暴落だから分かること/含み損の急拡大あるある/やばい会社の見分け方/ピンチはチャンス

投資報告
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個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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暴落だから分かること

いよいよブラックマンデーが来ます。

「ああ、どうせ損をするんだろうな」と考えながら迎える週明けは嫌なものですね。それでも時間は進むので、僕らも受け入れるほかないわけですが💦

今日は、トランプショックをまともに食らっている僕が、週末の間に考えていたことを徒然なるままにまとめていきます。

これは持論ですが、「暴落だから分かること」ってあると思うんですよ。

みんなイライラしているじゃないですか。見たことないほど含み損を抱えて、あるいは抱えそうになっていて、極限状態だと思うんです。

リラックスしていて、心に余裕がある時って、誰だって仮面を被れるわけです。余裕があるから。でも、極限状態になると、そうじゃなくなる。みんな本性が出ると思うんですよね。

含み損の急拡大あるある

株式投資をやっていると、いきなり悪いニュースが飛び込んできます。すると株価が下がる。

僕にも妻がいるんですが、悪いニュースは妻にも分かるわけですね。

嫌なニュースを伝えるのは辛いです。ストレスがかかります。ニュースの内容が大きければ大きいほどストレスは大きくなります。

そうなると、「損をしているけど隠したい」とか「都合の悪いことは言わないでおこう」とか考えてしまいます。

でも、隠し通せるわけがないから、いつかは言わなきゃいけない。妻は妻で悪いニュースがあるのはわかってるわけで、僕から報告が来るのを待っているわけです。

それでも言いにくいから、僕は僕で言うならいつが良いんだろうとか考えます。

今は機嫌が悪そうだから、ちょっと時間を置こうかな、とか考えちゃいます。投資先のことは信じてる。放っておけば大丈夫だとも思う。でも含み損は誰だって辛いし、だから伝えるのも躊躇ってしまう。

自分の心って、なんでこんなに弱いんだろうと思います。

多分、投資やっている人はみんな似たことで悩んでいると思います。パートナーが理解してくれていても、それを伝えるのは辛いですよね。でも伝えないのは一番不誠実だから、それはない。

やばい会社の見分け方

個人レベルでもプレッシャーですから、上場企業の経営者にかかるプレッシャーはとんでもない重圧です。

だから、暴落は「投資先企業の本性を知る」良いチャンスと捉える事もできます。

今頃「トランプ関税」でてんやわんやになっている会社も多いかと思います。

投資家=仲間と思っているなら、せめて誠実に振る舞おうと思うはずです。

しかし投資家=金づると思っているなら、こういうときにポロッと本音がでたりするんだと思います。あるいは、悪い話を全部隠したり、ホラを吹いたりするんでしょう。

某テレビ局の記者会見がそうでしたが、同社が起こした不祥事が業績に与えるインパクトを誰も知りませんでした。

つまり、彼らは株主のことなどどうでもよく、自分の利益のことしか考えていなかったと言うことですね。

ピンチはチャンス

逆に、こういう時に「ガシッ」と投資家の心を掴む会社もありますね。

我が家の投資先も「素晴らしい会社」「素晴らしい経営陣」と思えるところばかりです。なので、心配はしていませんが、多少の逆風は免れないでしょう。

こういう時に発表されるIRや株主総会の態度で「本当に信頼できる会社かどうか」が見えてくると思うんですよね。1つ1つ、丁寧に確認していきたいところです。

人間関係もそうですが、「楽しい時を共にできる」関係って、関係としては浅いと思うんですよ。逆に、「苦しい時を共に乗り越える」関係の方が、よっぽど深いと思うんですよね。

投資先するなら前者よりも後者を優先したいし、こう言う時にしっかり対応してくれる頼れる会社を選別したいですね。

自分がしんどい時は僕ら投資家みんなしんどいときだと思います。僕自身も、辛い時に、みんなと寄り添える存在でありたい、と思います。

追伸

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