決算が良いのに株価が下がる・・・
今回の決算シーズン、「決算が良いの株価が下がる・・・(というかパッとしない)」というケースがけっこうありました。
なんでかなー?と思って調べてみると、わりと共通点がある気がしたので、リストにしてまとめておきます。参考になれば幸いです。
決算前から上がっている
決算直後にばかり目が行って「なんだよ上がらないのかよ!」と文句を言いたくなるものの、好決算が出る前から株価が上がっていて、すでに十分に含み益が出ているパターンです。
今回の決算ではこのパターンがけっこう多い気がします。ちょっと前までだと、決算が良い株も、小型株とかだと織り込まれていなかったケースがもっと多かったと思うんですが。
すこしずつ、市場参加者もレベルが上がってきていて、上方修正や下方修正が株価に織り込まれるのも速くなっているんだろうな、と感じます。
決算後、数週間してから上がり始める
これもけっこうありますね。
3月決算の株はまだこれからですが、2月決算の株とかだと、決算直後はまったく反応しなかったのに、2〜3週間くらい経ってから高値を取りに行く株がありました。
結局のところ、「決算直後」にフォーカスしすぎていて、ちょっとズームアウトしてみると、決算前とか、しばらく後とかで、ちゃんと反応しているケースはあるなーと感じます。
一点集中でタイミングを決め打ちするのではなく、のんびりホールドしていられる人が報われやすいんだろうなーと思います。
好決算の理由が一過性
これも「あるある」ですね。季節性とか、特殊な理由で一時的に好決算の株は、インパクトも薄いと思います。
もちろん、好決算である以上、キャッシュを稼げるわけなので成長ペースは早まると思います。
ただ、行き過ぎた好決算が出ると悪目立ちするケースもあります。
株価が上がり過ぎて長期低迷したり、ライバルが参入してきて長期的には競争で価値が損なわれたりすることもあるんで、一過性の好決算は良い売り時な気もしますね。
判断に迷うパターン
さいごは、「一概に良い決算とは言い切れない場合」も、株価も迷いがちな気がします。
「ここのところは良いけれど、でもこっちはビミョーだよなあ」みたいな。投資家によって判断が分かれる材料だと、株価も右往左往しやすいんですよね。
決算が出た後に「投資家によって見解が分かれでボラが大きくなる」ってケースはままあるので、こういうグレーな株は難度が高いなあと思います。
明らかに「これは良い!しかも継続的だ!」という決算が出ていれば最高なんですよね。そういう「明らかな買い」チャンスがありそうなところを、探していきたいですねー👀
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