純金ETF暴落…バブル崩壊の始まり?

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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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純金バブルの崩壊

純金ETFが暴落しています:

当ブログでは4月から「純金はバブルじゃないか?」と書いてきました。

上のチャートは、純金価格とS&P500配当込みリターンを比較したものです。なんとゴールドの方がパフォーマンスが良いです。S&P500も割高だと思いますが、ゴールドはもっと割高かもしれません。

このグラフを見ても「これからはゴールドの時代だ!」とは思えなくてですね。むしろ「いつバブルが弾けるんだろうか?」と心配でヒヤヒヤします。

もっと長期で見て、米国株と債券、ゴールドを比較したこんなチャートがあります。

純金(gold)は、ほぼインフレと連動しています。一時的に上がることはあっても、結局は純金は「安定しているモノに過ぎない」ので、落ち着けば元通りです。

5月16日のブログでも

これは、アメリカの貨幣供給量(M2)からゴールド価格($/oz)を割ったもののグラフです。

仮にゴールドの価値が一定だとすると、貨幣供給量とゴールド価格は連動するはずです。完全に連動する場合、このグラフは横ばいになります。

じゃあ、現在位置はどこか?というと、6.76Bで、リーマン後に純金価格がピークになった2012年と同じくらいの水準です。

これはつまり「貨幣供給量の増加ペースと比べて純金価格が急ピッチで上がっている」と言うことなので、バブルっぽさを感じますね💦

と書きました。

価値の保存、価値の創造

Xで、とても良いポストを見つけたので共有します:

非常に的確な整理ですね。ゴールドは価値の保存、株は価値の創造。どちらも役割が異なるからこそ、バランスを意識することが大切ですよね。

純金は価値の「保存」に適していて、株は価値を「創造」している。まさに的確なまとめ方だと思います。

残念ながら、日本企業の半分は価値を「破壊」している会社ですが、価値を「創造」している良い会社もあります。

結局、堅牢なキャッシュフローに勝る裏付けなんて無いですよね。

結局ゴールドだ何だと考えるよりも、社会に貢献してお客さんを幸せにして長く繁栄する会社の株を妥当な価格で買って分散投資して、インフレに備えながら複利リターンを最大化するのが一番、地に足がついていると思うんですよね👀

追伸

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