日経平均は反落
8/29、日経平均は反落しました:

いよいよ、日経平均の上昇トレンドが崩れそうです。
8/29の引け後は、先物も下がってきましたね:

42000円を突破してグイグイ上がっていく可能性もありますが、ここから先は「行って来い」になりやすいゾーンなので、安易な追加購入は控えた方が良い気がしています👀
と8/12のブログで書いたように、筆者はそろそろ日経平均株価が崩れるんじゃないかと強く警戒しています。
日経平均のトレンド転換
8/20のブログでは
日経平均株価は25日平均をちょっとだけ上回っている間は底が固いんですが、ここを下回ってくると急に弱くなってくるんですよね。目安としては、25日平均から「+2%〜7%」が適温相場で、そこから崩れて「-3%〜+2%」となると急に弱くなる傾向があります。
と書きました。

上のグラフが、日経平均株価の25日平均乖離率が+2%〜7%の時のバックテスト結果です。(バックテスト期間は1990年以降)
株式市場の特性として「上がるときはゆっくり」「下がるときはドスン!」という傾向があります。ゆっくり上がるのは上昇相場で特有の現象ですね。

上のグラフが、日経平均株価の25日平均乖離率が-3%〜+2%の時のバックテスト結果です。
見ればわかるように、トレンドが崩れると、日経平均のパフォーマンスは悪いです。
じゃあ、今の日経平均はどうか?というと、株探をみると、もうトレンドが崩れていることがわかります:

いや〜な感じになってきましたね。
ビットコイン崩壊のリスク
5月くらいに「ビットコイン保有企業が増えていることのリスク」について、以下のように書きました:
ビットコインを保有するだけで株価が上がるってのは「永続はしないだろうな」と思います。規模がデカくなりすぎてライブドアショックみたいになるんじゃないかなーと心配です💦
ちょうど、このことについて、FTが記事を書いてくれていました。僕が恐れていることが分かりやすく言語化されていて「そうそう!」となりました。
この記事の筆者は「リーマン危機を招いたCDO(債務担保証券)と構造が似ている」と書いていますが、確かに、そういう面がある気がしています。
日本でも似たようなことがあって、それが2006年のライブドアショックだったんですよね。
ライブドアの場合は時価総額が1兆円弱になった時に東京地検特捜部が証券取引法違反容疑でライブドア本社などを家宅捜索し、株式市場の大幅下落しました。
それからグロース指数(当時はマザーズ指数)は5年ほど停滞していたわけですが、似たようなことが起きるんじゃないかととても心配しています。

この手の話は、「事態が大きくなれば大きくなるほど反動も大きくなる」ものなので、早くしないとどんどん反動がデカくなると思います。
ビットコイン相場の「逆回転」
「ビットコインを買うだけ」の会社がたくさん現れているにもかかわらず、ビットコインの価格が下がってきました。

個人的には「来るとこまで来たんじゃないかなー」と感じていて、これから大きく株価が下がるとしたら、ビットコイン発になるかもしれないな、とビビってます。
ちょくちょくブログでも書いていますが、「過去200年間の純金のインフレ調整後リターンはほぼゼロ」なんですよね。
よく仮想通貨は「デジタルゴールド」と揶揄されますが、価値が希薄化しないのが良い!みたいに言いますね。まあ、希薄化しないだけで膨らみもしないんですけどね。
そう考えると仮想通貨の理論上のリターンは「貨幣供給量と連動する」だけなので、足元の上昇は「うさんくさいな」と思って眺めています。
ビットコインは「金余りを測る温度計」みたいなものだと思っていて、足元の株高は金融相場だと思っているので、ビットコインが崩れると株式市場も厳しいんじゃないかと感じています。
想定レンジ
たびたび指摘してきましたが、ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

2025年8月時点の筆者の想定レンジは33000〜42000円です。8/29時点、日経終値は42718円です。
想定レンジは33000〜42000円なので、現在の水準は「上限を突破」していて天井サインです⚠️
「別に日本株の評価が変わるようなイベントは何も起きていない」と考えるのであれば、今の株価は高すぎる水準です。
8/29は引け後に先物も結構下落していますが、まだ過熱感は抜けきっていないと思います。
アメリカ株もまだ高いと思います。
J.P.Morganが公開したレポート(Guide to the Market)によると、S&P500指数は、12ヵ月先EPSによる予想PERが23倍を超えると、それから10年間の期待リターンが悪かったことが示されています。

WSJをチェックしてみると、8/22時点のS&P500指数の予想PERは23.71倍でした。もう上限突破していますね。
金融相場で相場全体にお金が入ってくる、というのもありそうですが、だいぶ高くなっているのでそれを当てにするのは怖さを感じます。
日本株も米国株もちょっと上がりすぎていると思うので「なんでも株高」を期待するのはちょっと楽観的すぎる気がします。
本ブログでも何度も売りシグナルを周知してきました。守りを固めるならいまのタイミングだと思っていて、本格的に相場が崩れる前にやっておくべきだと思います。
いつも書いていますが、相場が崩れた後に「守りを固めた」ところで逆効果なので…。
いよいよ景気がやばい?
個人的に「やばいな」と感じているのが、すき家の値下げニュースです。
すき屋が11年ぶりに値下げする!という話で、「思っている以上に景気が悪いんじゃないか?」と警戒しています。
同業他社も追随したらもう本当にやばそうで、ついに日本もデフレ再来か…という感じですね。
いまのところは「一過性じゃないかな?」と思いつつ眺めているんですが、2社目が出てきたり、あちこちで値引きを見かけるようになったらマズイですね。
いま注目している株
なんども取り上げていますが、こんな状況なので、リスクの低そうな銘柄に注目しています。
例えば、ハマキョウレックス(9037)には引き続き注目しています。ハマキョウレックスは3PLの大手です。
3PLというのは3rd Party Logisticsのことです。荷主企業に代わって、物流戦略の企画立案から実行までを包括的に受託するサービスのことです。
ハマキョウレックスは3PL物流センター運営およびトラック輸送を主力とする物流企業で、アパレル、医療機器、EC、食品など多岐にわたる業界に対応しています。
設立は1971年、静岡・浜松に本社があります。


見ればわかるように、業績も株価も上昇トレンドです。優良企業で、これからも安定成長するだろうと期待しています。
足元では運送業界は料金適正化や法改正による追い風が吹いています。
「2024年問題」では、タダでさえ人手が足りていないトラック運送業者に「残業すんな!」となりました。
さらに、2025年4月に施行される「物流効率化法(物資流通効率化促進法)」や改正貨物自動車運送事業法によって、物流業界全体で積載効率の向上や荷待ち時間の削減、下請けの透明化や安全管理の強化が義務付けられます。
つまり「残業すんな!」「安請け合いもすんな!」ということで、めちゃくちゃ人手が足りなくなりそうですね。
ハマキョウレックスは「デフレメリット」でして、景気が悪いとむしろ儲かると思うんですよね。ガソリン代が安くなるから。

過去10年ほどの推移を見ると、予想PERが8〜14倍くらいの範囲で上がったり下がったりしています。
8/29の予想PERは11.9倍で、レンジの真ん中よりちょい高いくらいですね。それでも日経平均の予想PERより安いし、足元の決算も良かったので、お買い得だと思っています。
他にも、G-7ホールディングスにも注目しています。デフレなんて関係ねえ!って感じの銘柄ですね。

「オートバックス」や「業務スーパー」のフランチャイズが中核の会社です。
オートバックスについては微妙じゃないかと思っていたんですが、売上構成比を見ると半分が業務スーパーなんですね。
業務スーパーといえば神戸物産で、冷蔵庫1つさえめちゃくちゃこだわる会社なんで、ここのフランチャイジーなら手堅く成長するだろうなと思います。
筆者の偏見も大いに含んでいますが、「インフレに強いのは製造業」「デフレに強いのは小売業」だと思っています。
インフレ=モノが足りない=製造がボトルネック、デフレ=モノが余っている=流通がボトルネック、だと考えているからです。
予想PERは10.3倍で、指数と比べても安い。予想ROEは17%と効率が良いです。足元の業績の進捗がビミョーですが、リスクの低さと株価の安さはピカイチだと思うんですよね。
ディフェンシブな株は適正株価も高いんで、手堅いビジネスをやっている割には、お買い得じゃないかと思います。
先日、試しに同社の1株価値を計算したところ、「1株価値=3611円」でした。今の株価が1346円なので、それと比べたらお買い得だと思いますw
2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。
相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。
今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
追伸
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