SaaSは死ぬのか?
昨日のライブ配信で、「SaaSは死ぬのか?」という話が盛り上がりましたので、ちょっとだけ僕の考えをまとめておきます。
結論から書くと「死にはしないけれど、伸び代が著しく毀損される」というのが僕の考えで、だから高PERは正当化できないだろうなと思います。
保守とかメンテナンスも含めてAIが自律駆動できるようになったら、SIerあたりもヤバイんじゃないかと思います。ここまでいくかはまだわかりませんね。
足元ではだいぶ下がっていますが、
- 決算が思ったより悪くなくて見直し買い
- やっぱり長期展望が悪いから失望売り
みたいなシーソーゲームがしばらく続くんじゃないかなあと思っています💦
ソフトからハードへ
すでに起きていることですが、「ホワイトカラーの仕事が奪われる」「ブルーカラーの仕事が生き残る」みたいな動きは、近視眼的ではありますがあるだろうな〜と思います。
それ以上に起きるだろうと思っているのが「ソフトからハードへ」という転換で、おそらくハードウェアや資源を持っている会社の立場が強くなるんじゃないかなーと思っています。
というのも、どんなにAIがパワーアップしたとしても維持・改良するためにはハードが必要で、そのハードをどれだけ確保できるかがボトルネックになるからですね。
どなたかが「生成AIは製造業」といっていたんですが、この流れはしばらく続くんじゃないかなーと感じています。
AIが優秀になればなるほど、効率が良くなれば良くなるほど、ハードの需要が増えて資源が枯渇する気がしています。銅が足りない!エネルギーが足りない!みたいな。
知性から野性へ
知能面でAIがパワーアップすることに伴って、人間は割と「野性(本能)」が大事になってくるかもなーなんて感じています。
じっくり考えることはAIにアウトソースしつつ、人間の本能を活かす制度設計とか、組織構築とか、そういうのが進んでいくんじゃないかと。
僕は「知識創造企業」「失敗の本質」の野中郁次郎先生を私淑しているのですが、あれだけ「知識創造」の本を書いてきた方が野性をとても大切にされているんですよね。
野性を言い換えると「本能」とか「アニマルスピリット」になると思うんですが、それって知識創造企業とは真逆じゃないか!と思っていて、イマイチ腑に落ちなかったんですよ。
しかし、よくよく考えてみると、「知識があるからこそ、野性をうまくドライブできて、だから世の中はうまくいくんだ」と、なるほど、こういうことだったのかな〜とボンヤリ考えています。
結局、どんなに学ぼうが人間はサルの延長であって、この「DNAの器」からは逃れられないんですよね。
「農業が人間を鬱にした」とか、「知的労働のせいで鬱になる」というのは昔から言われていることですから、そういう意味で、前向きに捉えるのだとしたら、「AIは人間を知的労働から解放してくれる存在なんじゃないか?」なんて、感じるようになりました。
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