日経平均の急落を受けての対応
3/4、今日も日経平均株価がひどく下げました:

原因は言うまでもなく、イランとアメリカの軍事衝突でしょう。思ったよりも衝突が長引きそうで、ホルムズ海峡が封鎖されるとか、そんなこんなで狼狽売りが膨らんでいるんだと思います。
昨日に引き続き、我が家の持ち株はとんでもなく下がっています。見るのも嫌なので集計していませんが、たぶん1000万円くらいやられているんじゃないかな😭
こんだけ株が下がると「どうしたら良いかわからん!」という方もいると思います。
ここのところの判断は運用スタイルによっても変わってくるんでしょう。
ちなみに筆者の運用スタイルは「長期分散型バリュー投資」です。このスタイルの場合、どんな対応が合理的かを考えてみました。
基本方針:現状維持
おおまかな方針としては「現状維持」ですね。
僕らのようなバリュー投資家がもっとも重視するのは「投資先の価値」です。
価値って何?というと、よくDCF法(Discount Cash Flow、割引キャッシュフロー)などで計算しますが、要するに「投資先から受け取れる収入」ですね。
たくさん収入をうむ株は「価値が高い」ことになるし、逆に収入を産まない株は「価値が低い」ということです。
この時、企業価値の大部分はターミナルバリュー(継続価値)、つまり、遠い先の未来にもたらされる収入によって決まります。
だから「今年、儲かるか?」「来年、儲かるか?」という近視眼的な話はどうでも良くて、その代わりに、「10年後、20年後もしっかりと利益を維持できる(伸ばせる)」ことが大事なわけですね。
この視点に立ったとき、重要なのは「目先の業績がどうなるか?」ではなくて「10年後、20年後の業績がどうなるか?」なんですよね。
ですから、「イランとアメリカの軍事衝突がいつまで続くのか?」みたいな話はあまり関係なくて、それよりも大事なのが、「本件が原因で競争優位が崩れる/ターミナルバリューが著しく破壊される可能性がないか?」なんですね。
仮にホルムズ海峡が封鎖されて原油価格が高騰したとして、例えば業績に大打撃を与えられて倒産してしまう、みたいなことがあると問題ですが、そうでないならなんとかして立て直すでしょう。
人間は「不便」をとことん嫌います。海峡が封鎖されて不便になれば、代わりのルートを確保するでしょうし、海上輸送キャパも確保するでしょう。
のんびり構えていれば「そのうち良くなる」と思われますし、それならばターミナルバリューにもそんなにインパクトはないんじゃないかと思うわけですね。
目先1〜2年くらいは企業業績の「見栄え」は悪くなるかもしれません。しかし、長期投資でのんびりやっている限り、そして、ターミナルバリューが著しく毀損されない限りは「問題ないよね」という話です。
ちなみに、我が家のポートフォリオはこんな感じなのですが・・・

ここ2〜3日ほど吟味したところ、「ターミナルバリューが著しく毀損されるような会社は特にない」という結論に至りました。
もちろん、目先1〜2年は業績が厳しいところはあると思います。昨日も書いたように食品スーパーなどはガソリン代が上がることでコストが増えそうです。
とはいえ、「周りの食品スーパーも等しく厳しい状況」になるだけですし、なんなら優良企業に投資していればむしろ苦境をバネにしてさらに躍進すると思うので、問題ない訳ですね。
NISAで買うチャンス
大枠は「現状維持で問題ない」として、せっかく相場が大きく動いているので、チャンスがあるなら掴みたいところです。
個人的には「NISAで買うチャンスだな〜」と感じていて、こんだけ相場が下がっているので、損出しして節税しつつ、急落している銘柄をNISAで仕込めば、買い付け単価をかなり抑えることができると思います。
去年のトランプショックではこの方法がうまくいったので、今年も機会があれば仕込んでみたいです。
ここで難しいのが「タイミング」です。
3月以降、日経平均が連日で下がっていますが、「もう底打ちしそうか?」と言われると「下落の半分以上は過ぎた気がするが、まだ下がる余地があるか?と言われればある」と言う感じなんですよね。
あくまで感覚ですが、いま逆張りで買うと「勝率65%」という感じ。
市場参加者もまだ冷静な気がしていて、阿鼻叫喚という感じはしないんですよね。「とりあえずこれまで上がってた株を利食っておくか」くらいの雰囲気に感じます。
「できれば底で仕込みたい」と勝率80%くらいのチャンスまで欲張るのであれば、もう一段くらいの下げを待ってから仕込む感じかと思います。
すでに仕込み始めても期待値はプラスだと思うので「ちょっとずつ仕込み始める」感じかと思いますが、もう1回、これまでと同じくらいの全面下げがきたら、NISA枠を一気に埋めても良いかもですね。
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