日経1620円安⚠️株つらい(T_T)

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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日経平均1620円安⚠️

11/18、日経平均は前日比1620円安となりました⚠️

また急に下がりましたね💦

大きく下がった原因としては、「FRBが利下げしないんじゃないか?」と言った憶測が流れたことに加え、ピーター・ティール氏がエヌビディア株を全売却したと伝わったこともありそうです。

筆者も「えっ、利下げしないの?」とビックリしたんですが、アメリカって、国民がたくさん株を持っているので、株価が上がるとインフレ圧力にもなっちゃいそうですからね。

目立った資金移動

ピーター・ティールといえば、パランティアを立ち上げた人ですね。

僕も好きな起業家の一人で、彼は「競争を遠ざける経営」を志向していて、バリュー投資とも親和性が高いので共感しています。

テクノロジー株が気になる!けど、手堅く投資したい!という方は、多分、めっちゃ参考になる人だと思います。

気になるのが「ティールがエヌビディアを売って何を買ったのか?」ですが、彼はエヌビディアやビストラ(電力株)、テスラを売って、他のメガテックの株を買ったようです。

具体的には、アップルとか、マイクロソフトとかを買っています。そういや、投資の神様バフェットは、アップル株を売って、グーグル株を買っていましたね。

NVDA: 予想PER 42.46倍
MSFT: 予想PER 32.77倍
AAPL: 予想PER 33.52倍
GOOGL: 予想PER 26.34倍
zacks.comより

ティールもバフェットも、どちらも「テック株からテック株へ」と資金移動しています。

両者とも「PERが高いテック株から、低いテック株へ」と乗り換えているようで、これなら金融所得も増えるわけで、セオリー通りと言えば、そんな取引だなーと感じます👀

「相場から完全に降りた」というよりは「盛り上がりすぎているところからお金を引き上げて、適正株かなところへ移している」感じかと。

NVDAについては目先5年はグイグイ伸びていくだろうと思う一方で、電力や製造キャパ、大型起債が必要な資金枯渇といった制約もあるので、みんなが思っている以上に減速する気がしています。

往々にして、急成長の後には急減速が潜んでいますから、そう考えると「メガテックの方が割安」ということなんでしょうかね。

寄与度ランキングを見てみると、昨日とは一転してAI関連株が軒並み下がっていました。

ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロン、フジクラ、イビデン、などなど、これまで日経平均を牽引してきた銘柄ばかりが弱いですね。

株式トレンドマップを見てみると、11月以降、「AIブームはひと休み」という印象です。

日経平均株価と比べると、個別株は大体持ち堪えています。

特に強いのが医薬・食品株で、投資家が「守りを固めたがっている」のがわかりますね。

ファクター別指数ランキングをみると、全体的に売られているものの、やはりセクターローテーション色が強いですね。

【売り】

  • 高ベータ、ROE、PER、PBR
  • 高75日移動

【買い】

  • 低ベータ、ROE、PER、PBR
  • 低75日移動

8月以降は「AI一色」の相場で、「高くてもAIが絡んでいて業績が良ければ株価は気にせず買い」という動きが目立ちました。

それが11月に入ってからガラッと雰囲気が変わっていて、これまで日の目を浴びなかった「低PBR株」などが注目されているっぽいですね。

お馴染みのグラフを載せておきます:

足元の株式市場では「PERが高い株から低い株へ」「配当利回りが低い株から高い株へ」と資金が移動しています。

これは極めて健全な資金移動で、こうやってお金を移動することで、投資家が受け取れる金融所得が増えるからですね。

また、足元の「全部売り」みたいな雑な相場下落は気にする必要がないと思っていて、テールイベントでも起きていない限り、「全部売るのが正解」という状況はそうそうないと思います。

「全部売るのが正解でない」ということは、「売るのが正解な株もあれば、売るのが間違いな株もある」ということで、投資家としては、「不当に売られている株は拾いたい」と感じますね。

筆者の経験から、「株式市場は3ヶ月ごとに雰囲気がガラッと変わる」と感じているんですが、これから3ヶ月くらいはAI以外の相場になるのかもな〜なんて感じます。

まあ、そうは言っても、AI開発は長く続いていくと思います。AIのレベルは相当上がってきているんで、今後は「AIを駆使して儲ける会社」にもスポットライトが当たりそうですね。

我が家でも、引き続き関連銘柄に注目していきます。

神戸物産は相変わらず

ちなみに、11/7のブログ

日経平均が急落するのに備えて「インバース買います!」って人がけっこういると思います。僕もやったことあるんですが、最近、コスパが悪いと感じるようになりました。

そこで思いついたのが「神戸物産を買う」という手法で、同社株は相場が崩れると逆行高するのですが、インバースのように手数料を払う必要もなく、なんなら優良企業なので長期保有していれば右肩上がりになると期待してます。

と書きました。

赤線が神戸物産のチャートで、青線が日経225のチャートです。あいかわらず神戸物産は相場下落など「どこ吹く風」で、下落相場でも逆行高していますね笑

日本市場は海外と比べると特殊で、国債の金利がめちゃくちゃ低いんですよね。

だから「株を売って国債を買って守りを固める」というのがとてもやりにくいです。実質金利がマイナスの国債を買うってのもおかしい話ですからね。

だから代わりに「低リスクな株を買う」というヘッジの需要はあると思っていて、神戸物産とか、他にもJ-REITへの投資なども債券の代わりにされている気がしています。

神戸物産の予想PERは36倍と割安感はありませんが、そうは言っても優良企業だし不況への耐性もあるので、「国債の代わり」みたいな扱いになっている気がします。

日経平均は高過ぎ?

ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

当ブログでは「日経平均株価の想定レンジは34000〜43000円だ!」と言っていますが、このレンジを突き抜けて青天井に上がっています。

11/18時点、日経終値は48702円です。下がったとはいえ、まだかなり高いですね。

需給面でみると、日経平均は48000円〜50500円のレンジで収まってくれれば良いですが、下に抜けると46000円くらいまではストンと落ちそうです。

一方、だいたいネガティブなイベントはこなしているようにも感じるので「そろそろ反発するかもな〜」とも感じます。

まあ、株価は移り気なので過度に振り回されず、「高い株から安い株へ」「悪い株から良い株へ」とお金を移して守りを固めたいですね。

想定レンジ

去年の10月から繰り返し取り上げていますが、光通信(9435)がいい感じです。

今日はバフェットの話をしましたが、この会社も「和製バークシャー」とも呼ばれています。

同社はバリュー投資が得意です。ということは、株価が下がればチャンスも増えるわけで、相場の下落は同社にとってはチャンスですね。

ちょうど11/18は株価が下がっていて、5%近く安く買えそうです。良いチャンスじゃないかな、と感じております👀

日経平均株価が大きく下がっていて不安ですね。

相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。

今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。

追伸

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