日経平均が687円高🔥
12/12、日経平均は687円高となりました🔥

うちの持ち株は全然上がってません。TOPIXとか強いのに、なんでや…。
足元の大きなニュースとしては、ブロードコムの決算がありますね。
決算自体は良かったものの、市場の期待には届かなかったようで、株価は急落しています。
ブロードコムといえばAI ASICの設計・開発に強みを持っている会社で、こないだGoogleが「chatGPTよりすごいAI(Gemini)を出した!」ということで、盛り上がっていました。
というのも、Googleがタッグを組んでいるのがブロードコムで「いよいよエヌビディアの一強が崩れるんじゃないか?」という噂が出ていたからですね。
ただ、この熱狂もさすがに行き過ぎていたようで、やはりエヌビディア強い!となっているようです。
まあ、どこが勝つかとかは筆者にはいまいちわかりませんが、AIを開発するためには大量のチップが必要で、そのチップを設計・開発できるのはエヌビディアとブロードコムだよね、ということで、違う領域で成長し続ける二大巨頭というイメージですね。
いまはNVIDIAかブロードコムか、というバチバチの戦いにはなってない気がします。
どちらかといえば、どちらのチップもメガテックの奪い合いになっているので、「シェアを争う以前に、どちらも供給が全然たりない」という状況だと認識しています。
チップが足りない原因は、チップを作るための材料(DRAM)とパッケージング能力(CoWoS)が足りないからで、しばらく供給不足が続く気がしています。
パソコンが買えなくなる?
こないだ、Xでマウスコンピューターが「パソコンを買うなら早いほうが良いよ!」とポストしていました。

このポストが結構バズったんですが、なぜか?というと、AIを作るためにDRAMを大量消費しているので、メモリ半導体が全然足りないからですね。
前にブログで
来年以降は「パソコンの値段が上がる」「スマホの値段が上がる」「家電の値段が上がる」のはほぼ確実だろうと思っていて、値上げの反動で消費が落ち込んだりするかもしれません。
だからパソコンメーカーやスマホメーカー、家電メーカー、あとは量販店にとっては多分苦しい時期が来ると思っています。
と書きましたが、足元に限っていえば、駆け込み需要が生じて、マウスコンピュータなどは短期的には業績が良くなる気がしてきました。
日経平均はまだ高過ぎ?
日経平均はだいぶ高いところにありますので、高所恐怖症の僕としては「嫌な高さだな〜」とビビっています。
ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

当ブログでは「日経平均株価の想定レンジは34000〜43000円だ!」と言っていますが、このレンジを突き抜けて青天井に上がっています。
12/12時点、日経終値は50836円です。

需給面でみると、日経平均は48000円〜50500円のレンジで出来高が集中しています。
基本的にはこのレンジで「行ったり来たり」で、しばらく揉み合いが続く気がします。
いま注目している株
やっぱり、トヨタですよね。


アマゾンのジェフベゾスも絶賛した「ザ・ゴール」という本も、元は筆者がトヨタ生産方式を研究して、いろんな企業に応用できるよう「制約理論(TOC)」としてまとめたものです。
トヨタ生産方式を学ぶ海外企業も多く、世界に誇るスゴイ会社です。
同社の業績はある程度景気に振り回されますが、同社は同業他社と比べると「不景気に強い」イメージがあります。
なぜかというと、同社が採用しているトヨタ生産方式が、「好景気でがっつり儲ける」ことではなく「不景気でも損をしない」ことを重視しているからなんですよね。
大量生産・大量消費の高度成長期では、1つの型番をたくさん作るのが正義でした。
しかし、トヨタ生産方式は「こんな時代は長く続かない」という思想のもとで、多品種・少量生産を、いかに効率的に行うかを考えた末に進化してきました。
自動車産業は競争が激しいのがマイナスポイントですが、トヨタ生産方式の強力さはいうまでもなく、応用範囲が広いので横展開もできます。
個人的には「トヨタと取引している会社」にも注目していて、システムリサーチとか、恩恵がありそうな会社も買いたいです。
追伸
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