日経平均、1396円高🔥
7/23、日経平均株価が、1396円も上がりました🔥

寄り付き直前に急に上がり始めたので「どうした?」と調べてみると、トランプ関税が15%に引き下げられるというニュースが出ていました。
相互関税とは別に25%の関税が行われている自動車でも税率が引き下げられるそうで、トヨタ自動車がロケットのように上がっていました🔥
トヨタ自動車は僕の「推し銘柄」でして、前に作った、「中原指数」にも組み入れています。NISAで買うと良いんじゃないかなー。
トヨタに関しては「関税が逆風では?」という見方が優勢ですが、個人的には「トヨタでダメなら全部ダメだろ」というのが本音なんですよね。
トヨタといえば「トヨタ生産方式(TPS)ですが、これは徹底的にムダを排除する仕組みです。
改善の鬼とも呼ばれる大野耐一さんは「作りすぎのムダは犯罪に等しい」と言いました。彼からすれば大量生産でダンピングしまくるなんて愚の骨頂なわけですねw
なぜ作りすぎのムダがダメかというと、そもそもいらないから作っても意味がない。人手もかかるし材料もかかる。作ったものを保管しないといけないから、「ムダがムダを産み」、最悪なんですよね。
その点、トヨタは徹底的にムダが減らすからコストが安い。良いもの安く提供できるから選ばれるわけですが、トヨタほど完成された会社はなかなかありません。
商売のABCというのがありました「A(当たり前のことを)、B(バカにしないで)、C(ちゃんとやる)」企業というのはなかなか多くありません。
上場企業ともなると「うちは大企業なんだぞ」とふんぞり返ってコスト意識が低くなるところもあるわけですが、トヨタはコスト削減を徹底する文化ですから、ここのところが失われない限りは「買い」だと思います。
トヨタの業績はある程度景気に振り回されますが、同社は同業他社と比べると「不景気に強い」イメージがあります。
なぜかというと、同社が採用しているトヨタ生産方式が、「好景気でがっつり儲ける」ことではなく「不景気でも損をしない」ことを重視しているからなんですよね。
大量生産・大量消費の高度成長期では、1つの型番をたくさん作るのが正義でした。
しかし、トヨタ生産方式は「こんな時代は長く続かない」という思想のもとで、多品種・少量生産を、いかに効率的に行うかを考えた末に進化してきました。
自動車産業は競争が激しいのがマイナスポイントですが、トヨタ生産方式の強力さはいうまでもなく、応用範囲が広いので横展開もできます。まだまだ伸びる会社だよなーと思います。
結局のところ、トランプ関税があろうがなんだろうが、「トヨタは強い」と思っています。
足元では逆輸入の話とかも出てきていますが、なんとかするんだろうなあと期待しております👀
石破首相の退陣報道
株式市場は、すでに「石破首相が退陣したら、次は誰が総理大臣になるか?」を意識している気がします。
共同通信社によれば、石破首相が率いる内閣支持率は22%で、かなり低い水準です。辞任するのも時間の問題な気がしています。
じゃあ次は誰か?が気になるところですが、世論的には小泉進次郎さんと、高市早苗さんあたりでしょうか。個人的には林官房長官もあるんじゃないかなーと思っておりますが。
安倍さん→菅さん、となった時も、菅さんは官房長官でしたからね。
こういう時期は国策銘柄は買いにくいですね。僕は防災関連株を1つ持っているんですが、石破さんが退陣するかも?みたいな話が出てきてから株価が下落中です。めっちゃ割安なのに…。
あえて国策銘柄を買うのであれば、誰が総理大臣になっても推し進められる政策に関わる銘柄が良い気がしていますが、防衛銘柄とかは、もうだいぶ高いんですよね💦
「利上げはアホ」と言っていた高市さんなら、銀行株とか保険株とかは買いにくいのかな。一方、サイバーセキュリティとかは強そうですね。
進次郎さんは再エネとか環境を意識した政策を打ち出しそうですが、トランプ大統領とは相性が悪い気がします。
個人的には、トランプ大統領を乗りこなすために岸田さんに帰ってきてほしいなあ。まあ、それはダメだろうから、林さんが咲いてくれないだろうか…!
想定レンジ
ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。
また、EPSは時間と共に少しずつ上がっていて、過去10年間ではCAGR 8.5%です。
(1)PERのレンジと(2)EPSの成長ペースが今後も維持されるとすると、今後の株価は次のグラフのように推移すると期待できます。

2025年7月時点の筆者の想定レンジは33000〜42000円です。
7/23時点、日経終値は41171円です。ちょうど想定レンジの「上限一歩手前」くらいです。
かなり高いところまで上がってきたので、そろそろ景気に敏感な株は一部を利益確定して、守りを固めておくのが良い気がしています。
いま注目している株
トランプ関税が、かえって追い風になるんじゃないか?と期待している銘柄を紹介します。
今回は、JMホールディングス(3539)を取り上げます。

JMは「ジャパンミート」の略で、肉に強い食品スーパーのお店ですね。
当ブログで初めて取り上げたのが2月3日でしたが、それから株価は上がっています。

同社は「肉のハナマサ」という業務スーパーを運営しています。元々赤字だったところを買収して建て直した、腕利きの会社です。
ROEもコンスタントに8%を超えていて、とても効率的なことがわかりますね。

予想PERは11.2倍と低く、お買い得だと思います。ここ10年で、最安値にも近い水準だと思います。

食品スーパーって、身近すぎて、「先が読めてしまう」から、ワクワク感はないんですよね。そのかわり、地域に密着して、なすべきことを淡々とこなしていくから盤石だと思います。
なんでトランプ関税が追い風になるのか?というと、トランプ氏はSNSで、日本が自動車やトラック、コメや他の農産物などの購入を拡大すると表明していて、仕入れが安くなる気がしたからです。
僕らの生活費も安くなってくれると良いですね。
関税の話を抜きにしても、前に1株価値をラフに計算した結果は「1株価値=9079円」でした。今の株価が2730円なので、それと比べたらかなり割安だと思います。
2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。
相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。
今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
追伸
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