあえず指数を買って」「後から個別株への配分を考える」という傾向があると思っていて、だから、相場がグイーッと上がった後には、個別株が遅れてスルスルーッと上がることが多いなと感じます。

このチャートを見てほしいんですが、これは中原指数とTOPIX ETFの比較チャートですね。
赤線が「指数アゲアゲ」の時期で、この時期はどんぶり感情でとにかくなんでも株が買われます。なんなら指数の組み入れ比率が高い株ほど買われると思うんで、大企業ばかり上がるようなイメージですね。
その後、「なんでも買っちゃえ〜!」みたいな上昇気流が止むと、その後に「これは要らん」「あれは欲しい」みたいな感じで株式市場からお金が流出しないまでも、市場内での内部移動(セクター間・銘柄間での資金移動)が起きます。
「次にどこにお金が移動するか!」みたいなことは別に気にしなくても、安くて良い株にはそりゃお金が集まってくるはずなんで、基本に忠実にやっていれば問題ないと考えています。
何か特筆することがあるとすれば、需給とか、足元の業績の勢いとかは大事だと思いますが、まあ、需給が良くてもクソみたいな会社はたくさんあるし、足元の業績についても「いまは良いけど落とし穴がたくさんありそうだなー」みたいな株もたくさんあるんで、あまり振り回されるのも良くないよなーと思う、今日この頃です👀
追伸
メルマガ登録よろしくね。 これからも有益な情報をお届けします。
コメント