2026年も稼ぎたい!
年末相場に入り、静かな相場ですね。
昨日のブログでも書きましたが、筆者は「2026年は2025年と比べると厳しい相場になるだろう」と考えています。
今年はしっかり利益が出ているものの、同じ利益を来年も維持するのはかなり難しいと思います。
しかし、そうは言っても「稼げるなら稼ぎたい」と欲が出てしまうのが人間の悪いところです。
稼ぎたいと思うほど稼げない
ふと、「そういえば、2025年の年初、自分はどんなことを考えていたかな?」と振り返ってみます。
2025年は絶好調でしたから、きっと、2025年初めに自分が考えていたことが良かったんだろうと思ったからです。
思い返してみると、2024年はコテンパンにやられた1年でした。行けると思った株に集中投資し、その株が急落し、めちゃくちゃ損をしたからです。
それを機に「集中投資はやりすぎるといかん」「近視眼的な株取引はやめておこう」と考えるようになり、安全に、地に足をつけていこうと考えていたのがちょうど去年でした。
じゃあ、2024年の年初は何を考えていたのか?というと2023年にがっぽり儲けて気をよくしていて、「今年もたくさん儲けてやる!」ということしか考えていませんでした。
不思議なもんで、株って、稼ぎたいと思うほど稼げなくなるんですよね。
目先の利益ばかりを追うようになって、だんだん地に足がつかなくなっていって、気づけばしょうもない噂に一喜一憂するようになって、結局、最後には何も残らなくなります。
逆に、「安全に」「着実に」と考えると、逆説的ではありますが、利益が出ます。ドカンと儲かるわけじゃないんですが、ドカンと減ることが減るから、儲けがしっかり残るんですよね。
持ち株を点検中
そう考えると、やっぱり「稼ぎたい!」と前のめりになるよりも、まずは一呼吸おいて、しっかり土台を固めておいた方が良いだろうと思い、改めて持ち株を点検しています。
現在は「親会社と投資先の関係」を調べています。
前にブログで「投資先のM&Aがうまくいかなさそうでガッカリした」という話をしましたが、それがキッカケとなり、これを機会に成功するM&Aとか、オーナーと株主の良好な関係ってなんだろう?ということを勉強しています。
いつも言っていますが「競争(争い)は価値を損なう」のが世の常ですから、株主と企業の関係が悪いと、基本的には価値を損なうんですよね。
やっぱり株主もダメだと会社もダメになるんで、自分も「ダメな株主にならないようにせねば」と思うし、そういう株主を引き寄せている会社には近づかないようにしようとも思います。
投資先の能力をしっかり引き出してくれる株主なのか、それとも搾取的な株主なのか、しっかり調べておかんといかんなーと思い、調べ直しているところです。
僕は「気に入らないことはモチベーションが上がらない」タイプで、だから、嫌いだなーと思う会社には投資できないんですよね。
中には「嫌いだけど投資をして、アクティビストになって利益を出す」という方もいるんでしょうが、僕の肌には合いません。
はなから気に入らない会社には投資せず、大好きな会社(かつしっかり利益を出せる仕組みを持っている会社)を見つけて、ガチホして、一蓮托生でやっていこうぜ、とやる方が好きです。
もちろん、好き嫌いだけでもダメで、好きな会社の株を持つだけでは趣味になってしまいますから、きちんと儲かりそうかどうかは考えます。
それに、自分は経営センスがない方なので、自分が好きになる=経営が悪くなる、みたいなパターンを何回も経験しているんですね。
いわゆるダメンズ好きみたいな、ほんと、自分ってセンスないよな〜と凹むことも多いです。
話はそれましたが、株主が会社を支え、会社が株主を支え、そんな「競争」ではなく「共創」の関係にあるような会社は強いと思っています。
その一例が、たとえば中外製薬(4519)とロシュの関係とかなんだと思いますが、こういう強い会社でポートフォリオを埋め尽くしていきたいな〜と思う今日この頃です。
追伸
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