【速報】日経平均が急反発🔥/二番底のリスク/SOXL底打ちメド/想定レンジ/いま注目の株

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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日経平均が急反発🔥

日経平均が急反発し、33000円に。

4/7は2600円も下がったのに、すぐさま2000円近くも戻しました。市場参加者も一喜一憂していますね👀

二番底のリスク

「やっと反発が来たよ〜!」ということで、僕ら投資家もやっと息継ぎができました。

あのまま下落が続いてファンドが飛んだりしたらさらに崩れそうでした。ひとまず反発を見られて「どこまで下がるんだ!」という恐怖が和らぎ、安心ですね。

また、「アメリカは交渉を受けつける」ようなので、相互関税の税率がトーンダウンしてくれると良いですね。

とはいえ、トランプ大統領の「相互関税」の問題は何も解決していません。

円高・SOX安・米国株の高PER・インフレ・下落トレンドなどなど、売りシグナルもまだ点灯しています。

下落相場は「下り坂をバウンドしながら転がっていく」ように続く傾向があります。仮に反発したとしても、アメリカ依存の会社は油断できないです👀

目先に思いつくリスクとしては

  • 中国vs米国の関税プロレス激化
  • 相互関税の交渉はまだ初期段階
  • 本決算シーズンでの弱気予想下げ

という3点があります。

第一に、中国と米国の関税プロレスが激化するリスクです。

中国は米国に対して報復関税を発表しました。これに対してトランプ大統領は「そっちが報復関税をやるなら、こっちは50%の追加関税をするぞ」と脅しています。

中国は中国で「絶対に受け入れないし、必ず最後まで付き合う」としており、チキンレースみたいになってきました。

関税の引き上げが米中だけで、それ以外が落ち着く!というのであれば、中国企業に悩まされていた企業にとっては好機かもしれません。

一方、中国がアメリカに輸出する代わりに別の国に輸出をすることで「モノ余り(=デフレ)」につながる可能性もあるので、経過観察ですね👀

第二に、相互関税の交渉はまだ初期段階です。

ひとまず日本は交渉のテーブルにつくことができました。あとは結果次第ですが、結局、このまま関税!となってしまったら打撃は免れません。

第三に4月〜5月に本決算シーズンが始まります。

コロナの時もそうでしたが、不確実性が高まっている時の本決算は(1)とりあえず保守的な予想を出す、(2)業績予想を見送る(非開示)、という動きにもつながるでしょう。

業績予想が保守的だと株売りを誘発しかねないので、4〜5月に二番底をつけにいく可能性もある気がしています。

総じて「相互関税が発表される前の株価水準に戻るとは思えない」ですね。

不確実性が一気に高まるニュースが出てきたら再びショック安。そうでなくても「ヨコヨコ」がしばらく続きそうだなーと思います。

相互関税は9日に発動する方針です。目先は「本当に関税が発動されるのか」「交渉の余地はあるのか」でマーケットが揺れ動くと思われます。

引き続きボラティリティが高そうですから「これで底打ちした」と決めつけるタイミングではない気がします👀

SOXL底打ちメド

フィラデルフィア半導体株指数が恐ろしく崩れています。とはいえ、チャートを見ると「そろそろ反発しそうだな」というラインまで下がってきてもいます。

2011年以降、フィラデルフィア半導体株指数は36ヶ月平均がサポートラインとなり、反発を繰り返しています。

優良企業の株がPER6倍とか8倍とかでゴロゴロしています。成長サイクルがちゃぶ台返しされない限りは「良い買い場」に見えます。

SOXL(レバレッジETF)も、スパイス代わりにちょびっと買ってみても面白いかもしれないですね。

もちろん、2008年のリーマンショック的なことが起きたら話は別です。ITバブル崩壊後、リーマンショック後はこのトレンドラインは機能してません。引き続き、関税の行方に注目です。

想定レンジ

ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

また、EPSは時間と共に少しずつ上がっていて、過去10年間ではCAGR 8.5%です。

(1)PERのレンジと(2)EPSの成長ペースが今後も維持されるとすると、今後の株価は次のグラフのように推移すると期待できます。

2025年4月時点の筆者の想定レンジは32500〜42500円です。

4/7にレンジを下に突き抜けましたが、4/8にすぐ反発しました。32500〜42500円のレンジはちょっとやそっとじゃ崩れませんね。

ちょうど去年の日銀ショックの底と同じあたりで止まりました。どんだけ日銀ショックやばかったんや…💦

チャートを見ればわかるように、この想定レンジの下限に来たからといって、「すぐに反発する」とは限りません。

「適温相場が続くのであれば、今は買い時」ということになります。とはいえ、交渉には時間がかかるんじゃないかな。半年くらいはヨコヨコになる気がしています。

いま注目の株

いよいよレーザーテックが底な気がしています:

チャートは下落トレンドで最悪ですが、予想PERは14倍まで下がってきました。

レーザーテックの株価はSOXと連動する傾向があります。SOXが底打ち!と考えるなら、レーザーテックもそろそろ底打ちだと思います。

SOXのチャートがこちら(再掲):

2024年6月期の期末の受注残高が4621億円。これは2025年6月期の売り上げ予想よりも大きいボリュームですから、失注がない限り「受注をこなすだけで数字は出せる」かと思います。

足元で受注は低迷している様子もありますが、同社の盤石なポジションを考えれば「成長企業はそう簡単には崩れないだろう」と考えています。

僕の予算的にも「手が届く」範囲に入ってきました。

手持ちの株と比べると割安感に欠けるので「他の株を売ってまではいらないなあ」という感じなんですが、6月に配当金が入った時に買うつもりです。それまでは安値で揉み合っていて欲しいです。

他、内需なら学究社(9769)とか気になります👀

トランプ関税の影響で相場がジェットコースターのように揺れていますね。

相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。

今後も新しいニュースがたくさん出てくると思います。また気づいたことがあったら共有しますねー。

追伸

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