【速報】防衛株が急落⚠️/サンリオとディーエヌエーも急落/危ない株の見分け方/日経平均の想定レンジ/いまの注目株

投資報告
この記事を書いた人

個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

中原 良太をフォローする

防衛株が急落⚠️

三菱重工業(7011)や川崎重工業(7012)、IHI(7013)の株価が急落していました。

なんかあったんか?と調べてみましたが、とくに目新しいニュースは見つかりませんでした。先週まで急騰していたので、利益確定の売りが膨らんだのだと思います。

よく当ブログでは「半導体は産業のコメだ!日本株に先行しやすい傾向があるから、半導体株が売られたら気をつけろ!」とお話しししております。

これは割と最近の話でして、半導体の前には鉄鋼が「産業のコメ」と呼ばれておりました。

鉄鋼は造船などで大量に使います。だから、防衛関連株が上がる前には鉄鋼株が上がると考えられます。

防衛株に先行している日本製鉄(5401)のチャートは上昇トレンドを維持しています。

鉄鋼株は防衛株の先行指標ですから、防衛株を買うタイミングを考えたいなら、とりあえず日本製鉄(5401)のチャートを見ておくのが良いかと👀

日本製鉄のチャートを見てみると、3300〜3400円の間に厚めの価格帯別出来高がありますね。

3300円を割れるとすこし需給が悪化しそうですが、本丸である3000〜3200円を下に抜けない限りは大丈夫な気がしています。

いまのところ日本製鉄は強いですし、バリュエーション的な心配さえクリアできるなら、防衛株はホールドでOKなんじゃないかなーと思います。

三菱重工業(7011)だけはPERが高いので「割高なんじゃないかなあ」と心配ですが、川崎重工業とIHIはPERが低く狙い目かもなあと感じます。

川崎重工業とIHIのチャートを見てみると、受給的には「絶好調!」という感じですね。

川崎重工業は7000円以上は価格帯別出来高の「空白地帯」なので、下がるときもストンと落ちそうですが、上がるのも早そう。

IHIは10000円以上はスカスカですが、十分に値固めが済んでいるような気もしますね。ファンダメンタルズ無視で、チャートだけで選ぶんだったらIHIが好みかなあ👀

サンリオとディーエヌエーも急落

防衛株とは別に、サンリオ(8136)とディーエヌエー(2432)の株価も急落していました。

これもまた何かあったんかいな?と思って調べたのですが、あまり理由は見当たりませんでした。

3/10は、これまで上がってきた大型株が利益確定売りされてたんだと思います。

上記はサンリオ(8136)のチャートです。

パッと見た感じ、上昇トレンドが崩れたようには見えません。

「押し目買いのチャンス」と捉えることもできるし、一方で6800〜7200円でけっこうな買ったようなので、含み損で需給が重くなるかもですね。

需給の重さを嫌うなら「7200円を高値ブレイクしたら買う」みたいな作戦もありかなーと思います。

需給が急激に悪化している感じもしないので、バリュエーションさえ問題なければ、そんなに怖がる必要はない気がします。(個人的にはちょっと割高な気がしています汗)

5000円を割れたら需給が一気に悪くなりそうなので、このあたりが損切りメドかなあと見ています👀

ディーエヌエー(2432)も同じ感じですね。

3500〜4000円で買った人の含み損が気になります。

ファンダメンタルズ無視で考えるなら、3000円くらいまで下がって窓埋めしたところで押し目買いする、という手が1つ思いつきます。

需給が改善したタイミングを狙うなら、4000円の高値をブレイクしたところでエントリーするのも良いかもしれませんね。

一方、2750円を割れたら需給が一気に悪くなりそうなので、このあたりが損切りメドかなあと見ています👀

危ない株の見分け方

先日、Xで「経営者がホームページで腕を組んでいる会社の株は下がりやすい」という都市伝説を見かけました。

たしかに腕を組んでいたら偉そうに見えるし、印象が悪そうですよね。「偉そうに見せたいんかなー」とか思うと、地雷臭がします。

ちょうど我が家でも「腕組み経営者」の株を持っていて、ちょっと心配になりました。

経営者の腕組みなんかよりファンダメンタルズのほうが大事なのはわかっているのですが、「めぐりめぐって傲慢な経営者のせいで業績が悪化するかも」とか不安になっちゃいます。

すごく気になったので、ためしにchatGPTに調べてもらいました。調べた結果を引用します:

腕組みポーズの社長がいる企業は平均すると若干低い超過リターンとなりましたが、その差は統計的に有意ではなく、「腕組み写真だから株価が下がる」という法則を裏付ける明確な証拠は得られませんでした。

したがって、この俗説はデータ上は偶然の範囲に留まる可能性が高いと言えます​。

もちろん、企業トップの写真が与える第一印象も無視はできません。腕組みが与える威圧的なイメージ​を避け、より信頼感や余裕を示す写真演出を心掛けることは企業広報上望ましいでしょう。

しかし、投資判断においては企業のファンダメンタルズ(収益力や成長性など)に基づくべきであり、社長の写真のポーズといった表面的な要素に過度にとらわれるべきではないでしょう。

今回の分析結果も、腕組みの有無による株価リターンの違いは統計的に有意ではなく、少なくとも過去5年の実績を見る限り 「腕組みの法則」に投資判断上の実効性は見られない ことを示しています。

「明らかにヤバい」とは言えないけれど、「ヤバい可能性はありそうだよねー」という感じですかね。

まあ、本当にヤバい経営陣なら企業業績にも現れるはずです。ROEが低いくせに経営陣が偉そうにしてたりとかしたら明らかに地雷ですから、絶対に買わないようにしよう…。

日経平均の想定レンジ

ここ10年の経験上では、日経平均は予想PERが13〜17倍のレンジで推移しています。

グラフにすると、こんな感じです:

想定レンジは時間と共に少しずつ上がっていて、3月時点で32500〜42500円です。

3/10時点の日経平均株価は37028円で、想定レンジから見てもやや安めですね。

SOXが下がっていて、円高も進行していて、これらは短期的には売り信号です。「4500円くらい下がる余地がある」と思います。

一方、中長期的に見れば「安く買うチャンスだ」と捉えることもできるかと思います。

いまの注目株

個人的には触るつもりがないのですが、業績が好調で、割安で、チャートが良さそうな銘柄を見つけたので紹介します。

今日、取り上げるのはステップ(9795)です。

神奈川県西部を地盤とした学習塾ですね。

学習塾って結構、右肩上がりに伸びているところが多いんですよね。同社もその一角で、1/30に発表した第一四半期決算も好調でした。

そもそも筆者は日本の詰め込み型教育に疑問を感じているので、「学習塾の付加価値ってなんやねん!」とツッコミを入れたくなる気持ちがすこしあります。

一方、筆者は中学・高校で学習塾には大いに世話になったし、両親のスネをかじって「学力をカネで買わせてもらった」人種なので、まあ、たしかに付加価値はあるよなあとも思います。

予想PERは14.3倍、予想ROEも9.5%と平均的ですが、足元の業績の進捗が良いので、上振れそうだと思っています。

上方修正が期待できる、株価水準が安い、チャートが良い感じ、という3点からみて、短期的には指数を上回れそうだなーと感じました。

2200円以上の出来高がスカスカだし、足元の地合いも微妙なので、すこし押したところで買うのが良さそうだなーと思って眺めております👀

追伸

メルマガ登録よろしくね。 これからも有益な情報をお届けします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました